4.ネタバレ ヒロインは最後救われたかったなぁ…「トップ・ハット」に、じゃなくって、現実世界で。映画の中の探検家は現実には無理だし、かといって現実世界の俳優の方は、性格が最低だから、どちらを取っても幸せになれないけれど。せめてあのDV旦那とはいつかきっちり離婚してくれることを願わないではいられない。(でも彼女の性格的に無理そうだなぁ…)まぁこういうオチの付け方をするのがウッディ・アレンなんだけど。(現実主義)駆け落ちの約束をした俳優が待ち合わせの映画館にいなくって、仕方なく荷物をかかえたまま映画を見るヒロイン。やっていたのは「トップ・ハット」。これ、見たことないんですよね。でも「グリーンマイル」で、あの大男君が刑務所の中での上映会で「トッㇷ゚ハット」を見て感動したり、クライマックスに近い場面で泣きながら「あいむいんへぶんっ…あいむいんへぶんっ…」って言ってたのが強く印象に残っていたので、「カイロの紫のバラ」でもラストシーンにこの映画のこの”I'm in heaven~♪”って歌うアステアのシーンが出てきて「おおおおおっ!」って思いました。「トップハット」見なくちゃ。