映画『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』の口コミ・レビュー
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大人の見る絵本 生れてはみたけれどの口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
大人の見る絵本 生れてはみたけれど
[オトナノミルエホンウマレテハミタケレド]
1932年
【
日
】
上映時間:90分
平均点:7.65 /
10
点
(Review 43人)
(点数分布表示)
公開開始日(1932-06-03)
(
ドラマ
・
コメディ
・
サイレント
・
モノクロ映画
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2025-01-16)【
イニシャルK
】さん
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監督
小津安二郎
助監督
原研吉
(監督補助)
キャスト
斎藤達雄
(男優)
父(吉井)
吉川満子
(女優)
母
突貫小僧
(男優)
次男 啓二
坂本武
(男優)
重役 岩崎
葉山正雄
(男優)
遊び仲間
小藤田正一
(男優)
酒屋の小僧
笠智衆
(男優)
吉井の同僚
声
倍賞千恵子
(音声版)
風間杜夫
(音声版)
原作
ジェームス槇
(原案)
脚本
伏見晁
小津安二郎
(潤色)(名義「燻屋鯨兵衛」)
撮影
茂原英雄
厚田雄春
(撮影補助)
配給
松竹
編集
茂原英雄
あらすじ
自分たちの父親は世界で一番偉いと思っている二人の幼い兄弟。だが、ある日、会社で上司にペコペコしている父親の姿を見てしまい・・・。小津安二郎のサイレント期の代表作。
【
イニシャルK
】さん(2005-03-23)
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💬口コミ一覧(10点検索)
[全部]
6.還暦の誕生日に亡くなった小津は、人生の見取り図を眺めやすい。『出来ごころ』までが前半生の30年、『母を恋はずや』からが後半生で4作目からトーキーになる。赤ん坊時代も含めた前半生だけで傑作を次々と発表しており、それだけでも映画史にゴシックで名を残したことだろう。とりわけ本作。前半のギャグの連発には、ただただ恐れ入るしかない。それも客観的に外部にある笑いではなく、自分たちの子ども時代を思い出させつつ生まれてくる笑いだ。だから後半の苦みが「取ってつけたよう」にはなってない。前半の笑いの当然の帰結として、苦くなってくる。そこに子どもであることの苦さ、子どもを持つことの苦さが浮き上がっている。笑わせたあとでペーソスも加える、ではなく、笑いがそのままペーソスに移行している。これが20代の男によって作られたことに驚かされるが、その若さだから・そしてついに家庭を持たなかった監督だから、と考えたほうがいいかもしれない。こんな映画を撮ってしまう男が、家庭を持てるわけがない。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(邦画)]
10点
(2013-01-12 09:50:07)
🔄 処理中...
5.小津って本当にセンスいい。この作品ではバスター・キートンと並ぶくらいの小津の笑いのセンスが垣間見える。「おやつを与へないでください」なんて背中に貼らせてしまうあたり、脱帽。前半から中盤まではコメディタッチのほのぼのとしたテンポで進んでいく。それまでならこの作品は小津の笑いのセンスの良さを証明するくらいにしかならないが、後半話の焦点が中期小津お得意の「父-息子」に移るとさすが日本サイレント映画史上最高傑作と言われるだけのことはあって、僕の父親観を大きく変えまでした。斉藤達雄演じる父親が自分の父親とばっちり重なり、またこの子供達が父親に対して抱く蔑みにも似た感情を同じように少年期に抱いていた僕は、自分の家庭をそこに投影するしかなかった。父親の子供に対する愛と、社会に対する葛藤が切ないほどリアルに胸に響く。たまらなくてたまらなくて、ボロボロ泣いた。僕はそのときまで父親を嫌悪していたが、この作品を見たのを機に少し父親側の立場を理解して許せるようになった。自分の家庭を投影できるかできないかでこの作品に対する評価は大きく違ってくるだろう。いい時期に見たなと、我ながら思う。
【
藤村
】
さん
10点
(2004-02-12 21:07:36)
👍 1
🔄 処理中...
4.移動ショットを縦横無尽に駆使するリズムの良さ、子供たちを構図の中にスタイリッシュにおさめ、ミュージカルのように、振り付けたごとく、彼らの動きを演出する。小津は大家の域に入ったようだ。一方、子供たちの動きは自由奔放で、いかにも即興風、まさに自然な姿を見せてくれる。それは、まるで新人監督が撮ったかのように瑞々しい。巨匠と新人が共存する魅力と不思議。この映画は、松竹子役オールスターズによる、もはやアクション映画だ。
【
まぶぜたろう
】
さん
10点
(2003-12-14 23:41:25)
👍 2
🔄 処理中...
3.素晴らしい!1932年?ウソだろ?という感じ。子供達の活き々とした表情や仕草がほほえましくて愛おしくて、サイレントだという事を忘れそう。私の親さえまだ生まれてない時代の映画なのにこんなにも懐かしく、ノスタルジーを感じるのは何故だろう。傑作です。
【
黒猫クロマティ
】
さん
10点
(2003-12-04 13:06:08)
🔄 処理中...
2.「生きるべきか死ぬべきか」、「ニノチカ」等々、ソフィスティケイテッド・コメディーの映画作家エルンスト・ルヴィッチ監督を敬愛していた小津安二郎監督の本領は、初期のサイレント映画群にストレートに体現されていると思います。子ども(人間の本質)の眼から純粋にながめた大人(社会化された人間)の社会と小さな子どもの社会とを「大人の見る絵本」として、叙情的に描いています。情景描写も見事でノスタルジーに浸れる作品でもあります。小津作品、いや、日本映画が世界に誇れる大傑作でしょう。
【
チャターBOX
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2003-09-26 14:44:38)
🔄 処理中...
1.『麦秋』の鯉のぼりのカットのように、小津の作品では、一見何の変哲もない挿入カットにドキッとさせられる。ここでは、お兄ちゃんが医者を呼びに自転車を走らせるカット。しかも移動撮影。
【
なるせたろう
】
さん
10点
(2002-11-20 16:57:07)
👍 1
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
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《新規》
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《更新》
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【点数情報】
Review人数
43人
平均点数
7.65点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
2
4.65%
3
0
0.00%
4
2
4.65%
5
3
6.98%
6
2
4.65%
7
8
18.60%
8
8
18.60%
9
10
23.26%
10
8
18.60%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
9.00点
Review3人
2
ストーリー評価
8.50点
Review6人
3
鑑賞後の後味
8.33点
Review6人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
8.33点
Review3人
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