4.原題はもちろん『四重人格』なのですが、『さらば青春の光』とはなかなかよく出来たタイトル。というのはこの映画、二度と戻って来ない青春時代を懐かしく回顧しているようにも、その愚かしさを赤裸々にあばき、大人にならなければいけない、と訴えかけているようにも、どちらとも解釈できる内容だからです。ザ・フーはまさにモッズの象徴であり、劇中でもナンバー「マイ・ジェネレイション」を皆が歌い踊るシーンがありますが、彼らは音楽性を向上させていき、ビートルズやローリング・ストーンズにも並ぶビッグバンドに成長しました。その経緯が下敷きになっていると考えると、解釈の二重性はなかなかに深いものがあります。とはいえ映画はけっこう長く、主人公に共感よりいら立ちを覚えてしまう年齢であっては、ブライトンの暴動まで正直苦痛ではありました。身につまされて肩身がせまい、というところも……。 【円盤人】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-19 02:11:29)
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3.音楽は10点。映画は0点ということで、5点。モチーフにするだけのストーリー性がないのに無理矢理歌詞をストーリーに組み込む必要はないのに…。ひたすらつまんなかったです。音楽は最高。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-17 14:41:25)
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2.ザ・フー、プロデュース(?)の映画ですが、別に面白くないです。モッズだのロッカーズだの言って、群れて騒いでる暴走族はただのバカ野郎で、かっこよいとは思えません。曲のかっこよさとモッズスーツのかっこよさで、この点数。ラストのシーンは良いです。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-24 13:11:42)
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《改行表示》 1.ピート狂だった当時、とにかくこの作品を見る迄に苦労した思い出があります(レンタルで置いてある所は皆無だった) でも、今見たらどうだろう。青臭いなぁ・・・って感じかも。 ただ、ラストでジミーの象徴であるゴテゴテのべスパを破壊するシーンは未だに印象的。 「踊る」の織田裕二が来ているパーカーを見るたび、この映画を思い出します。 【為替差損】さん 5点(2003-10-31 21:53:42)
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