5.異色のサスペンスとしては面白いが、死刑廃止論の社会派映画としては全然ナンセンスである。死刑廃止論で常に根本的に欠けているのは、被害者の人権に対する視点である。死刑囚の冤罪救済を言うなら、注射などよりもっと理不尽な方法で、予告もなく裁判もなく、冤罪というより罪もなく死刑を執行される被害者の人権は誰が償うのか。責任を負うのは加害者であり、それが死刑という”眼には眼を”の罰であるのは当然であると思う。 【きりひと】さん 7点(2004-05-06 09:46:12) (良:1票) |
4.それでも死刑は続いていく…。 【たま】さん 7点(2004-04-30 04:37:25) |
3.ノーマークだったんですが、面白かった。アラン・パーカーらしく、サスペンスと見せかけて直球の社会派ドラマ。ラストの展開も、単なる「どんでん返し」ではなく、そこにメッセージを持たせるあたり、その内容への賛否はあるでしょうが、こういう映画もアリなのでしょう。まあ、難をいえば、ケビン・スペイシーが出てる時点で観客はみんな「怪しい」と思ってしまうことでしょうか。 【ころりさん】さん 7点(2004-03-08 01:44:32) |
2.途中でラストが読めてしまうものの,最後まで非常によく魅せるストーリーではある。 【北狐】さん 7点(2003-12-08 20:19:09) |
1.上手くまとまっていて、完成度が高いと思います。真犯人は誰なんだろう?とドキドキしながら見ることができました。ただどうしても、ほかのいくつかの映画の中の死刑囚よりも、ケビン・スペイシーが堂々と、というか淡々とした態度に見えてしまって違和感を覚えました。あの状況でどんな死刑囚を演じるかは非常に難しいでしょうけど。後味が悪くてもう一度見たいとは思えないけれど、今までありそうでなかったようなよくできた映画だと思います。 【るいるい】さん 7点(2003-10-05 19:22:42) |