187.「素直」に見ればいいのか、或いは「皮肉」として見ればいいのか、英国人リドリー・スコットの真意は如何に? 【STYX21】さん 3点(2003-11-26 21:29:49)
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186.戦争シーンに5点。なんつうか反戦ぽい作りでアメリカ人のための戦意高揚映画になってていやん。リドリー監督ならもっとドキュメンタリーっぽくやればやれたんだろうけど、ご時勢なんでしょうかねえ。 【拇指】さん 5点(2003-11-24 23:01:29)
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185.いやはや、なんとも凄まじく、まさに混戦を描いており、ストーリーもなにもぶっ飛んでしまってます。米国はソマリアのために介入しているに、そのソマリア人に、死亡した米兵士が晒しものにされるというあの有名なシーン。実際、国連軍はソマリアでいろいろしてしまったみたいで、極めて強い反感を買ったことは周知のこと。軍事介入がいかに難しいか強く伝わってきます。今般の自衛隊派遣についてはちゃんと議論が要りますね。 【ぴよっち】さん 8点(2003-11-24 21:52:29)
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184.レビューをいくつか読ませてもらったら、ソマリアの人をエイリアンに見立てたとか、アメリカ万歳映画と言う人がいたけど、映画って見る人によって感じかたが違うんだなーと思いました。・・・自分は『プライベートライアン』ですら物語性が強くて、後半はしっかりとした意味のある死を演出してたけど、この映画で意味のある死なんてなくて、これが戦争なんだ・・いや、本当はもっと悲惨なんだろう・・って思い、怖さと虚無感でいっぱいになった。ラストのジョッシュの語りは蛇足に感じたけど、自分に戦争そのものを感じさせ考えさせてくれた一本。 【ウメキチ】さん 10点(2003-11-21 13:32:57)
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183.とてもよい映画だったので、つい「楽しかった」と言ってしまったが、決して楽しい内容ではない。見終わった後のやるせない気持ちが、戦争をよりリアルに表現していた証拠だろう。アメリカの武力行使に関しては賛否両論だろうが、最前線の兵士たちは任務を忠実に遂行していく。私たちのような平和にどっぷりとつかっている人間の世論とは関係なく、まぎれもなく映画で描かれている戦場が現実に存在した。何の意味がそこにあったのか、戦争とは何なのかを問うという意味では、この映画の価値はあるのではないか。それほどリアルに戦場の悲惨さが表現されている。内容は?という意見もあったが映画に面白さやストーリーを単に求めてはこの映画は語れない。敢えて言うなら、人物を把握しずらいので次は吹き替え版で見てみようかと思う。とにかく良い作品。 【めんず】さん 8点(2003-11-17 21:06:36)
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182.ほぼすべてが戦闘シーンなので、好みが別れるとは思いますが私は結構面白い作りだなぁと思いました。 【ばん】さん 8点(2003-11-11 16:55:51)
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181.パールハーバーといい、この映画といい、アメリカのクレイジーぶりはほんと恐ろしいのひとことです。 ソマリア人がまるで殺しても殺しても沸いて来るゴキブリのように描かれていたのがすごかったね。ゴキブリはいくら殺してもべつにかまわないんだよね。ラストの感傷の浸り方などもう完全なギャグ。ブラックユーモアかと思っちゃいました。 まあ呆れました。 【ウェルテル】さん 1点(2003-11-11 11:38:39)
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180.のっけから息つく暇もない戦闘シーンが30分続く「プライベートライアン」と違って、始まりから約45分間、「静」のシーンが続きます。アメリカの特殊部隊がソマリアで特殊任務につく。すぐに終わるはずの作戦が・・ 45分過ぎからは息つく暇もないシーンの連続。ヘリコプター「ブラックホークダウン」が撃墜され(この時、灰色に変わった画面は衝撃でした。)、アメリカの兵士たちが、民兵に囲まれる・・ スローモーションやモノクロのシーンを混ぜて、淡々と「そこ」で起こった事を描いていく様はすごい・・ お涙頂戴のシーンはあまりなかったのですが、暴徒に囲まれる中、弾が尽きた兵士(?)が「妻と子供の写真」を握り締めるシーンにはちょっと涙目になりました。 【ムレネコ】さん 6点(2003-11-09 16:39:26)
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179.戦闘の描写が真に迫ってました。ただ、めまぐるしい展開で人物が特定できず、消化不良。ソマリア人の描写には閉口してしまいました。あれじゃ、射撃ゲームの雑魚キャラのようです。せめて台詞に字幕くらいはつけて欲しかった。 【犬】さん 6点(2003-11-09 01:03:03)
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178.ごちゃごちゃしすぎて誰が誰だかわかりませんでした 【かさぶた】さん 3点(2003-11-08 20:28:04)
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177.これはきっと『戦国自衛隊』のリメイクでしょう。え!違うの?まさか! 壮絶な戦闘シーンは確かに観モノです。が、正直、劇場の大スクリーンで観ても、まあこんなもんかなあ、との印象。戦闘シーンのスゴサを売りにしてただけに、もしやついに『プライベート・ライアン』を超える映像に出会えるのか、と期待が膨らみ過ぎたせいだとは思いますが。あと、当時現場が大混乱に陥っていたことはよく伝わってきますが、観てるこちらまで混乱しちゃったかな。それぞれのシーンが街のどの辺で、事態がどう推移していってるのか、ドキュメンタリータッチで全体をもう少し立体的に見せてくれたら、群集劇にさらに強烈なリアリティが加わったのではないかという気もします。とまあ、いくつか要望はあるのですが、これはこれでスゴみのある映画には違いありません。ただ、一番残念なのは、リドリー・スコットには陰や闇の描き方を期待してるのに、この映画ではイマイチな点(夜明けの薄明のシーンは、本当に夜明けに撮って欲しい)。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-01 02:12:27)
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176.戦争、というより殺戮が何たるかを教えられた気がする。市民に虐殺されたアメリカ兵も、機銃掃射で死んだソマリア兵も、等しく悲劇的だった。これからも戦争は起こり続るだろうし、人は人を殺し、人は人に殺される。それをただ傍観者としてしか見ずに悲しむしか術はないのだろうか。胸が締め付けられる思い・・・。せめてこれだけは忘れずに生きていきたい。 【ガーデンノーム】さん 7点(2003-10-31 01:07:56)
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175.この映画については触れたい点がいくつかある。まず登場人物の誰が誰だかが最後までいまいち良く分からない、展開も分かりにくい部分が多すぎる、戦闘シーンも意外と普通。そして1番言いたいのはこの映画は結局アメリカを美化しているとしか思えない点だ。死傷者は全てアメリカ人中心というか相手側の死傷者についての描写はほとんどなく、しかも最後には撤退ということでよほど多くのアメリカ人が死んだのかと思いきや、アメリカ人死亡者19人、ソマリア側は1000人以上ってどういうことだよ。まーしょうがねーか所詮アメリカ映画だもんな。1つだけ評価するとしたら今まで映画のテーマにされないようなソマリア内戦に着目して映画を作ったという点であろうか。 【たけぞう】さん 0点(2003-10-30 11:51:29)
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174.ゾンビ、もしくは「エイリアン2」のエイリアンだったソマリア人には目をつぶったとしても、この映画を観て、戦争反対を唱えるのはおかしいと思う。だってこの映画は危機的状況でも友を見捨てない友情のドラマでしょ?それならまぁまぁ。仮に戦争反対主張映画だとしたらあまりにもお粗末。えっ?お粗末じゃない?だったらこれをブッシュに見せてみなよ。戦争反対なんか思わないぜ。ソマリア人をイラク人に見立てて戦争おっぱじめるぞ!!そして犠牲になったアメリカ兵をモデルに同じような映画を数年後に作るんだ。そんだけの映画、戦争反対のメッセージなんてどこにも込められていない。それはエグイ場面も同様。 <追記>アメリカであの女性兵士の救出劇を映画化するかも、って話があるそうだ。まぁホントに作るかどうかは別として、やっぱりな、予感的中!! 【よっふぃ~】さん 2点(2003-10-23 14:32:48)
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173.戦争映画やアクション物にちゃんとしたストーリーは要らない! 偉い方にはそれが分からんのです!! 戦争映画に必要なのは爆発や血。ストーリーなど、そこに行き着くための道標でしかない。よって高得点。残念なのはこれをビデオで見てしまったこと…。映画で見ればよかった…。 【九】さん 9点(2003-10-22 23:41:51)
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172.「パール・ハーバー」のようなアメリカ讃美ではなく、「プラトーン」のように 強烈な反戦メッセージも伝わってこない。 リドリー・スコットは歴史的事実を踏まえた上で、阿鼻叫喚の負け戦で展開される米兵達の 人間ドラマを、リアルな描写と共に描きたかっただけではないだろうか。 しかし、人間ドラマとしては余りにもありきたりだし、リアルな戦闘シーンなら 二度と見る気が起こらない「プライベート・ライアン」のほうが上だ。 アメリカ人にはどう映っているか知らないが、日本人の私としては 巨費を投じた単なる戦争アクションものにしか見えなかった。 【光りやまねこ】さん 6点(2003-10-21 13:29:31)
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171.ナニ、TFRの装備がリアル?まぁ、作りこんであるに越した事は無いが。僕も行くところまで行っちゃったマニアではあるけどさ、そんな事で映画を評価しようとするほど野暮ではないぞ。映画自体の出来が悪けりゃイジワルで突っ込んじゃうけどさ。石井健男なんかと一緒にしないでくれよもう。それはそれとして。 マーク・ボウデンの原作では、平和維持軍やタスクフォースの行動がソマリア民衆の怒りを買っていった背景や、少ないながらもソマリア民兵側に立った記述(内戦で散り散りになって取材が出来なかったのだろう)も見られたが、映画ではTFR隊員から見たブラック・シーの戦いの描写に徹しており、アメリカ万歳とも取れる内容になってしまったのが残念だ。「アメリカの愚行」を強調してこそ、シュガートやゴードンは国のためと言うより仲間の為に降下した、という印象を与えることが出来るとも思う訳だし。編集段階でアンクル・サムの方から圧力があったのか?とも疑いたくなる。9.11後に公開された映画だから有り得る話だ。 【神父】さん 6点(2003-10-20 13:57:04)
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170.テンポの良い映画。かなりグロいシーンもあるので、そういうのが嫌いな人は観ないほうが良い。 ソマリアを題材にした作品は希少だから、興味のある人は観てみるべきじゃないかな。地球の裏側には、貧困と暴力に苦しんでいる人達が実際に大勢いるって事を知る事が出来るだけでも、この映画の価値はあると思った。 【エルビス】さん 9点(2003-10-18 17:14:49)
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169.クールな戦争映画だ。手に汗握る展開というのがなく、淡々と戦闘が続き、簡単に兵士が倒れていく。一種異様とも言える位の客観的視点がこの作品の最大の魅力。それは登場人物すべてを同じ距離感で描き、観る側に不必要な感情移入をさせてない換わりに戦争自体の虚無感を強く与えている。「なぜ、外国にまで行って戦争するのか」~アメリカ国の為?家族の為?ソマリア民衆の為?正義とは?…行き着く所は「友の為に戦う」という不毛の論理。 【つむじ風】さん 8点(2003-10-15 03:09:39)
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168.よくもこんな映画をよく撮ったなぁと、感嘆させられた。ソマリアの人々が、自分の年収よりも高価かもしれないような武器を持ち、女性も子供も銃をとって戦闘に参加している現実を、思い知らされた。まさに愚挙としか言いようのない事態を、ドキュメンタリー風にして一つの映画にしてしまったことが、まず、すごい。ソマリアへの軍事介入の意味を、たぶんあまり分かっていなくてやってきている兵士たちは、安直な正義感を燃やしていて、作戦は簡単に成功すると思いこんでいる。オーランド・ブルーム演じる新兵の、現状を何も知っていない無垢さ、きらきらと目を輝かせたあどけなさが、とても印象に強い。たった一つのアクシデントから、なし崩しに悪化する状況。犠牲を増やすことが分かっていながら、兵士の逐次投入せざるを得ないアメリカ軍。迷走するトラックが、戦闘の無意味さを象徴している。指がもげ、内蔵が飛び出し、死んでいく兵士の描写が、よくもここまで、と思うほど描写されていた。冒頭で、兵士たちが高みから同情していたソマリアの民衆は、やがて、襲いかかる敵になり、最後は息も絶え絶えなレンジャーたちを見送る側になる。ソマリア側1000人、アメリカ側19人という死者の数も、考えさせられる数字だった。
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