映画『バルタザールどこへ行く』の口コミ・レビュー
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作品情報 ハ行
バルタザールどこへ行くの口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
バルタザールどこへ行く
[バルタザールドコヘイク]
Balthazar
(Au hasard Balthazar)
1964年
【
仏
・
スウェーデン
】
上映時間:96分
平均点:6.39 /
10
点
(Review 18人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2008-10-27)【
にじばぶ
】さん
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監督
ロベール・ブレッソン
助監督
クロード・ミレール
キャスト
アンヌ・ヴィアゼムスキー
(女優)
マリー
脚本
ロベール・ブレッソン
音楽
ジャン・ウィエネル
撮影
ギスラン・クロケー
製作
マグ・ボダール
配給
ATG
フランス映画社
(リバイバル)
美術
ピエール・シャルボニエ
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💬口コミ一覧(9点検索)
[全部]
6.ブレッソンの映画は、20年以上前に何本か見たけど、若かった
せいか、素人の演技とテンポの遅さが気になって、楽しめなかった
(勿論、楽しい映画じゃないけど) DVDで久々に彼の映画を見て、なんというか凄いですね。感動とかではなく、信仰してしまいそう、聖なるバルタザールを。でもどっかで、電波少年のロシナンテの姿がダブリます。
【
take2003
】
さん
9点
(2003-10-12 10:58:17)
🔄 処理中...
5.
ネタバレ
人間の「罪」を見つめながら最後は羊の群れの中で生涯を閉じるロバの姿に、殉教したキリストの姿が重なり静かな感動を覚える。人間と言うものは元来「性悪説」的な生き物だけど、だからこそその中で行う「善意」の行動に胸打たれるのだ、と思う。このロバもそんな愚かしい人の行動を見据えつつ、その罪を背負い人間の持つ「愛」(としか説明できん)の可能性に殉じたのではないか、という感想をもちました。ただこの映画、非常に厳しい。またキリスト教徒でない私には本当の意味をわかってないかもしれません。よってこの点数。
【
Nbu2
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2007-02-11 18:13:54)
👍 1
🔄 処理中...
4.
ネタバレ
ロバの視点から、次々と現れては消えていく人間たちの愚かさや残酷さを描いています。己の欲望が満たされることばかり考える人間たちは、何も言わないロバを甚振り、いいように扱います。その姿を見ていると、腹立たしくなり、自分自身も同じ人間かと思うと、悔しくなります。ロバの目は、どんなに酷い扱いをされようとも無表情で変わりなく人間たちを見つめます。どことなく人間を哀れむようにも見え、また罪深き人間たちを赦しているかのようにも見えます。どうとも取れるロバの眼差しに、様々な考えがよぎりました。悲しいのだろうか。苦しいのだろうか。あるいは憎いのだろうか。言葉にすることなどできないロバの感情を、ある意味描いている作品。人間は人間でしかないが、あのロバの眼差しを見ると、そこにいるのは宗教的な赦しにも思えてくる。とにかく、凄い作品。
【
ボビー
】
さん
[ビデオ(字幕)]
9点
(2008-08-13 18:38:51)
👍 1
🔄 処理中...
3.
ネタバレ
これほどまでに美しいモノクロ映像は滅多に出会えない。
1960年代だからこその完成されたモノクロ映像と自然な美しさ。
そしてそういった技術的な意味だけでなく、本作の寓話的でどこか現世離れした雰囲気が、本作をより一層、神秘的な美しさへと押し上げている。
主演の女優は当時17歳であったらしいが、単なる美人ということではなく、儚げで世を憂うような不思議な魅力を発揮している。
薄幸の美人、いや、少女というか感じだろうか。
カメラは執拗なまでに少女のスラリとした脚を映し出す。
これが何ともエロティック。
そんな映像を見せ付けられていると、見てはいけないものをじっと見せられている感じがしてきて、なんか気まずくなってくる。
しかし、じっと見てしまう。
眼が釘付けになる。
画面いっぱいに発散される厳粛な雰囲気、そして、少女の危うい魅力。
ブレッソンのカトリック的な表現手腕が遺憾なく発揮されている。
少女の可愛がるロバも、また印象的。
特に最後の息を引き取るシーン。
なんとも切ない。
涙が出そうだ。
欧州独特の優美な雰囲気が画面に現れ、そこにカトリック的な厳粛さと悲劇、人間が持つ残忍性、そして何より少女の肢体が放つ自然の美たるものが複雑に絡み合い、本作を奏で上げている。
本作はそういう意味で、完成された総合芸術品だといえるだろう。
とにかく何度も観てみたいと思わせる、息をのむ美しさを持つ作品である。
【
にじばぶ
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2008-10-25 13:20:01)
👍 1
🔄 処理中...
2.ラスト、羊の群れがやってきてバルタザールを囲んだあたりで泣けてしまった。今まで荷や水を汲み上げる装置やらに常に囚われ囲われ包み込まれていたロバが、ここで初めて柔らかな羊の毛に包まれる。囚われでなく保護されるように。そして本当の最後、バルタザールの死骸がごろっと転がっているカットになる。キリスト教的には、天上の祝福に対する地上のむくろ、ってことなんだろうが、自由と孤独が壮絶に一体になったようにも見える。ずっと自由を希求していたロバが、孤独によってそれを得た、って。全編を貫いていた「生きることの苛酷さ」がここで救われた、というのとも違う、ある種の納得というか、心構えというか、一つ高い認識に至った気がする。監督のスタイルが一番素直に感銘に至った作品でした。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2013-01-06 10:11:56)
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
「少女ムシェット」以上に残酷な映画だ。
ロバのバルタザールは、美しい野原の光景と共にやって来る。
マリーやジャックに可愛がられたバルタザールは、不幸が重なって別れてしまう。
再会したバルタザールは、美しく成長したマリーに“惚れて”しまう。
だが、同じくマリーに好意を見せる不良のジェラールに“嫉妬”されてしまう。
マリーがジェラールに襲われる場面で、バルタザールは虚ろな瞳で傍観するしかなかった。痛めつけられるバルタザールの無力さ。バルタザールは、黙って見守るしかない我々観客でもある。
マリーは何処に行ってしまったのか。バルタザールの瞳は、彼女の行方を知ってか知らずか、ただただ虚空を見つめるのみ。
とても悲しい映画だが、悲惨さを優しく包み込む美しい原風景には癒される。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2014-11-09 18:41:01)
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
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《新規》
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★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
18人
平均点数
6.39点
0
0
0.00%
1
1
5.56%
2
2
11.11%
3
0
0.00%
4
1
5.56%
5
2
11.11%
6
4
22.22%
7
0
0.00%
8
1
5.56%
9
6
33.33%
10
1
5.56%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
6.00点
Review2人
2
ストーリー評価
5.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
5.50点
Review2人
4
音楽評価
5.50点
Review2人
5
感泣評価
5.50点
Review2人
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