映画『ソナチネ(1993)』の口コミ・レビュー

ソナチネ(1993)

[ソナチネ]
Sonatine
1993年上映時間:93分
平均点:7.05 / 10(Review 153人) (点数分布表示)
公開開始日(1993-06-05)
アクションドラマ犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-12-06)【イニシャルK】さん
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監督北野武
助監督清水浩
キャストビートたけし(男優)村川
大杉漣(男優)片桐
勝村政信(男優)良二
寺島進(男優)ケン
南方英二(男優)殺し屋
森下能幸(男優)助っ人
津田寛治(男優)喫茶店のウエイター
木下ほうか(男優)北島組組員
渡辺哲(男優)上地
矢島健一(男優)高橋
藤浪晴康(男優)麻雀屋の男
日野陽仁(男優)
脚本北野武
音楽久石譲(音楽監督)
撮影柳島克己
山本英夫〔撮影〕(撮影助手)
製作奥山和由
バンダイビジュアル
企画オフィス北野(企画協力)
プロデューサー鍋島壽夫
森昌行
吉田多喜男
配給松竹
特殊メイク原口智生
織田尚
特撮納富貴久男(ガン・エフェクト)
BIG SHOT(ガン・エフェクト)
小林正巳(操演)
美術都築雄二(美術助手)
柴田博英(装飾)
ヘアメイク豊川京子
編集北野武
太田義則(編集助手)
録音堀内戦治
白取貢(録音助手)
照明高屋齋
尾下栄治(照明助手)
松隈信一(照明助手)
中須岳士(応援)
その他吉川威史(キャスティング)
IMAGICA(協力)
あらすじ
暴力団幹部の村川(ビートたけし)は、同幹部内でのシマ争いの画策にハメられ、兄弟分である沖縄の中川組の抗争収拾に飛ばされることになる。ヤクザ稼業に嫌気が差していた村川は、現地で無軌道に時間を過ごしながらも、人生の終息を感じ取っていた。
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💬口コミ一覧(9点検索) [全部]

25.静と動、テンションとリラックスをわかり易く描いた作品。うまく拮抗していて、見た後に投薬されたように気がほぐれる。「HANA-BI」と双璧です。「BROTHER」のあと北野バイオレンスはもういいかなと思っていましたけど、また作っていただきたくなってきた。
チューンさん [映画館(字幕)] 9点(2002-11-13 10:29:10)
24.僕もこれが北野映画でベストだとおもいます。傑作ですね。すごく画が綺麗です、なんとも爽やかだけど心なしか寂しげでゆらゆらと不安が漂う感じを受けました。暴力シーンも見事に綺麗であっけなく死ぬ人々が虚無感をつつきます。何度も見ましたが唸らされます。
しゃぶさん 9点(2002-11-13 23:41:04)
23.南国のぎらぎらした原色と、まるで生き物すべてが死に絶えたかのような静けさをたたえる紺碧の海と空。そして、狂気と暴力と鮮血。この凄絶なコントラストに圧倒されました・・・なんという美しさ。
ネジマキさん 9点(2002-12-22 00:04:53)
22.今になって初めてこの作品を観ましたが、こんなに透明感があって美しいバイオレンス作品を私は他に知りません。なぜこのような作品がマイナーなのかと思いました。
みつをさん 9点(2002-12-25 13:04:50)
21.不思議な空気が漂う映画。沖縄の海とヤクザ、このミスマッチもいい。この映画は、世界中で日本人が一番観ていないとか・・・残念です。
クロマスさん 9点(2003-01-26 15:01:28)
20.個人的、北野映画の最高傑作と思います。もう本作の雰囲気が大好きとしかいいようがないです。公開時、興行的には制作費の10分の1ぐらいしか回収できなかったらしいです。でもお客が入らなかったのもこの内容じゃあよく分かるような・・
まりんさん 9点(2003-02-19 19:39:12)
19.ラスト、マシンガンの発砲による光が、黒塗りの車の屋根に反射してるシーン、最高です。
LEDさん 9点(2003-05-15 22:21:21)
👍 2
18.初めてみたたけし作品。音楽と映像がマッチしていた。なんだか切なくなった。たけし作品の中で一番好き。
うさぽん☆さん 9点(2003-05-28 00:17:25)
👍 1
17.北野武監督作の中で秀逸の作品!!淡々としたストーリー、緊張と緩和のバランスの絶妙さ!撃たれて死ぬ人時も大袈裟な倒れ方はせずに、無機質な物体となってドサッと崩れる…。余計な説明台詞は一切無く、贅肉を削ぎ落とされた脚本。なんといってもたけしのあの「テレ笑い口調」がいい!出来れば変に芸術路線に走らず、このテンションで作品を産み続けて欲しいものです…浜辺での花火合戦での「..誰か拳銃撃ってないか?」には爆笑しました。
ひろすぃさん 9点(2003-06-21 23:50:06)
16.男の友情っていうものに弱くてついつい9点です。途中真っ暗なとこから車が出てくるところが火曜サスペンスみたいだったのと、音楽が時代が過ぎてださく聞こえたのがちょっとと思いました。武の映画の極端な暴力性とほのぼのとした心の通い合いは正反対にみえて、実際は人間の原点のように感じます。
ぼーさん 9点(2003-06-29 00:05:12)
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15.ネタバレ 北野映画をこれで好きになりました。
音楽を実に上手く取りこんでいると思います。
また沖縄が舞台というのが映画を引き立ててる要素の一つで癒しの土地での殺人劇。このアンバランスさが絶妙。
ただ北野映画は好き嫌いがかなりはっきり出るだろうな。
DiscAさん 9点(2003-10-16 15:59:45)
14.北野映画で最も北野映画らしい映画。緊張と緩和、生と死、陰と陽、光と影、これら対を成すものがうまく描かれている。光の消えた部屋でマシンガンを連射、HANABIのように浮かび上がる一室の中ではじける命、このシーンは名シーンだと思います。ただストーリーの本筋が正直つまらない。
亜流派 十五郎さん 9点(2003-11-08 13:57:08)
13.ネタバレ 砂浜でハイビスカスが宙に舞い散ります。そして次のカットで寺島進が殺されます。この寺島進の着ているアロハシャツがハイビスカスなんですね。そんな何気ない映像が北野映画の魅力です。本当に何気無い物語ですが、無意味のカットは一切なし。北野武が言わんとする事が強く胸に突き刺さる。
AMX004さん 9点(2003-11-28 21:22:26)
12.ネタバレ  これを観て、監督のバイク事故は、少なからず自殺を意識していたのではないか、と思ってしまった。疲れて、淋しくて、それでも弱音を吐く事の出来ない弱い男が、沖縄で幼稚な楽しい時を過ごす。「あんまり死ぬのが怖くなるとな、死にたくなっちゃうんだよ」と言う台詞に監督の気持ちが集約されている。死ぬのが怖いと思える幸福な気持ちのまま死にたい、と。女を残して自殺、なんて男の一方的なエゴであるが、エゴのない愛など薄っぺらなものだろう。心の中の深い部分でぐるぐると渦巻く心理的葛藤を、美しい画で描き出した名作。
アイカワさん 9点(2003-12-31 10:35:55)
11.何かものすごく特別なことが起こっているわけではないのに、観客を惹きつけ続ける要素が全編にまんべんなくちりばめられていて面白かった。あと、北野監督の「バカへの愛」の描写が楽しい。ヤクザって言ったって、移動するにはみんなでマイクロバスのって、アイス食べたり、ラムネ飲んだり、しょうもない会話をしたりする。
クリロさん 9点(2004-01-13 23:19:48)
10.ネタバレ 「村川さん!やめてくださいよ!」に尽きる!(爆笑)
和魂洋才さん 9点(2004-01-26 12:43:49)
9.自分の好きな世界を、好きなように撮っていいといわれれば、宮崎は「紅の豚」を、たけしは、「ソナチネ」を撮る、、、そんな印象でした。二人の違いがくっきり浮かびますね。、、、、、個人的なことですが、私も7,8年前までは、花火の撃ち合いや、落とし穴や、紙相撲やら、キャンプに出かけては、やったものです。、、、、、ただ、違っていたのは、私たちが拳銃を持っていなかったこと、そして私たちが一番好きだった焚き火がこの映画ではでてこないこと、、、、、、そして一番の違いは、この映画での遊びが、いつ襲ってくるかも分からない死とのコントラスト、緊張感を常に意識させる形で行われていることです。(私たちも、川でおぼれそうな奴がでたり、帰り道に車を大破させたり、結構、死と隣り合わせでしたが、あんまり意識していなかったような、、、)、、、、、ところで、私がこの映画で一番気に入っているのは、人と人との家族的で私的な親密さが一切排除されていることです。例えばブッシュが選挙演説で「ローラには一目惚れだったんだ、えへへ」というように、家族的で、ねっとりした親密さがあらゆる社会関係を制圧しつつある昨今、この映画は、そうした親密なとは異なる原理を鮮やかに提示しているように思えるからです。その際、そうした親密さはアメリカ文化の一つの重要な特徴だと考えられます。、、、、だから、この映画は根底的原理において、反ハリウッドの映画だと私は理解しています。最後のシーンなど、ラストサムライの最後と較べてみるとはっきりしていますよね。、、、、、そうした観点からいうとこの映画の「幸」という存在は、それが存在することでコントラストが鮮明になる一方で、映画の中に家族的親密さを持ち込む危険を孕んでいます。、、、、、その後のたけし映画は、家族的親密さに対するドンキホーテ的挑戦の過程だったなんて解釈も成り立つかもしれません。
王の七つの森さん 9点(2004-11-16 10:07:02)
8.ネタバレ 「凶暴な男、ここに眠る」というコピーどおり、初期北野映画の集大成的な作品。「あんまり死ぬのを怖がってると、死にたくなるんだよ」って台詞は、ラストへの伏線だったんですね。でも、いかにもな感じだった『HANA-BI』よりはインパクト絶大の終わり方でした。
とかげ12号さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-10-26 20:47:51)
7. 小学生だった頃、怖かった。ちっとも暑そうに見えない夏。入ることを拒むような海。のっぺりとした青空。平坦な風景。生気の感じられない登場人物。マイナーコードの旋律。作品自体が墓標であるかのように思えて怖かった。
 十年以上経った今、むしろ落ち着いて鑑賞することができるのは、たぶん様々なことを諦め、自らの墓標の形もおおよそ分かってきたからであって、それはたぶん悲しいことなのだろう。
小塚さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-29 00:00:58)
6.ネタバレ 私もこの映画が北野映画の中で一番の傑作だと思う。映像として、演技として、そして、あけっぴろげなまでの空虚さにおいて。ピストルが響くたびにドキっとしてしまうのだけど、そのあとにとにかく哀しくなる。とにかく圧倒された。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-06-05 22:59:49)
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【点数情報】

Review人数 153人
平均点数 7.05点
000.00%
121.31%
242.61%
321.31%
4159.80%
5159.80%
61711.11%
72214.38%
83220.92%
92516.34%
101912.42%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review8人
2 ストーリー評価 6.00点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.57点 Review14人
4 音楽評価 6.69点 Review13人
5 感泣評価 3.25点 Review4人

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