映画『サクリファイス』の口コミ・レビュー
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サクリファイスの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
サクリファイス
[サクリファイス]
The Sacrifice
(Offret)
1986年
【
スウェーデン
・
仏
】
上映時間:149分
平均点:7.29 /
10
点
(Review 31人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
ファンタジー
)
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】さん
タイトル情報更新(2024-09-17)【
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監督
アンドレイ・タルコフスキー
キャスト
エルランド・ヨセフソン
(男優)
アレクサンデル
スーザン・フリートウッド
(女優)
アデライデ(アレクサンデルの妻)
アラン・エドワール
(男優)
オットー(アレクサンデルの友人・郵便配達夫)
グドルン・ギスラドッティル
(女優)
マリア(召使い)
トミー・チェルクヴィスト
(男優)
”子供”
フィリッパ・フランセン
(女優)
マルタ(アレクサンデルの娘)
スヴェン・ヴォルテル
(男優)
ヴィクトル(アレクサンデルの娘婿・医師)
ヴァレリー・メレッス
(女優)
ジュリア(小間使い)
脚本
アンドレイ・タルコフスキー
撮影
スヴェン・ニクヴィスト
配給
フランス映画社
美術
アンナ・アスプ
(プロダクション・デザイン)
編集
アンドレイ・タルコフスキー
字幕翻訳
清水俊二
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3.この作品のオチは要するに、「親は無くとも子は育つ」ってヤツですね。口を聞くことができなかった子供が、植えたばかりの木の下で、新しい世界の始まりを宣言する。そしてダメ押しのように、タルコフスキー監督から息子への献呈とメッセージが。「自分の人生は失敗だったと思わないか」「以前はそう思ったが、子供が生まれてからはそう思わなくなった」。自分の人生が自分だけの人生でなくなり、「子育て」という形で、他の人生のために費やされる。自分に子供が出来た時から始まる、自己犠牲。しかしそれは本当の意味の「犠牲」なのか? 一種の自己満足に過ぎないのではないのか? 口のきけない子供、声なき子供、その一方で、大人たちが始めてしまった戦争の影が、いつ明けるとも知れぬ夜の闇とともに、映画の中盤を覆い尽くす。挿入される戦争のイメージ、恐怖のイメージ。そして、その家に集まる大人たちの間にも渦巻くのもまた、結局のところは大人のエゴではなかったか。取り返しのつかない戦争。過去を取り戻すためならすべてを捨ててもよいという言葉、それは結局のところ、単なるノスタルジーであり、自分自身のための祈りではなかったか。そしてマリアの元へ向う主人公が求めていたものもまた、自分自身への慰めではなかったか。やがて明るい朝が来て、主人公の行った行為。それこそが、過去としての自己の否定と、次世代への無限の信頼、すなわち真の自己犠牲であったと思うワケです。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
9点
(2012-01-29 08:32:17)
🔄 処理中...
2.タルコフスキーの映画は過去、現在、未来という三つの次元のうち、とりわけ過去の次元の表現に焦点が置かれているのはいうまでもないが、「サクリファイス」においては、未来の次元を強く志向しているといえる。この映画において「水」という視覚的主題はついに未来の次元に流れ込み、タルコフスキーの時間の映画は完成されるのだ。郷愁の象徴としてや、時のリズムを表すために用いられてきた「水」は、「サクリファイス」では、水溜まりのシーンや家の前の湿地のシーンなどで、死を表す視覚的主題として使われているところが他のタルコフスキー映画と一線を画していると思われる。しかし、驚くべきことに、最後の海のシーンで奇跡が起きる。オープンニングでは死の水であった海が青さを放ち、波が振動し、時のリズムが奏でられるのだ。ここで観る物は確かな未来を感じずにはいられないのである。また、「サクリファイス」における空中浮揚はまさに圧巻である。世界の破滅からの救済という主題が最高の形で視覚的に表現されているのではないか。まさに恐怖からの解放である。アンドレイ・タルコフスキーの放つ映像芸術、もっと見たかった。この映画で最後とはなんとも残念である。
【
たましろ
】
さん
9点
(2004-02-02 22:23:57)
👍 1
🔄 処理中...
1.わたしの記憶違いでなければ、この作品でタルコフスキーは故国ロシアとのへその緒を断ち切ったような気がします。魔女と噂される女性にかすかにロシア的な香りを認めることができましょうが。自分の残り少ない余命を自覚してか、終末という大テーマに取り組んだ勇気には感銘を受けました。また、一歩誤れば通俗的なイデオロギーに陥りかねない核戦争や禅味を、なんとか緊張感を失わないで描ききったところなどは、さすがといわざるを得ません。加えて個人的な印象にすぎないのですが、その言葉を知らない人においてさえただ響きだけでもって魅惑するロシア語ではなく、こもったような、正直言ってあまり美しくないスウェーデン語(?)に徹したことも今となっては心惹かれるところです。タルコフスキーが英語の作品を残さなかったことはよかった。
【
バッテリ
】
さん
9点
(2004-01-17 23:00:15)
🔄 処理中...
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
31人
平均点数
7.29点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
1
3.23%
4
4
12.90%
5
2
6.45%
6
4
12.90%
7
4
12.90%
8
5
16.13%
9
5
16.13%
10
6
19.35%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
9.00点
Review1人
2
ストーリー評価
Review0人
3
鑑賞後の後味
9.00点
Review1人
4
音楽評価
9.00点
Review1人
5
感泣評価
Review0人
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