4.チャンネルを回していたら渡部篤朗と酒井美紀が出ていたので「おっ!拾い物かも」と意気込んで見たのだが......。設定が曖昧すぎるし、ハンセン病のことも中途半端。脚本の欠点について、これほどの豪華メンバーなら何とか言えたでしょうに。それが不思議。ただ、ミツが死んだ後、療養所の皆が「私が代わってあげたかった」という顔で送っいたのには、さすがにグッときた。自分の死を静かに待つしかない人生ほど苦しいものはないだろうに。ところで、この時、渡部篤朗はブレイク後? すごく若く見える。痛々しい表情がこれほど似合う役者も珍しい。 【showrio】さん 5点(2004-04-16 22:18:25)
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3.作品を観るのはこれが初めてだったんですけど、熊井啓という監督は、確か重厚な社会派ドラマを多く作っていた人なんですよね。それが・・・うーん、まず、時代設定がおかしくて(後になって1997年という設定がはっきりするけど、それまではずっと昭和中期の話だと思ってた。連れ込み宿とか救世軍とか出て来るし)ドラマに集中できませんでした。それに酒井美紀の演技(特にベッドシーン)は「?」だし。ハンセン病をテーマに据えるなら別に「私が・棄てた・女」を下敷きにしなくても良かったんじゃないでしょうか?気のせいかもしれないけど、かつて名監督といわれた人の最近の作品は、なんかずれてる感じがするんですよねえ。 【ぐるぐる】さん 5点(2003-12-17 22:21:33)
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2.なんか薄い。意外な展開でしたが・・・。渡部が病気のほうがよかったな。渡部の役にこそ一緒に全国をまわってあの老人達の静かな叫びを聞かせてやりたい。この内容ならハンセン病じゃないほうがいい。ただ、ハンセン病患者の回想はよかった。掘り下げてほしかった。 【蘭丸】さん 5点(2002-03-03 01:20:43)
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1.どうしてこんな映画に我が美紀ちゃんは出てしまうのか?TVドラマでもそうなんだけど、何故かこんな“させ子ちゃん”的役柄が多い気がしますが。その点が一番残念です。☆テーマは“ハンセン病”。今観ればタイムリーな気もします。しかしもっとハンセン病を掘り下げて作っても良かったんじゃないかとも思う。だって、主演の酒井美紀が“誤診だった”とか、最後の轢かれて終りってのもなあ。もうちょっと別の描き方もあったと思うけど。個人的には色々な面でかなり不満な作品でした。 【イマジン】さん 5点(2002-02-12 12:23:28)
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