映画『仄暗い水の底から』の口コミ・レビュー(2ページ目)

仄暗い水の底から

[ホノグライミズノソコカラ]
Dark Water
2002年上映時間:101分
平均点:4.42 / 10(Review 149人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-01-19)
ホラーサスペンスミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-03-14)【イニシャルK】さん
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監督中田秀夫
助監督安達正軌
キャスト黒木瞳(女優)松原淑美
菅野莉央(女優)松原郁子
小日向文世(男優)浜田邦夫
水川あさみ(女優)浜田郁子
徳井優(男優)太田(不動産屋)
小木茂光(男優)岸田(弁護士)
谷津勲(男優)神谷(管理人)
しみず霧子(女優)調停員
野村信次(男優)調停員
浅野麻衣子(女優)保母
大塚ちひろ(女優)玲子
原知佐子(女優)佳代(淑美の叔母)
品川徹(男優)園長先生
諏訪太朗(男優)河野(人事部長)
原作鈴木光司「仄暗い水の底から」より「浮遊する水」(角川ホラー文庫刊)
脚本中村義洋
鈴木謙一
音楽川井憲次
作詞スガシカオ「青空」
作曲スガシカオ「青空」
主題歌スガシカオ「青空」
撮影林淳一郎
水口智之(撮影助手)
製作角川書店(「仄暗い水の底から」製作委員会)
日本テレビ(「仄暗い水の底から」製作委員会)
日活(「仄暗い水の底から」製作委員会)
奥田誠治(「仄暗い水の底から」製作委員会)
一瀬隆重(「仄暗い水の底から」製作委員会)
プロデューサー一瀬隆重
配給東宝
特殊メイク松井祐一
特撮岸浦秀一(特殊効果)
橋本満明(視覚効果)
美術中澤克巳
編集高橋信之〔編集〕
録音岩倉雅之
柿澤潔(整音)
柴崎憲治(サウンド・エフェクト)
北田雅也(サウンド・エフェクト・アシスタント)
照明豊見山明長
あらすじ
娘の親権をめぐって、離婚した夫と争っている淑美。娘とともに新居に引っ越すが、そこではなぜか不気味な出来事が続き・・・。
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

4.ネタバレ コンクリート感がいいですねぇ。
集合住宅の質感と仄暗い水の印象が素晴らしい。
離婚調停中ということで、やや弱り気味の黒木さんでしたが美しさはさすが!
ホラー要素は派手さこそ無いもののジワジワくる感じが良かったです。
結局は母親が犠牲になって娘を守る(守り続ける?)オチのようですが、ちょっと、ねぇ。
オバケちゃんには怖がらせられて、顛末を知るにつけ同情もしたのに、成仏しねぇのかよ!と。
いくら子供のオバケちゃんとは言えあまりに節操ないんじゃない?
畏怖の念を抱かせるような、内面からジワジワくる怖さは良いけど、首根っこ掴んで水まみれに脅してくるオバケなんてキライです。
給水塔にプカプカ浮かんでるくらいのオチで良かったのでは?
雰囲気はとっても良いので最後の方で失速したかな。
ちなみにわたしはこのオチなら10年後シーンはあっても良かったかなとは思います。

ろにまささん [地上波(邦画)] 6点(2013-09-06 23:19:15)
3.ネタバレ 前半は悪霊に襲われる恐怖より、シングルマザーの子育ての大変さの方が胸に刺さってしまう映画であった。
これ、仮に悪霊がいなくても、ママはかなり大変だったよね。
出てくる人はなんだかクズみたいな奴ばっかりだし、悪霊よりも、出てくる人間の方に恐怖や不快感を覚えた。
天井の水漏れを隠して部屋を貸した不動産屋や、水漏れしてるというのに何の対応もしない管理人、人格に問題のありそうな幼稚園の職員、性格の悪そうな元旦那、どいつもこいつもひどい連中ばっかり。「霊なんかより本当に怖いのは人間だ!」とでもいうのか。人間のみなさんがもっとまともだったらあの親子もあんな目に合うこともなかったのに。マンションの廊下であれだけ大騒ぎしても他の住民が気持ち悪いほど誰も出てこないし。みんな冷たいなー。

さて、メインとなる悪霊のお話は、ありふれていて、あまりに目新しさがない。意外性は何もなく、何だ、まんまじゃないか、と。また、どうしてもツッコミたくなったのだが、子供が行方不明になったなら、マンションの貯水タンクなんて真っ先に捜索されそうなものだよね。
最後で首を絞める少女霊の姿はあまりに弱々しく、恐怖感ゼロ。ちょっと蹴飛ばしたら吹っ飛んでいきそうなんだが。恐怖感は全体として物足りなかった。

ただ、普通のホラーとは一風違って親子の愛情がテーマになってて、そのあたりが心に来るものがあってよかった。
クライマックスはドラマチックな展開になっているし、少々食傷気味なホラーお決まりの救いようのない、後味の悪いラストにもなっていない。悪霊すらも親に捨てられ母の愛情に飢えていて同情できる部分がある。
母が娘を守るため、廃墟となった団地のあの部屋で10年も悪霊と暮らし続け、そしてこれからもそうやって生きていくというのは、親の愛情の深さが心に刺さるし、同時に悲しくもあり、また、恐ろしくもある。いろんな感情がないまぜになる非常に心に残る結末だったと思う。

後は、黒木瞳の名演技が光った。大人になった郁子の俳優がブサイクすぎて泣けた(そこそこ名のある女優のようだが)。一緒にいた脇役の友達のほうが可愛いかった。
椎名みかんさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-02-25 16:22:30)
2.まじめなホラー映画って少ないよね。もっとどんどん作ってほしい。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-25 22:47:38)
1.ネタバレ 黒木瞳の演技がすごすぎて、こんなに上手いのかと見入ってしまった。ほとんど台詞が無い役なので、表情と体の動きだけで恐怖や不安や救いを表現しなければいけなくて本当に難しい役だったと思う。水に全てを込めた演出もすごいと思った。どんどん引き込まれていったが、10年後のラストシーンが拍子抜けだ。結局、屋上の水槽の中の遺体はどうなったのか、母はどうなったのか様々な疑問に答えることなく、「母はずっと私を守ってくれていた」の台詞だけではなんとも消化不良になってしまった。
ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-22 23:57:14)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 149人
平均点数 4.42点
010.67%
174.70%
21610.74%
32617.45%
42416.11%
53322.15%
62416.11%
7106.71%
874.70%
900.00%
1010.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.90点 Review10人
2 ストーリー評価 4.57点 Review14人
3 鑑賞後の後味 4.15点 Review13人
4 音楽評価 4.57点 Review7人
5 感泣評価 3.00点 Review9人

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