5.テレビに映るおびただしいUFO、テレビのワイドショーで放映されるビデオに写る宇宙人。ラスト近く、宇宙人が現れるときも、テレビに影が映る。すべてはテレビの中である。オーソン・ウェルズが仕掛けたラジオドラマが引き起こした騒動を思い出す。果たして、これは現実なのか、妄想なのか。テレビが仕掛けた壮大な嘘ではないのか?。そして嘘と現実が偶然重なった。そして、現実に現れた宇宙人は一人?だけである。宇宙人はあの警官である。獣医が湖に逃げてから一切登場しない。子供に無線機から興味をそらそうとする。彼女が与えたのは無線のマイクだけであることに注意。犬が子供を襲ったときに彼女は近くにいた。家畜が暴れたことも話しているが、それは誰も見ていない。街は宇宙人で大騒ぎのはずだが、世話好きなこの警官は一切現れない。獣医とぐるだったのだろう。罪の意識に耐えられなくなった彼が反乱を起こし、宇宙人を閉じ込めて逃げてしまった。そして宇宙人はあせったのだろう。これは、妄想である。あまり真に受けないでください。真に受ける人はいないだろうとは思いますが(^_^;)。結論。面白かった!。 【瑠璃色の脳】さん 8点(2003-02-21 11:55:32)
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4.宇宙人が弱すぎる、姿を見せなければ…という方が多いようですが一言。もし、地球人が他の惑星に行ったらどうでしょう?格闘家でもない限り武器を持ってなければとっても無力じゃないですか?宇宙人=地球人より強くて特殊な能力を持っているという先入観が強いんでしょうね。姿については未知なものだけに万人が納得できる宇宙人像ってのは無いし、映画の中で具現化するのも監督にとってはチャレンジだと思います。
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3.そんなにつまらなかったってか??怖かったし、よーく練られた脚本だし、なにしろ画面の構図とか、色とか、カメラの動きとか映画らしい映画を撮る、という意味では最近の監督にしてはめずらしい。昔TVでみた”宇宙戦争”だったかな?地球の細菌が宇宙人には猛毒であと少しで侵略、というところでばたばたUFOが墜落して終わり、というSF映画の古典をも思い出させたな。そういうB級な設定をそのままにA級に撮ってる。”シックスセンス”=”ご家庭で降霊術””アンブレイカブル”=”ご家庭でアメコミヒーロー”で本作で”ご家庭で宇宙戦争”、とドメスティックSF3部作だね。ラストのエイリアンもいろいろ言われてるけど、それまでTVなどを通じて見ていたエイリアンとの対面も、やはりTVのブラウン管に映った姿、ってところが実に映画的演出で心憎い。うまいうまい。傑作だよ。 【GO】さん 8点(2003-01-01 22:56:01)
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2.リアリティが無いと言えばそれまでで、フィクションを子供のように受け容れることができればとっても良くできた映画なのでは?丁寧に伏線を張っていて後から思い返すと「ああ、そういうことだったのか」と、伏線好きにはたまらないのでは?偶然は必然なのか?はたまた、必然は偶然なのか? 【てじゃわ】さん 8点(2002-11-17 16:38:25)
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1.シャラマンすげー。このセンスが分からない人は「なんじゃこれ」ってなるんでしょう。非難するみなさんのその気持ち分かります。監督はそんなことある程度承知で作ったんでしょう。なぜこうなの?っていう映画なんですけど、まるでナイフのエッジを歩くようなギリギリの微妙な感覚です。日本人にはこのてのセンスを理解できる人が少ないようで・・・たまにはこんな「わかる人だけ」っていうのでニヤリとしてみたいです。はまりました。 【ぱぴんぐ】さん 8点(2002-11-12 18:58:23)
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