映画『猟奇的な彼女』の口コミ・レビュー(4ページ目)

猟奇的な彼女

[リョウキテキナカノジョ]
My Sassy Girl
2001年上映時間:122分
平均点:7.25 / 10(Review 345人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-01-25)
ラブストーリーコメディ小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-04-04)【イニシャルK】さん
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監督クァク・ジェヨン
キャストチョン・ジヒョン〔女優〕(女優)彼女
チャ・テヒョン(男優)キョヌ
キム・インムン(男優)キョヌの父
ソン・オクスク(女優)キョヌの母
キム・イル(男優)旅館主人と従業員/当たり屋のボス/地下鉄駅長
ハン・ジニ(男優)彼女の父
小林沙苗彼女(日本語吹き替え版)
関智一キョヌ(日本語吹き替え版)
稲葉実旅館の主人(日本語吹き替え版)
小山力也(日本語吹き替え版)
佐々木睦(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
阪口周平(日本語吹き替え版)
宮内敦士(日本語吹き替え版)
脚本クァク・ジェヨン
主題歌シン・スンフン「I Believe」
配給東芝エンタテインメント
字幕翻訳根本理恵
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💬口コミ一覧(9点検索) [全部]

4.ネタバレ あいや~~~やられた…初韓国映画&タイトル(猟奇的~)からくるイメージ で避けていた作品だったのですが、やばいメチャメチャ良かった… こんなにいいなら早く見とけばよかったーーー 一見めちゃくちゃなストーリーと思わせといて、実は丁寧に、かつよーーく考えられて作られた映画でした。笑えるポイントも多く、観ていてなぜか幸せ~な気持ちになれました。いや~韓国映画あなどるべからずですねー(ホント感心) 他の韓国作品も観てミマス
Kanameさん [インターネット(字幕)] 9点(2009-04-27 23:03:57)
3.ネタバレ 野暮ったい演出に加えて、空回りするギャグシーンのオンパレードは、最早しょっぱなから駄作の風格満点だ。けれどこの大駄作は、それでもいつしか思いがけず胸の熱くなる怒濤のラブストーリーへと雪崩こんでいく。クァク・ジェヨン監督は、例えるならば80年代の大林宣彦である。かつての日本で大林宣彦が持ち得た、途轍もなく出鱈目であるがゆえにきらきらと輝くそんな映画の魔法を、ジェヨンは21世紀現在の我々に真っ向から見せてくれる。その魔法は、魔法を忘れて久しい日本人にとっては80年代的遺物であるため、どこか気恥ずかしくもある。本作で唐突に出現するUFO、『ラブストーリー』における作り物めいた蛍、あるいは『僕の彼女を紹介します』の紙飛行機、さらに『僕の彼女はサイボーグ』ではそのものズバリ未来人、といったようにジェヨンが描く子ども騙しな仕掛けの数々。けれどそれらは、魔法を忘れたはずの我々の心にも、それでもストンと落ちていく。彼の映画はいつでも正しい美しさにみちている。猟奇的なはずの「彼女」は、けれどやることなすことすべてが正しい。電車内で年寄りに席を譲るのは当然だし、落書きをしてはならない。援助交際もタバコのポイ捨ても然りだし、ハイヒールを履く女を好む男はハイヒールの歩きづらさをまず思い知るべきなのだ。そして、彼女にとっての「二度め」の薔薇の花を誠実に届け、彼女とつきあう10箇条を語るキョヌもまた、彼女にふさわしく正しい。わざわざ高校時代の制服を着て踊るため、未成年入場禁止のクラブで身分証をきっちりと提示する彼らの毅然とした姿は、まさにその正しさの表れだ。声の届かぬ距離でやっと彼に思いのたけを叫ぶ彼女。清く正しい彼女がキョヌに対してだけまっすぐになれないのは、癒えぬ恋の傷を隠し持つ彼女のそのあまりに正しいまっすぐさゆえであるという逆説が胸を打つ。過去に囚われるそんな彼女が未来人を夢見るのは、キョヌという頼りなくも愛に満ちた未来への切望からだろうか。運命は努力した人にだけ偶然という橋を架ける。その言葉の通り、偶然を必然としてついに未来を掴みとる二人は、ようやく正々堂々と心から向き合えるのだろう。またもや身分証を提示し制服姿でクラブへと乗り込む彼女と彼。彼らのその一点の曇りもない正しさが、力強くそして誇らしげに、愛の勝利を物語る。そう、正しいことは決して恥ずかしいことなどではないのだ。
BOWWOWさん [映画館(字幕)] 9点(2009-10-13 21:58:24)
👍 2
2.ネタバレ 偶然ではなく必然・・・とよく言うけど、
それは終盤、老人が語る『運命というのは努力した人に、偶然という橋を架けてくれる』という言葉あってのものだなと。

序盤ドタバタで、どう収拾つけるのだろうと思って観ていたのですが・・・
スンマセン、ラスト号泣してしまいました。
年とると涙もろくなって・・・

もっと早く観ていればと思える良作でした。


ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 9点(2011-02-23 03:55:59)
1.とにかくやりすぎなくらい、とことんまでやるという姿勢が空回りせず、最後まで細かく楽しめた。ラストへの伏線作りも良くて、小ネタ満載の、下手するとぶつぎりになりそうなお話をちゃんとひとつにまとめきったところが見事。何となく敬遠していたけれど、見てみてよかった。同じ監督や脚本の他の作品も見てみたい。
小原一馬さん [地上波(字幕)] 9点(2013-03-26 01:08:34)
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【点数情報】

Review人数 345人
平均点数 7.25点
020.58%
151.45%
230.87%
330.87%
4195.51%
5277.83%
63911.30%
75716.52%
89928.70%
96418.55%
10277.83%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.16点 Review36人
2 ストーリー評価 8.11点 Review43人
3 鑑賞後の後味 8.69点 Review46人
4 音楽評価 7.72点 Review36人
5 感泣評価 7.82点 Review28人

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