映画『猟奇的な彼女』の口コミ・レビュー(2ページ目)

猟奇的な彼女

[リョウキテキナカノジョ]
My Sassy Girl
2001年上映時間:122分
平均点:7.25 / 10(Review 345人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-01-25)
ラブストーリーコメディ小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-04-04)【イニシャルK】さん
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監督クァク・ジェヨン
キャストチョン・ジヒョン〔女優〕(女優)彼女
チャ・テヒョン(男優)キョヌ
キム・インムン(男優)キョヌの父
ソン・オクスク(女優)キョヌの母
キム・イル(男優)旅館主人と従業員/当たり屋のボス/地下鉄駅長
ハン・ジニ(男優)彼女の父
小林沙苗彼女(日本語吹き替え版)
関智一キョヌ(日本語吹き替え版)
稲葉実旅館の主人(日本語吹き替え版)
小山力也(日本語吹き替え版)
佐々木睦(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
阪口周平(日本語吹き替え版)
宮内敦士(日本語吹き替え版)
脚本クァク・ジェヨン
主題歌シン・スンフン「I Believe」
配給東芝エンタテインメント
字幕翻訳根本理恵
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💬口コミ一覧(10点検索) [全部]

7.ここ数年で見た映画では最高傑作ですね。みごとにツボにはまりました。しかもちょうど当時付き合っていた恋人とキャラがかぶっていたからなおさら感情移入しましたね。涙あり笑いありで誰でも楽しめる作品だと思いました。
書記さん 10点(2004-06-23 16:32:41)
6.ネタバレ あり得ないくらいあらゆる意味でやられた映画。自分にとって映画は退屈な類の娯楽だったのだが、こんな気持ちにさせられるとは思ってもみなかった。初見から1月で20回位見てしまった... 完敗。3回目位でようやく「彼女は最初からキョヌに惹かれてた」ということが分かると、最初は気にもとめていなかった彼女の不条理な発言がビシーと繋がって、もう見るたびに泣くシーンでもないのにボロボロ泣ける。2人の優しさ、切なさ、未熟さ、不完全さから起こるエピソードに対して心の底から共感できてしまう。初めて映画で泣かされた。
wlonさん 10点(2004-08-01 21:36:34)
5.ネタバレ こんなラブストーリー初めてです。思いっきり泣かされてしまうのに、れっきとした「ラブコメディ」です。笑わせるだろうなっていう展開が読めるところがかなりあるのに、笑ってしまう。。笑いをとるのが絶妙!で、笑わせる明るい映画なんだなぁと思っていると、泣かされます。悲しいというより、切ないという表現が見事に当てはまります。二人が電車で別れるシーンを見て、私は泣き、「バカ!」と言いつつも笑っちゃいました。こんなこと普通じゃ考えられません。それから、最後の二人のドラマチックな関係を知った時、やられた!と思いました。韓国の恋愛映画はいつも伏線が張ってあるとわかっているのに、見破ることができない。だから面白いのですが、分かった時ちょっぴり悔しい。
字幕の根本先生!彼女のキツイ台詞を日本語で表すのが大変だったそうですね。お疲れ様でした。 素敵で笑いの絶えない映画をありがとうございました。
うらわっこさん [映画館(字幕)] 10点(2004-08-25 21:24:52)
4.ネタバレ 「もし運命ならきっとまた出会える」
恋をして別れを経験する度に、私も自分にそう言い聞かせてきました。

忘れたくても忘れられない恋は、本当に自分を見失いそうになる。
『忘れられそうな新しい恋』を見つけた時は、前向きに頑張ろうと思える。
すぐに怒ってぶん殴るのは、自分の心の傷を隠すため。
強引、ワガママ、自己中なのは、そんな最悪なコトをする自分でも、
相手が自分に合わせてくれるのを見て、自分への気持ちを確認して安心したいから。
なのに、自分の中に残っているのは、元彼の面影や二人の想い出。
前の人と今の人は違うのに、今の人に求めてしまうのは、すべて元彼のしてくれたこと。
忘れたいのに、心の中のどこかで「忘れたくない」と願う自分もいる。
そして気がつく。
「忘れる為に誰かに頼っていては、いつまでも忘れられないのだ」と。

しかし、その存在を失いそうになった時、または失った後に、初めて気がつく。
「自分は彼を愛していたのだ。彼を必要としていたのだ」と。
そして、そういう時に限って神様は『本当に二人は心から愛し合えますか?』と試練を与える。

私は、木の下でおじいさんが言ったセリフを、ずっと忘れないでしょう。
「運命というのは、努力した人に偶然という橋を架けてくれる」
それぞれの想いを胸に努力した二人だからこそ、幾多のすれ違いにも負けず、再び巡り逢うことが出来たのだと思う。
『運命が努力した人に偶然という橋をかけてくれる』ならば、
『幸せとは橋で巡り逢えた二人が育てた愛』なのかもしれない。

この映画のおかげで、主人公の「彼女」と似たような状態だった私も、
「キョヌ」のような存在の彼と、もう一度二人で歩みたいと思うことができました。
港のリョーコ横浜横須賀さん [DVD(字幕)] 10点(2006-08-16 17:54:48)
👍 7
3.ネタバレ 私を韓国映画好きにしてくれた最高の映画です。公開当時に映画館で観て、その後DVDも購入して都合30回以上は観てます。ジェットコークターに乗った様なストーリーに圧巻されますが、とても良くできた映画です。
私を含めてこの映画の彼女(役名がないので彼女とします)に魅力を感じてファンになった人は多いと思います。
私用ですが、この秋韓国へ映画のロケ地を巡りに行ってきます。もちろんタイムカプセルを埋めた松のある白雲農場とキョヌに
「彼の事が忘れられないの」と打ち明けた(キョヌには聞こえてませんが)五峰山へも行く予定です。
ありあさん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-22 12:55:23)
2.ネタバレ ラブコメディはこういうものだ!と言うような作品。
ラブストーリーのはずなのに色んな伏線が張ってあって最後まで読めない。
全てたった1分位しかないラストシーンへ集約されているわけだけど「やられたー!」となってしまった。
ラストシーンのネタバレを1番最初の電話シーンからしてるのが凄い。
1回見れば伏線の意味がわかるから2回目以降も違った視点で見られる。

出演陣は、主人公2人のみ。
猟奇的な彼女は名前こそ名乗らず最後までヒミツなのが残念・・。
猟奇的なわけは伏線で語られるわけだけど、その猟奇的な行動がツボだった!
殴ったり、口癖が殺すよだったり。
可愛いからこそ許される!

だんだん彼女の服装や言動に変化が見られていくのも良いね。
女の子らしくなっていき、岩のやまびこシーンで押さえていた気持ちを出すと・・・。
ん~素晴らしい。
猟奇的な女が出てきて男を振り回すっていうありそうで無かった映画かな。
似たようなのは見たことあるけど、ここまで練られているのはない。

韓国ということで、独特の文化がストーリーに組み込まれていて多少不自然に思うシーンはあるかな。
韓国映画というとジメジメして主人公格が死んで三角関係になってと実にくだらない昼ドラのイメージしかないけど、この作品は大丈夫!韓国映画というよりはハリウッドに近い。
日本語吹き替えで見れば何の違和感もないしね。

前半・後半・延長戦と3段階になって進むけど上映時間はバラバラなので関係なし!
区切りとはいえそこまで大きく話が変わるわけでもないから無くてもいいんじゃないかなと思う。
話は締まるかもしれないけどね~
途中にSFや時代劇の妄想シーンが入るのは笑った。あれはあれで良いw

必見!
Sway N Linさん [DVD(字幕)] 10点(2008-08-30 17:17:12)
1.ネタバレ テーマは「運命」。精妙な伏線で、2度鑑賞して初めてわかるシーンが多い。恋人と死別した彼女。命日の日に運命の木(彼と将来を語り合った木)で、悲しみから解き放ってと頼む。そして飲めない酒を痛飲。ゲロは心で一杯になった悲しみと苦しみの象徴。吐き出すことにより、運命の人とめぐり逢う。元彼とキョヌは親戚で容貌が似ており、最初から惹かれる。元彼はカフェではコーヒー、酒のつまみはつぶ貝と決まっていた。だからキョヌにも強要する。元彼とは高校生から付き合いで、100日記念にはバラをもらい、制服姿で一緒に踊ったりした日々。それをキョヌと追体験する。殴るのはキョヌが元彼とは違うと感じたとき。愛憎は表裏一体なのだ。また元彼にすまないという罪悪感があるから、ときどき涙を流す。いつまでも過去に留まり、現実が未来に感じる。それで書く脚本の主人公は未来からやってきて、過去の自分を救い出す。「夕立」の「生き埋め」は彼女の元彼と一緒に死にたかったという願望の表れ。水中にキョヌを落すのは、元彼が死んだのが水中だから。これも自殺願望の表れ。誕生日の脱獄犯のエピソードはもっとストレート。「俺が死ねば彼女も心を痛めるだろう」という男に、残された人の悲しみを知る彼女は涙で訴える。「本当に愛していたの?もっと愛を知るべきよ。もし知りたいのなら、生き続けなきゃ」キョヌの献身と優しさにも関わらず彼女の心は満たされない。限界を知った彼女は別れを決意し、運命の木の下のタイムカプセルに未来に託す。彼女は約束の時から1年経ってそこを訪れる。心はまだ癒されないのだ。だが老人から木の再生の話を聞いて心が開く。木は「彼女の過去」で、一度死んで再生されたのだ。再生した彼女はキョヌの手紙を読む。するとUFOが出現。UFOはタイムマシンで未来から運命の人を連れてくる。過去と決別するためにペンダントを水中に投げて、キョヌと再会。決して偶然ではない。キョヌも頑張った。彼女と出会い、悲しみを癒してあげたいと願い、ペンダントが元彼のものとわかってあげ、新恋人に彼女と付き合う10か条を聞かせ、彼女を悲しませたくないために運命の木を再生させた。その努力があったからこそ「偶然という橋がかかった」。死別という重い話をコメディで描いた脚本に脱帽。すべてが計算されており、無駄がない。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 10点(2009-04-16 07:32:54)
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【点数情報】

Review人数 345人
平均点数 7.25点
020.58%
151.45%
230.87%
330.87%
4195.51%
5277.83%
63911.30%
75716.52%
89928.70%
96418.55%
10277.83%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.16点 Review36人
2 ストーリー評価 8.11点 Review43人
3 鑑賞後の後味 8.69点 Review46人
4 音楽評価 7.72点 Review36人
5 感泣評価 7.82点 Review28人

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