13.ネタバレ 7点にはしたけれど、ちょっとどうしても気になって納得できないことがあります。映画の始まりに「これは本当にあった物語である」と日本語字幕が出ます。けれど原文は「This story is inspired by actual events」です。英語は得意じゃないけれど、この日本語字幕は少々乱暴なのではと思い、見終わった後にDVDに収録された「プロダクションノート」というのを覗いてみると・・・・「プロデューサーがニューヨーク・タイムズの記事『英国でベルフラワーを育てる自由』を読み、イギリスで囚人達がガーデニングをしていることを知った。そして、脚本・監督のジョエル・ハーシュマンは、美しく繊細な一輪の花と、無骨な男という、対照的な二つのイメージをモチーフに、この笑いと感動に溢れた、救いと再生のヒューマン・ドラマを作り上げた」とありました。結局、ほとんど作り話なんじゃないですか??? 最後の最後に出る字幕とかホントなんですか??? もう、どこまで信じたらいいのか分かんないんですけど・・・もうさ『一杯のかけそば』的なことだけはしないでいただきたいです。うまく作った作り話で構わないのに、「実は実話じゃないんです」みたいなシャレにもならんことがあると後味悪くなっちゃいますけど。そこんとこハッキリしないから目をつぶって「最初から作り話」としての7点です。
10.ネタバレ 深夜に何気なく観たんですが、ついつい最後まで観ちゃいました(もう朝だよ)。主役の囚人コリンを演じたクライヴ・オーウェンの淡々とした演技がよかったなぁ。老囚人ファーガスがコリンを「Adversity is your ally(“逆境は友だち”って訳してました)」って慰める台詞もいいですね。U2やブルース・スプリングスティーンの曲も映像とマッチしてました。それからちょっと展開が早い気がしたのは、テレビなんで、カットされていたからなのかなぁ?