《改行表示》 193.人間であれヴァンパイアであれ、外見が美しかろうと醜かろうと、美意識を捨てた者から哀しいバケモノに成り下がるのだ。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-08 23:18:42)
|
《改行表示》 192.ネタバレ 「闇の眷属」として生きなければならない悲哀はそこそこ出てる。でもまあ、「不老不死の吸血鬼」と来たら、この手のキャラクターアプローチは当然でしょう。むしろ、当たり前すぎてオリジナリティに欠けるくらい。 実際、主人公の幼稚な苦悩ばかりがクローズアップされていて、あまり「生と死」や「出会いと別れ」について思い巡らせている様子も無く、キャラ描写に深みや成長が見られない。それこそレスタトが言うように、「何世紀悩んでいれば気が済むんだ」と言いたい。 また、財産を失ったはずなのに収入はどうしてるんだとか、昔とは言え、あんなに大胆に何人も殺して不審に思われないのかとか、年齢を取らないのに何年も同じ場所に住んでていいのかとか、突っ込み所も多い。 もっと不老不死であるがゆえに感じるはずの「命の儚さ」や「一期一会」といったテーマを深く描いて欲しかったが、そこまでは追求されなかった。この種の感性って、やはり日本人特有のものなのかな…。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-06-18 19:36:05)
|
191.以外にトムの吸血鬼にあってたなぁ。
|
190.永遠の生を得れば、過去のつらく悲しい記憶も永遠に心に刻まれたまま。愛するものを失った悲しみをよく表現できていたと思います。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-18 21:18:30)
|
《改行表示》 189.ネタバレ ホラーの要素も入っていますので、 少したいくつしたときにいかがでしょうか。 はまる人ははまるという特定なファン向けの種類の作品を、 ここまで一般受けするように演出したのは成功。 ところでこの作品の見所は、 一番観やすいのがインタビュー役のスレーターの目で観る。 彼が観客役をしてもいるのでわかりやすいのです。 そして次がクルーズの役の目。 こちらは演技のしがいもあるおいしい役でもあり、 征服欲を下地にとにかくブラピに対する愛(きもいけど)で観ればいい。 ・・最初この図式が受け付けなかったのですが、 ここを理解すれば同性愛を超えて哲学的な人間の生死まで考えられる。 次に理解したいのがダンストの目で観ること。 理解しやすそうに見えて実はややこしい。 私は久々に観てやっとわかりましたから。 命を奪ったのはブラピでさらに仲間に引き入れたのがトム・・ ところがダンストはブラピを憎めない。 なぜなんだろうか。 彼に人間を感じたことと彼女の血にはトムの血も入っている。 つまりはそこを考えるとかなりヤバイ映画になってしまう。 自分の中に嫌いな男がいてその血は誰を愛しているのか怖い(難解) さてバンデラスの目といえば出番は少ないけれど、 こういう背景のルーツと未来がそこにあるので重要。 バンテラスを理解できれば一番難解なブラピの役も理解できる。 人間として命を終えたかったブラピは永遠の命を与えられる。 欲しくないのに与えられた永遠の命という矛盾は、 まさに悩める人間の苦悩とダンストとブラピの役は一致します。 バンデラスは時代を謳歌しながらも人間性を保ちたかった。 確率的に時代に流されながらも人間を捨てられないブラピは稀でした。 取りように見ればかなり難解な(どうにもならないことが)テーマを、 娯楽だけに走らず映画化できた作品だと思いました。 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-04 15:34:13)
|
188.ネタバレ これだけ主役級の役者を揃えておきながら最後まで映画が[美男子俳優のコスプレショー]にならずに[芸術性の高い映画]として終えられたことは驚きに近い。中でも一番光っていたのはやはりトム・クルーズ。不気味なほど美しく妖艶な彼の姿と気迫のこもった演技はブラット・ピットを始め、周りの役者を完全に喰っていた(と思う)。それ程この役に彼は合っていたと言える。映画中ブラット・ピット演じるルイは何世紀にも渡る自分の半生をライターに語り始める。それはヴァンパイアでありながら人間の心を持ってしまった彼が味わってきた生きる苦しみ、失望、愛情と憎しみ、そして永遠に訪れることのない死への思い。それらすべてを吐き出すことで彼はほんの少しでも安らぎが欲しかったのかもしれない。それはある意味警告でもある。にも関わらず彼の話を聞いていたライターは(観ている私も)ヴァンパイアに対して不思議と憧れのようなものを抱いてしまう。その姿を見たルイは人間に対し、自分に対し失望し、さらにまたぼやき始めるという悪循環に陥ってしまうのが悲しい。そして最後に復活したレスタトを出して来るというのは憎い演出。 【КОФЕ 】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-01 21:41:57)
|
《改行表示》 187.ネタバレ すごくいい映画でした。 ヴァンパイアとして生きてきた生涯はつらいものであり、愛するものを失ったり、それでも生きていかなくてはならなかったり。 それらがまるで実話のように描かれています。 その生涯の話だけでも十分素晴らしいのに、インタビュー形式で物語を進行させる辺りも素晴らしい! よく出来た映画です。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-01 04:58:53)
|
186.ホラーって言ってもそんなに怖くない。ドラキュラだからホラーって感じ。ちょっと笑える部分もあってまぁまぁ楽しめる作品。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-10-26 22:18:07)
|
《改行表示》 185.ネタバレ これこそヴァンパイアの世界をです。何回もみましたが初めに見た時は怖くて半目でした・・・この恐怖感が最高です。レスタトがヴァンパイアとしては一番怖くてカッコイイです。執念深く何度も生き返るところが良い。クローディアはヴァンパイアの苦しみを表していると思います。ラストシーンで臆病になっていたレスタトが再び脅威を振るうのが良いですね。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 9点(2005-10-23 07:25:16)
|
184.でている役者みんなかっこいいですねぇ~他の映画だとどちらかというと健康的な役が多い彼らなのに吸血鬼役もこなすのは流石です。舞台の映像も綺麗だ! 【わーる】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-12 01:48:20)
|
スポンサーリンク
|
183.ヴァンパイア伝説が生活に残っている人が見ると異なる印象を持つのだろうが、私にとっては普通の多少気味の悪いホラー系の作品に思えた。クローディアがレスタトの首を掻っ切るシーンには背筋が凍った。 【クロ】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-06-04 09:50:13)
|
182.ブラピよりトムクルーズの方がキレイな気がしました。配役を入れ替えたバージョンも、観てみたいです。(そういうのないの?) 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-01 23:23:25)
|
181.予想のほか、トム・クルーズの美しさが際立っていた。普段のトムから想像するとヴァンパイアの妖艶さとは掛け離れた感じがするが、きっと役作り頑張ったんだろうなぁ。人間の心を持ちながら、血がないと生きていけない吸血鬼になってしまったブラピより、レスタトの方にもっと焦点を当てた方がもっとおもしろくなったじゃないかと思う。 【ヒョー$】さん 5点(2005-01-16 08:09:32)
|
180.すごく面白いです!話のテンポが良くて飽きないし、役者もみんな役にハマってて魅力あるし、昔の欧米のゴシックさとこの映画独特の不気味でおどろおどろしい雰囲気が合わさった世界観もイイ。ブラピ演じる主人公が、吸血鬼に生まれ変わってから、初めにまわりの風景を見まわすシーンが印象的だった。いつも見てきた風景を吸血鬼の目線で見つめる。もう人間ではなくなったんだっていう感覚が伝わってきた。あと、この映画、昔の時代の壮麗でクラシックな雰囲気から始まって、終わりが現代のベイブリッジ!?でエンディングテーマにロックが使われてるところがまたスゴイ。全然違和感がなくて絶妙!ホントおみごと。
|
179.何度も観たくなる映画は、ストーリーの面白さだけではなく、衣装・音楽・芸術面でも優れている上質さをもっていると思う。この映画も同様でホラーと単純に分類できない芸術性を持っている。トム・クルーズがとにかく出色。この人のレスタト役が決定した時、原作者は大反対だったらしいが出来を見てからは絶賛に変わったと言う。もっともだ。トム・クルーズの芸達者ぶりが際立ったし、トムが演じることでスピード感、現代的で刺激的な映画になった。ラストがいい。
|
178.トム・クルーズには中世ぽいコスプレは似合わないと思う。白塗りもいつもが健康的なイメージだけになんだか違和感があったが、悩まず宿命のままに分かりやすい行動をとるキャラ、という意味ではぴったりのキャスティングだったと思う。逆に悩みまくり役のブラピはもともと線が細い印象もあるので美しくハマッて見えた。デビルマン同様、闇の眷属でありながら自己の存在意義に苦しんで生き続ける姿が美しいのよ~。でも最後にちょっと疑問が残ったので原作を読んで確認したい。結局レスタトとの腐れ縁が切れてないってこと?
|
177.最後のシーンをもっとひねってほしかった。 【あしたかこ】さん 5点(2004-09-08 06:24:49)
|
176.実は大好きな映画です。冷酷なバンパイアなんだけど愛し合うし人間的な部分に苦しむ、美しいじゃないですか。これ初めて見たの小学校低学年くらいなんだけど、見て以来ブラピのファンなんです。 【耳】さん 8点(2004-08-31 18:10:23)
|
《改行表示》 175.ネタバレ 面白かった感はあったんだけど、何が面白かったと聞かれるとうまく言葉に出来ない。 レスタト(=トム・クルーズ)は結局人間をどんな風に見てたんだろう。一見すると食料としか見てないように見えるけどそれだとルイ(=ブラッド・ピット)を仲間にしたという理由が説明できない…。う~ん。 てかおまえは不死身かレスタト。でも今まで馬鹿にしてたねずみ食いを生き残る為とはいえレスタトもやってしまったことにとても皮肉を感じましたね。 話のスタイルとしては「スパイ・ゲーム」と同じ、冒頭すぐに回想シーンが始まりそれに終始する映画なんですけどこっちはきちんと映画としても楽しめた。インタビューって言う独特の雰囲気もうまく話をナレーション調にすることができてよかった。 個人的にはヴァンパイアのあの卓越した身体能力を使ったアクションシーンとかあったらもっと評価高かったんすけどね。 【TANTO】さん 7点(2004-08-08 20:51:02)
|
174.ラストが最高でした。キルスティンはこのころはまだ小ブサイクでとどまっていたのに現在はストロングになってしまったなということを発見しました。 【マミゴスチン】さん 9点(2004-07-31 19:17:55)
|