映画『浮草』の口コミ・レビュー
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作品情報 ウ行
浮草の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
浮草
[ウキクサ]
Drifting Weeds
1959年
【
日
】
上映時間:119分
平均点:7.02 /
10
点
(Review 45人)
(点数分布表示)
公開開始日(1959-11-17)
(
ドラマ
・
リメイク
)
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シネマレビュー管理人
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タイトル情報更新(2024-02-26)【
イニシャルK
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監督
小津安二郎
演出
上田吉二郎
(舞台指導)
キャスト
中村鴈治郎(二代目)
(男優)
嵐駒十郎
京マチ子
(女優)
すみ子
若尾文子
(女優)
加代
川口浩
(男優)
本間清
野添ひとみ
(女優)
小川軒のあい子
杉村春子
(女優)
お芳
笠智衆
(男優)
「相生座」の旦那
三井弘次
(男優)
吉之助
田中春男
(男優)
矢太蔵
潮万太郎
(男優)
仙太郎
浦辺粂子
(女優)
しげ
高橋とよ
(女優)
あい子の母
桜むつ子
(女優)
おかつ
賀原夏子
(女優)
八重
島津雅彦
(男優)
正夫
菅原通済
(男優)
客
ジョー・オハラ
(男優)
杉森麟
(男優)
宮島健一
(男優)
入江洋佑
(男優)
杉山
伊達正
(男優)
扇升
新宮信子
(女優)
丸井太郎
(男優)
庄吉
星ひかる
(男優)
木村
杉田康
(男優)
船着場の係
三角八郎
(男優)
脚本
野田高梧
小津安二郎
音楽
斎藤高順
撮影
宮川一夫
製作
永田雅一
大映
(東京撮影所)
企画
松山英夫
配給
大映
美術
下河原友雄
編集
鈴木東陽
録音
須田武雄
照明
伊藤幸夫
その他
KADOKAWA
(デジタル復元版製作)
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💬口コミ一覧(9点検索)
[全部]
3.この映画は小津後期の作品で、全作品の中でもカラー時代の作品は評価が「晩春」「東京物語」のころほどは高くないように思います。
特にこの作品は旅芸人もので、いつもの娘の結婚がどうのという話とは全然違います。
俳優も京マチ子、若尾文子、中村鴈治郎など常連でない俳優がメインなので違和感をもたれる方も多いかと思います。
私は小津の映画を見ても、あまりにストーリーが単純でその時感動しても、後で話の内容をすぐに忘れたりするのですが、浮草に関してはストーリーもいつも以上に展開があり内容を忘れることもありません。小津作品のなかでも最もエンターテイメントしている作品ではないでしょうか?
中村鴈治郎は癖のある役が多いですが、京マチ子、若尾文子を罵倒して殴ったり結構笑えます。京マチ子、若尾文子は最高の美しさを見せ、いつもの小津映画の常連女優とは異なる華やかさが堪能出来ます。
小津の異色作ではあると思いますが、これまた傑作です。
【
仏向
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
9点
(2007-07-31 22:03:23)
👍 2
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
再見。
「浮草物語」のセルフリメイクであり、江戸っ子時代の小津安二郎に再会するかのような作品でもある。俺の好きな小津の傑作の一つだ。
港の灯台と酒瓶が並び、蒸し暑い夏の季節を迎えた街では噂が流れ、旅人たちの乗った船が港に入って来る。船の中も熱そうに薄着でくつろぎ煙草を吹かしている。
チラシを配りながら良い女がいないかチェックしてまわり、群がる子供たちには一枚もやらない。姉がいても子供にゃ用はねえぜとスタコラサッサ。
初対面の女の子だろうが遠慮なくボディタッチ、そんな野郎にはもれなく剃刀をゴリゴリやする怖い母ちゃんが御持て成し。頬が物語る“お礼”の跡。
旅一座がどうこうとか、そんなもんは正直どうでもいい。方々を旅できる設定なら何でもいいのさ。何せ本題は“情事”をめぐる喧嘩だもんな。それが後半一気に加速する。
宮川一夫が捉える色彩豊かな風景や市街地、艶やかな着物の柄、肌の色、女性陣が華を添えながら。
「目的」に会うためやって来たと言ってもいい“伯父さん”、楽しそうに青空の下で釣りをする光景。芝居の出来なんて二の次、ただ一緒に語り合えればそれで良かった。
小津にとって「劇中劇」は関係を悪化させるためのキッカケに過ぎないのだろう。「晩春」で原節子が本性を剥き出しにした時のように。
この映画も京マチ子と若尾文子の色っポイ仕草やら何やらを存分に堪能できるのだから。
旅一座の女役者、年季の入った座長、明らかに年齢の離れたこの夫婦。
壇上の垂れ幕は真相を物陰から覗く装置として機能し、密告を聞いた女の視線は柱の前で笑う“浮気相手”を捉える。合ってるけど違うすれ違い・勘違いが引き起こす騒動の始まりだ。
「敵地」に乗り込み確認するもの、土砂降りの雨と道を挟んだ大喧嘩!轟音すら凌ぐ罵声の浴びせ合い!!
嫉妬が生む“謀”、自分でやらないのは手を汚したくないからじゃない。それでも愛しているからこそ自分の肉体を許さない、コッチに目を向けて欲しいがため。
室内から路上→本拠地の中にまで引き釣り込む“誘惑”、情事を始めるための接吻。いきなり三回もチューチューしちゃうほどの一目惚れ!ちょ、チョロすぎだろコイツ…
そうとも知らず“夫婦”水入らずで話し合う場面なんてちょっと可哀想になってくる。
帰り道で見てしまった路地裏の先で分かれる男女、驚く自分を抑えるように壁の影に慌てて隠れる様。待ち伏せ、容赦なく浴びせられる罵声・平手打ち!呼び出した奴にもブチかます怒り振り!「宗方姉妹」や「風の中の牝鷄」ほどじゃないが、回数が少ないからこそゾッとする暴力性。
事件を予告する酒場での話し合い、散乱するチラシと結ばれた風呂敷が物語る“崩壊”。
列車の噴き上げる蒸気が示す“事後”、帰って来た者の告白。誰も平手打ちに対して怒ろうとはしない。それだけの恩を感じているからだろうか。床に突き飛ばす理由は愛する人を傷つけられたからであり、今更“父親”面しようとする人間に失望したから。
何もかも失った男は、頬を叩いていた手で優しく腕を撫で、謝罪し、託して庭先から去っていく。カエルの子はカエルになるかどうか分からない。いくらでも変わっていける。でも流れ者をしてきた男は年月が経ちすぎたのかも知れない。
そんな男に、あの人は黙って煙草の火を差し出し隣に座ってくれた。大きな船に乗って来た旅人たちは、小さな列車に揺られ次の場所へと消えていく。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(邦画)]
9点
(2014-05-23 18:58:25)
🔄 処理中...
1.『スクリーム』で「ホラー映画で“すぐ戻る”と言って出て行ったヤツが、帰ってきたためしが無い」ってのがありましたけれども、あの法則って、小津映画でも共通なんですね。川口浩に将棋で勝てない中村鴈治郎、必ず再戦するぞとやたら強調した後、階下に下りていくと、案の定、やってきた京マチ子と一大バトルを繰り広げることとなり、将棋どころじゃなくなってしまう、という寸法。そんなこんなで、本作、なかなかドロドロした愛憎劇なのです。目を三角に吊り上げて(ってこれは地顔だけど)中村鴈治郎がまくしたてる大阪弁と、小津映画のリズムとが、ハテ、噛み合っているのやら噛み合っていないのやら、いずれにしても一味違う雰囲気があり、これはもうひとつには本作が大映作品ということも関係してそうな、してなさそうな(なんか、大映と聞いただけで、松竹よりは、いいロケ撮影しそうな気がしてくるしなあ。実際、鄙びた地方色みたいなものは、よく出ています)。あるいは、旅回り一座の舞台裏が題材で取り上げられていることもあって、画面内に大勢の人物が動き回る場面がしばしば登場するのも目を引きます。モメにモメたお話を、ラストでいささかキレイにまとめ過ぎた感じも無いでは無いですけれども、ま、なかなかエエ話や、おまへんか。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
9点
(2014-12-13 15:42:44)
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マーク説明
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《更新》
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【点数情報】
Review人数
45人
平均点数
7.02点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
2.22%
3
0
0.00%
4
2
4.44%
5
5
11.11%
6
5
11.11%
7
12
26.67%
8
15
33.33%
9
3
6.67%
10
2
4.44%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.66点
Review3人
2
ストーリー評価
7.00点
Review3人
3
鑑賞後の後味
6.33点
Review3人
4
音楽評価
7.33点
Review3人
5
感泣評価
7.00点
Review3人
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