76.本作のテーマは「ヒーローの宿命」ということでしょうか。 ヒーローとして生きるということは、たとえ好きな人を愛したとしても、それは結局、彼女を傷つけることにしかならないというヒーローの宿命を描きたかったのではないか。 しかし、一緒には居られないが、いつまでも好きな人を見守り続ける覚悟を決めたのが、ラストの墓の告白シーンで感じられた。 そして、何度も繰り返し語られた「大いなる力には大いなる責任が伴う。」ということを、全般を通してかなりねちっこく描いていると感じた。 自分に関係ないと思っていた犯罪者が、ひいては自分の愛する家族を傷つけることになるという一連の正義への目覚めへの流れはよく出来ている。 自分の信じる正義の道がマスコミやゴブリンによって揺さぶりを掛けられ続けるというのも悪くない流れだ。 映像の出来に関して言えば、あの浮遊感を表現できたのはモノ凄いと感じた。 小ネタだが、スパイダーマンと名づけたのがプロレスのリングアナというのはちょっと驚いた。 デフォーの二面性を描いた一種のゴラム化は見応えがあった。
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75.分かりやすい。かっこよい。爽快感がある。何年か前の封切り日に劇場で見たが、痛快アクション映画として申し分なし。トビーマグワイアのナイーブさはピーターパーカーにぴったり。キルスティンダンストは私の周りでは不評だが私は嫌いではない。デフォーは、こういう漫画映画に出してはかわいそうな感じがする。ジェームズ・フランコは、もてそうですね。悪役のキャラクターのデザインはゴレンジャーやアバレンジャーに出てきそうで、正直なところ興ざめを通り越して滑稽ささえ感じられるデザインだと思いました。
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74.1作目で色々説明が必要という制約の中、見せ場もあり、手堅いつくりだとは思う。ただアメコミのスパイダーマンってヒーローとしての能力が今一なだけに、カンフー映画に通じる肉弾戦の魅力があったと思うんだよね。そのへんがちょっと消えちゃったかなと。MJとのロマンスなんかは正直どうでもいいからそちらに力いれて欲しかった。原作が大好きなので点数はかなり甘め。 【馬飼庄蔵】さん 8点(2004-06-24 17:36:32)
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73.よくぞ映画化してくれました。CGの作りがよければ、まあいいだろうと思って見たら案外、脚本とかも良かったです。ちゃんと筋のあるストーリー。ラストとかは意外に切なくスパイダーマンに男気を感じました。ただ楽しけりゃ~いいやって映画じゃなく、見れる一本です。けど、あの彼女役の人はどうなんですかね。ちょっと老け過ぎという意見が自分の周りではけっこうありました。
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72.まぁまぁ楽しめた。 CG臭いところもなく満足の出来。 続編が気になる作品です 【weber】さん 8点(2004-05-01 15:02:08)
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71.ヒーローたるもの、泣いちゃいけない。あきらめちゃいけない。どんな時も悪には勝たなきゃいけない。でも、この映画で謳われる「大いなる力には、大いなる責任が伴う」は、こんなちゃちな約束事ではない。力を備えた者として、どのように活かすか、どのように力ないものと生きるか、そして、どのように社会と関わって行くか。自分で考え、自分で決断する。スパイダ-マンがアメリカでも特別人気があるのは、学生がふとした偶然から超人になり、その生き方を成長物語として観ているからではないだろうか。映画の中では、確かに特撮はすごい、舌を巻く。あんなことや、こんなことも、もう何でも出来ちゃうんだ、今では。など、感動するが、やはり主人公の動向にこそ、注目したい。持ちたい力ではないが、実際に手に入れるとどうなるのか。力に溺れ、自分を見失う。それが叔父さんの死に繋がる。自分に問う。「何ができるのか」「何がしたいのか」その疑問に答えを出す為に、スパイダ-マンとして生きる。恋人1人の自分ではなく、自分を必要としてくれる大勢のための自分になる、その決意は熱い。その決意がこの映画の最も大きいテーマだと思います。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-03 13:35:47)
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70.主人公が弱いという設定や、蜘蛛をモチーフにした数々のギミックなどにもかかわらず、正統派のヒーローものという印象を受けました。それはスパイダーマン自身の性善性から来ているのだと思います。ベン・パーカーはいじめられっ子ではありますが、ティム・バートンの『バットマン』のような、トラウマからの開放という意味合いは弱い。倫理から逸脱しかける展開でも、それほど深刻には揺れ動かない。「正義の味方でいること」という決意は固い・・・パーカーは凡人などではなくて、やはり本質的にヒーローなのです。これはトビー・マグワイアの功績で、繊細で頼りなさそうに見えながら、芯に強さを秘めた主人公を実に上手く演じています。観客は彼に感情移入し、一人の青年の心理の微妙な揺れ動きを、リアルに共有します。マグワイア以外の配役であったら、並以下の凡作になってしまっていたでしょう。 【円盤人】さん 8点(2004-02-15 14:22:04)
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69.面白かったです。ヒーロー物映画で一番好きです。あんなふうに摩天楼をかけめぐりたいですね。 トビーマグアイアぜんぜんかっこよくないじゃんとか最初は思ったんですけど、最後まで見るとすっごいはまりやくですね。いい俳優になりそう。 【りょう】さん 8点(2004-02-09 21:13:10)
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68.主人公のウジウジ感や俗っぽさが、なんとも良い。ラストシーンも結構ビッと決まってた。日本の特撮ヒーロー業界も、見習いやがれ。 【aksweet】さん 8点(2004-02-07 00:05:07)
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67.ワクワクする~なんだろ、ベタベタな展開なのに・・夢があるんだよなあ~この映画には。主演のトビー・マグワイヤは、キテレツ君みたいな雰囲気がイイ。だけどキルスティン・ダンストのノーブラは何かの陰謀? 【青犬】さん 8点(2004-01-29 00:15:21)
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66.単純に面白かった。特にマンハッタンを飛び回るシーンがいいです。悪役の見た目があまりにも漫画チックな気がしたけど(原作が漫画だから仕方ないか…) 【erica】さん 8点(2004-01-28 18:03:05)
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65.これはかっこいいです☆この映画は日本語吹き替えで見ちゃダメですね。グリーンゴブリンのセンス抜群の雰囲気やコメントが日本語吹き替えではまったく対応しておらず、ただのバカ映画になってしまっています。英語版ではアメコミチックのバカっぽさがうまく表現されてて、最高にセンス良かったです。“ダメな主人公がヒーローになって好きな子を守る”って言うストレートなストーリーがまたすばらしい!ひとつケチつけるなら、CGのモーションがかなり不自然でした。2はもっと自然にスパイダーマンを動かして欲しい。
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64.巨大ビルディングの林を滑空するあの爽快感、それだけでこのエンターテイメント映画の価値は計り知れず、満足感というものはその瞬間に満たされる。躊躇のないアメコミの実写化に感服せずにはいられない。見事、サム・ライミ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-01-13 16:01:15)
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63.もしハリウッドでドラえもんを映画化したなら、のび太は120%トビー・マグワイアで決まりでしょう。…あ、でも歳が離れ過ぎか。スパイダーマンになる前のマグワイアは本当、机の引き出しからドラが出てきそうな位弱っちかった。洋画のアメコミは完成度が高くて面白いですね。話も良いし、アクションも満足満腹だった。ちょっとマトリックスしてたけどw 【流月】さん 8点(2004-01-12 14:44:48)
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62.やっぱり、原作がよいと映画もおもしろいですね。これからもこのヒーロー系統の映画に期待できます。 【000】さん 8点(2004-01-06 14:14:20)
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61.笑いどころ盛りだくさんのヒーロー映画。サム・ライミとウィレム・デフォー(これで大好きになった。)が、割り切ってきちんと遊んでいる、という印象。この「大人」二人のおかげで若者俳優さんたちがみずみずしく見えるんだと思った。バットマン以来、アメリカンコミックヒーローを映画化したものはパート2など含めると数知れないが、ライミが新境地を開いた。ちょっと変わったやり方で。 【のはら】さん 8点(2004-01-01 20:20:40)
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60.飛んでるシーンはいいですね。ただ配役は失敗でしょう。 【 バース】さん 8点(2003-12-28 09:39:46)
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59.一見幼稚なのだろなって思われがちなヒーロー物ではありますが、大人であっても楽しめる出来でした。ビルからビルへのジャンプシーンだけでもかなり爽快感が味わえました。。 【3737】さん 8点(2003-12-25 21:59:19)
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58.おれの学校ですっごい流行ったよ♪掃除で家庭科室に行くと必ずミシン糸があっちこっちに張りめぐらされていたのを覚えている。…掃除、めんどくさかったなぁ。
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57.なかなか面白かったです。 ヒロイン役の人がちょっと・・・・ 【hiro】さん 8点(2003-12-15 22:58:00)
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