5.ネタバレ 緑の光線の瞬間へ、観客もこの「絶対」に向けて視覚の限りを尽くすというのがいい。それが二度あって、二度目の次に来るのは抱き合っている二人のシーンかと思いきや、このラストシーンは不在で、これが何故か泣かせる、素晴らしい。なぜ泣かせるのだろう。あの存在論的な緑の光線に匹敵するような恋の「絶対」はないということなのだろうか。 【ひと3】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2025-05-18 16:33:55) ★《更新》★
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4.ネタバレ 夏のバカンスなのに何をやっても楽しくないオールドミスが見つけた一瞬の奇跡。ラストシーンに「緑の光線」を映し出すまで我慢できるかがこの映画に対する評価の分かれ目ではないでしょうか。話の本筋なら「光線は見えないけどいいわあなたが一緒なら」で終わる処を本当に見せてしまったハッピーエンドっぷり。話をうまく着地させたロメールの腕の見せ方に堪能できる一本。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-08-31 21:09:42)
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3.深夜テレビでたまたま見ました。雰囲気が好き。会話がとてもしゃれています。緑の光線って本当に見えるんだろうか 【サイレン】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-11-01 20:15:45)
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2.主人公の孤独な様子を見て、タクシードライバーのトラビスを思い出した 【BAMBI】さん 9点(2003-07-13 17:05:35)
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1.長年コンビを組んで数々のカラー映画の傑作をものにしてきた名カメラマンのネストール・アルメンドロスと袂を分かって、撮影を含めた少人数(確か3人)の女性スタッフを使い、なんと16mmフィルムで撮られたエリック・ロメールの逸品。この映画の題名の元になっているラストシーンに見られるように、全てを意のままに操る映画の"達人"は、お天気までも自家薬篭中のものにしてしまうのだ。 【なるせたろう】さん 9点(2003-04-16 20:07:54)
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