映画『裸の島(1960)』の口コミ・レビュー
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作品情報 ハ行
裸の島(1960)の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
裸の島(1960)
[ハダカノシマ]
1960年
【
日
】
上映時間:96分
平均点:7.00 /
10
点
(Review 22人)
(点数分布表示)
公開開始日(1960-11-23)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2024-09-09)【
Olias
】さん
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監督
新藤兼人
キャスト
乙羽信子
(女優)
トヨ
殿山泰司
(男優)
千太
脚本
新藤兼人
音楽
林光
撮影
黒田清巳
製作
新藤兼人
近代映画協会
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5.
ネタバレ
飲み水も無い乾燥した島の斜面畑で、がむしゃらに土にしがみつくように生きている農民一家の姿を通じて、生きることの厳しさと尊さを伝え、更に人間とは何か、人は何のために生きるのかという人間の根源に迫る映画。そのため白黒映像で、会話は一切排除し、急斜面を桶で水を運び、乾いた土に水を注ぐ農夫婦の姿を執拗なまでに繰り返し追う。その単調さは、人間が生き抜くことの辛さ、切なさを表わすと同時に、生きることの崇高さをも表わしているように見える。物語としての映画ではなく、人間という“生き物”の本質に迫る象徴主義的映像詩となっている。
以上のような感想が持てればよかったのだが、残念ながらそうではなかった。感動には到らなかった。
とても土着の農民には見えない主演二人の“演技の”奮闘ぶりに苦笑するしかなかったのだ。いかにも都会育ちでございといわんばかりの華奢な体つきのへっぴり腰で、やっとこさ水桶を運ぶ姿には違和感を覚えた。あんな風では、三日も経てば足腰が立たなくなるだろう。それが感動できない理由である。
それでも光る演出が随所にあった。妻が水桶をこぼしたとき、夫が妻を殴ったこと。亡き子の葬式のとき、僧侶と生徒ら一行を迎える母親の服が一張羅の浴衣であったこと。子供を亡くした妻は平常心を装い埋葬まで済ませたが、あるとき感情を爆発させて、苦労して運んで来た水桶をひっくり返し、大地に身を投げて慟哭し、大切に育ててきた作物を乱暴にむしりとる。それを見つめる夫は無言。子供の為を思えばこそ、辛い生活にも耐えてきたのに、運命のなんと残酷なことか。だが、妻の“乱心”も束の間で、またすぐに、何事もなかったかのように元の作業に戻る。演出の冴えを見た。
他に不満点もある。それは島が乾燥した土地には見えないこと。それは草木の豊かさで明らかだ。飲み水や灌漑用水に天水を利用しないのもいただけない。また舟で水を運ぶのに一回で桶四つでは効率が悪い。八つ運べばよい。また、無い物ねだりだが、梅雨、冬の雪や霜柱、秋の台風など、一年を通じた丹念な島の生活の描写がほしかった。
【
よしのぶ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
6点
(2014-03-04 00:57:04)
🔄 処理中...
4.
ネタバレ
こういう映画が当時外国で評価されてしまったというのは、要するにこれが極東のナントカいう国の“真実”の姿だと思われちゃったのかな、と。映画の中で描かれる「貧しさ」というものは、とかく意味を持って受け止められやすい。ホントはこんな夫婦いないんですけどね、とか言いながら上映しても同じくらいの評価を受けたのかな、と。我々も馴染みの薄い国の映画を観る時には、何でもかんでも真に受け過ぎぬように気をつけましょう。むしろこの映画、今の目で見ると、「この生活、何年やってるんだろう。奥さんまだまだ華奢だけど」とか思っちゃうのだけどダメですかねえ。きっとこの二人、ホントの夫婦じゃなくて、男は妻子持ち、女は元OLで、不倫関係、都会から逃げてきてこの島でひっそり慣れない生活をしているんだろう、とか想像しちゃダメですかねえ。罪滅ぼしに孤児二人を引き取って暮らすも後悔の日々、今や食事中も会話が無い(=やっぱりセリフ無しで家族を描く、という手法自体に無理があるんだよ)。重い水の桶を運ぶ妻。観てて「コケるなよコケるなよ」と念じてしまうのは、ひとつには大変な作業であることがヒシヒシと感じられるから。またひとつには「ここで水をひっくり返すなんて演出、はっきり言ってベタだよね」と思っちゃうから。念じた甲斐もなく、水をひっくり返してしまい、駆け寄る夫に大して今度は、「暴力だけはふるうなよ」と念じるのだけど、理由はふたつ、上に書いたのと同じです、ハイ。で、念じた甲斐もなく、あーあビンタしちゃったよ。この生活何年やってて、どのくらいの頻度でこういう事件が起こるのか。起こるべくして起きた失敗だと思うのだけど、いちいち立腹して、いちいちビンタするのか。ベタな演出で描かれる「部分」は、なかなか「全体」へと繋がらないもんです。麦をまく⇒麦踏みをする⇒収穫、という一直線の描写も安直で、多層性を欠き、かえってこの島の暮らし全体が見えない。ホントの生活ってのはそんな因果関係の明確なもんじゃなくて、いろいろ仕込んで、いろいろ苦労があって、それらを乗り切った先にようやくささやかな幸せがある、そういうもんじゃないですかねえ。とか思っちゃうんですけど。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
6点
(2011-11-13 14:56:44)
👍 1
🔄 処理中...
3.
ネタバレ
いくら50年も前とはいえ、この家族ような生活はリアリティに欠けるだろう。しかし生活感があるし懸命に生きているのを感じる。母親が水をこぼしたら平手打ちをし、子が死んで悲しみと生活に対する怒りに震えていても見ているだけですぐまた同じ作業を始める。そんな父親の姿に生きることの厳しさを感じ、生きるためにただただ働かなければならない当時の日本を写しているように感じる。祖母がよく「私らの若いころは夢中で毎日働いていたんだ」と言っていたのをこの映画を見て思い出しました。
【
さわき
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
6点
(2011-06-08 23:55:30)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
何で死んだんやろ?何も喋ってくれへんから全くわからん・・・。苦笑
【
ケンジ
】
さん
[DVD(邦画)]
6点
(2011-03-16 10:05:38)
🔄 処理中...
1.ひたすら土と生きる。動物的行動に焦点をあてた映画。夫婦の目に動物的恐ろしさがあった。芸術的なのかもしれないが、私凡人には退屈さを感じさせる時も多々ありました。もう少し人生楽しもうよ、と言っては不謹慎か。こういう映画はどこかの公立映画センターで粛々と見なければいけませんね。一杯やりつつ尻掻きながら、就寝前何気に観るものではありません。
【
チューン
】
さん
[ビデオ(邦画)]
6点
(2007-02-23 16:58:01)
👍 1
🔄 処理中...
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
22人
平均点数
7.00点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
4.55%
5
3
13.64%
6
5
22.73%
7
4
18.18%
8
5
22.73%
9
3
13.64%
10
1
4.55%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.66点
Review3人
2
ストーリー評価
8.50点
Review4人
3
鑑賞後の後味
8.50点
Review4人
4
音楽評価
9.00点
Review3人
5
感泣評価
8.00点
Review4人
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