5.平和で家族が一緒に暮らせるってことに感謝しなければならないなぁって感じた。戦争によって家族離れ離れになる辛さ。母が子を思う気持ち。また子が母を思う気持ち。伝わった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-12-05 16:47:41)
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《改行表示》 4.ネタバレ 初見。アリョーシャの帰郷の道中譚。 純真で正義感が強く人情に厚いアリョーシャを始めとする善男善女ばかりで、血しぶきもなく鬼畜も居らず。 一見穏やかなれど、ラストシーンにおける国家によって息子を毟り取られるが如き母親の様相に、これ以上ない戦争の無情さ非情さを見せつけます。 「もう、離さない、私のアリョーシャ!」 永久の別れと分かっているだけに堪らない。胸を掻き毟られるものがありました。
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3.雪解け期の単なる国家賞賛映画ではない、新たな映画観に基づく傑作。みずみずしい美しさが何とも言えない。 【Balrog】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-04-10 21:04:42)
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2.ネタバレ 誰しもある淡い恋心、色々な愛情も戦争ですべて断ち切られてしまう。反戦映画として素晴らしい作品でした。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-11 20:13:46)
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1.ネタバレ 決して褪せることないであろう反戦映画、地味に秀作。 戦争がなければ真っ当に育めたであろう友情、夫婦愛、勇気、そして愛情を道中に描き、通して反戦を訴えていました。 アリョーシャがまた好い青年なんですよね。青年然としているというか。列車で偶然に出会うシューラとの淡い恋愛は、青春を感じると同時に切なかった。「待っていて」と言うアリョーシャの列車を、何度も振り返りながら駅を後にする、シューラの小さな背中が印象的。 同じく印象に残ったのは、母親がアリョーシャとの束の間の再会へと駆ける、広大な麦畑の場面。果てしなく広がる一面の麦畑、ロシアの大きな自然と母の愛を感じました。再び戦地へと帰る息子を見送る母親の背中と、延々と続くような道のラストシーンが胸に残りました。 【泳ぐたい焼き】さん [地上波(字幕)] 8点(2009-01-11 14:27:24)
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