129.物語のテンポやゴージャスな小道具・役者・音楽が、とてもうまく話を盛り上げている。ありがちなシンデレラ・ストーリーなのに、飽きさせない。娼婦に転落したヴィヴィアンは、それでもドラッグに手を出さずに踏みこたえていたわけだが、そうした彼女の意志の強さが、物語の中でも随所に描かれていく。お金の力で女が生まれ変わる部分は、ゴージャスさを楽しみ、かつ自分もレディになるために学ぼう!と思えばイイのではないかと思う。化粧や衣装や歩き方によって、こんなにも素敵な女性になれるんだよ、というメッセージは素直に受け取りたい。エドワードのキャラクターは、ギアが必要以上に不器用なぎこちない男に仕上げているのだが、エグゼクティブな雰囲気はなかなか似合っている。支配人がまた、すごくいい。彼女の人間的に強い部分や向上心に、敬意を払うのは、とても共感できたし、そのあたたかい眼差しに映画を観ている私たちも嬉しくなってしまう。そして、対比的に描かれる顧問弁護士などの描写で、ヴィヴィアンのマナーの悪さとは別に、人間的に卑しいふるまいというものがることを、上手く描いている。また、よく比較される「マイ・フェア・レディ」では、教授と花売り娘には歴然とした身分差があったが、こちらの舞台アメリカでは、二人の差は、単なる財産の多寡とも言える。夢物語にしても、オードリーが美しいからって、花売り娘をハンガリー王室の一員と思わせるなどという荒唐無稽な話より、夢見せる力があるストーリーだ。また、娼婦は娼婦という意見が多いので驚くが、それだったら「ティファニーで朝食を」でのオードリー演じるホリーも娼婦だし、彼女は作品の中で無邪気に万引もやってくれている。心のもろいホリーと比較して、ヴィヴィアンのほうが芯が強いし、向上心がある。ただ、「マイ・フェア・レディ」のラストでも思ったことだが、生まれ変われた彼女には、是非、男に惑わされず地道に学び、職について生活を築いて欲しい。 |
128.面白い作品だけど、1回も観れば充分ってかんじ。 |
《改行表示》 127.女は、お金持ちの男性と出会って…というシンデレラストーリーに憧れているわけじゃない。 お金じゃなくてこの映画の素敵な雰囲気に憧れるんだと思う(多分)。 ジュリア・ロバーツがどんどん良い女になっていく姿とか見てて爽快だし、 外見だけじゃなくて内面も磨かれていったところが良かった。 音楽に騙されてる気もしなくはないけど、リチャード・ギアがかっこよかったからいいや。 【ヒョー$】さん 8点(2003-12-23 20:28:23) |
126.飛行機の中で字幕なしで見ました。細かい点はよくわからなかったからかな、私はギア、ロバーツ、2人とも苦手なんですが、画面から漂う雰囲気には好感を持ちました。その後、TVで部分的に見直しただけなんで、もし細部まで全部セリフを知って見た場合、感想がかわってしまうかもしれない。プロットがプロットであるだけに(基本的に売買春を肯定する気はもちろんないんで)そこは微妙なんですが、但しこのヒットはものすごく納得ものでした。どなたかがどこかのレビューで書いておられたけど、「徹底してるかどうか」は私の中でも、大きな採点基準。「描きたい世界」にブレがないかどうかということは、とても大事なことだと思います。その意味であまりケチをつけにくい映画だと思っていたんですけど、まあやはり映画の好き嫌いは人それぞれですねえ。(といっても、これはほっといても多くの人が見る作品でしょ、と思うから、7点以上をつける気にはならないですが。) 【おばちゃん】さん 6点(2003-12-17 08:31:32) |
125.当時のアメリカがバブルではないとしても、バブリーな匂いがして好きになれません。例えば、戦争の格好良い面だけを描いた作品に嫌悪感を抱くのと一緒で、この映画を観ていると「想像力の欠如は恐ろしい」と痛感してしまいます。街娼って一体どんなサービスをする仕事なのでしょう。そのあたりを掘り下げていないので、主人公のキャラクターがフワフワした希薄な印象に感じられました。リチャード・ギアもフワフワお金を稼いでいるようですし。まー、あくまでも個人的な嫌悪感ですけどね。 |
124.なんでヒットしたのかさっぱり分からん。お金持ちが娼婦に物を買ってあげる作品。 【guijiu】さん 4点(2003-12-14 12:25:34) |
123.見ていてほんと嬉しくて楽しくなる、気づくと笑顔で見てた。ジュリアがあの時もう少しキャリアがあれば、オスカーは取ってたはずだ。 【ぷりとさね】さん 9点(2003-12-12 22:50:10) |
122.当時は楽しんで見た記憶がありますが、改めて見ると可も無く不も無くという感じです。でも音楽は映画の雰囲気に合っていると思う! 【もちもちば】さん 5点(2003-12-10 02:41:57) |
121.な~んだ、これ「マイフェアレディ」じゃないの。まずまずの佳作コメディでしょう。 【ひろみつ】さん 7点(2003-12-07 22:35:52) |
120.絶賛している人は多いけれど、私はそんなに面白いと思わなかった。見た歳がすごく若かったから、もう少し大人になったら見ようかな。 【アンナ】さん 5点(2003-12-07 13:24:58) |
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119.夢物語ですね。 んなことあるわきゃーねーと何度つっこみを入れたことやら。でもたまに「私にもこんなことがないかなぁ~」って思ってしまう。 【あずき】さん 5点(2003-12-07 12:49:52) |
118.この映画を見て、「イチゴ」と「シャンペン」の組み合わせを試した人も多いはず。でもやっぱり日本人ならイチゴには「大福」でしょうよ。是非ジュリア・ロバーツにも一度「イチゴ大福」を食べさせたい(無理矢理あのでかい口に押し込んででも・・)。 【STYX21】さん 7点(2003-12-06 00:57:08) (笑:1票) |
117.ジュリア・ロバーツの印象のみが鮮烈に残る作品だが、時代に逆行した徹底的な男尊女卑映画として70年代だったらボコボコにされたんじゃないかと思える前時代的なストーリー。バブル時代を象徴するような映画なんだけど、わざわざ選んで見るほどの映画ではない。こういう時代もあったのね的作品の代表とは言えるかも。 【anemone】さん 4点(2003-11-29 14:20:44) |
116.質素で心美しい女の子のシンデレラストーリーはありがちだけど、ただお金のない娼婦が歩むシンデレラストーリーって新しいかも。素敵だとか全然思わないけど(男だからか?)、素直に面白い話だった。 【智】さん 8点(2003-11-28 23:32:04) |
115.映画自体には大した感想は持たなかったけど、この映画が残したエッセンスは後々数多く引用されていることからも価値が大きかったと思う。ジュリア・ロバーツはまさにこの映画の役のように、今作でシンデレラストーリーを歩み始めた。 【鉄腕麗人】さん 5点(2003-11-25 17:20:47) |
114.この頃のジュリア・ロバーツが一番好き。ほんっとにかわいい。女はかわいければイイ,と思ってしまうほど最高にかわいい!(実際そう思ってる節あり)。相手がリチャード・ギアってのがシャレにならないけど,まぁ楽しめる話だと思う。親友は「プリティ・ウーマンごっこ」を焼き鳥屋でしたらしい。彼女に「何でも好きなものを」と。ホント,いいヤツ! 【ロウル】さん 7点(2003-11-23 17:37:42) (笑:1票) |
113.最低なラブストーリーに感じるんだけど、ジュリアロバーツと少女の夢のおかげで良質な映画に仕上がったと思う。 |
《改行表示》 112.大好きな映画です。実社会では水商売の女性が嫌いな私ですが、この映画は大好きです。でも娼婦の役をロバーツがやったからお洒落な映画になったのでしょうね。彼女って本当に魅力のある個性的な女優さんですよね。大好きです。ブティックでの買い物シーンは爽快です。 【エルビス】さん 9点(2003-11-21 01:42:32) |
111.大ヒットしたのが良くわかる夢のあるお洒落な映画である。世の男性を勇気付けたのが「101回目のプロポーズ」だとするなら、世の女性を勇気付けたのが、本作であろう。恋愛モノの中では秀作のランクに入ると思う。一見の価値あり! 【たにっち】さん 7点(2003-11-17 14:24:30) |
110.ラブストーリーは苦手ですが、これは割と面白かったです。確かにお金は沢山あった方がいろいろと楽しみは広がるでしょうね~。主題歌は大好きですね。 【きすけ】さん 6点(2003-11-16 08:52:34) |