5.ネタバレ 久々の鑑賞でしたが面白かったです。他の方の言われるように、海版「エイリアン」ですね。しかも「遊星からの物体X」「ゾンビ」のエッセンスも入っています。ストーリーがなかなか良く出来ており、「エイリアン」のように外部からのモンスターではなく、遺伝子変異によって人間そのものが変身していくというのが斬新でした。しかも知能を吸収していくというのもよく考えられていますね。キャストが自分好みで、ピーター・ウェラーのリーダーははまり役です。さらにリチャード・クレンナの信用できなさそうなオーラも良かったです。最後は「エイリアン」のアンドロイドのようなキャラになっていて、これもピッタリです。アマンダ・ペイズも綺麗でいいですね。「コールド・ルーム」という不思議な傑作に出ていて印象深い女優さんです。人物像の掘り下げが浅いのが気になりましたが、安っぽい恋愛要素は省いて展開の早いホラー・サスペンスに仕上げたのは正解です。残念なのは最後のサメが余計なのと、モンスターの全貌・やられ方がチープなところでしょうか。海上に出てからはモンスターは登場させず、海面ギリギリのところから船を見つめて静かに海の底に去っていって余韻を残して終了、が私の勝手なシナリオです(笑)。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 8点(2025-05-20 16:16:54)
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《改行表示》 4.ネタバレ ラストのもう一度ダメ押しで出てくるところまで含めて、このジャンルに求められる要素を 手堅く過不足なく詰め込んだ、全ての面で70点な感じのとても真面目な作りの映画だと思います。 あの「お約束」のために4800mの海底から海面まで途方も無い圧力差をものともせず顔を出した 本作のクリーチャーやザ・デプスの巨大シャコのサービス精神には本当に頭が下がります。 また、遺伝子実験の事故が生み出した人間を化物に変える薬物というアイデアは本作独自のものでしょう。 「エイリアン」も「遊星からの物体X」も、よく比較に挙がる「ザ・デプス」も異世界の怪物でした。 図らずも人間の遺伝子を人間自身の手で組み替えるという時代を先取りした話に触れているので その結果誕生したクリーチャーの生体や特性についての設定をあと少しブラッシュアップすれば ひょっとしたら大化けしたのではないかと思います。 【伊予柑】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-07-04 19:10:49)
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3.怪物より女社長。 【腸炎】さん 8点(2004-01-13 19:42:01)
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2.悪くは無いですよ。エイリアンっぽいストーリーだけど。 【サラエボの銃声】さん 8点(2002-12-29 17:46:35)
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1.同時期に公開された「ザ・デプス」と混乱してしまいます(ん?自分だけか?)が、個人的にはこっちの方が好きですね。ピーター・ウェラー目当てで観たんですが掘り出し物でした。深海と言う密室でソ連がらみは独特の脚本で好きなんですが、肝心の怪物はイマイチ。もしかしてこの映画で一番怖いのは女社長かもしれない・・・・・ 【イマジン】さん 8点(2001-11-30 21:35:55)
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