映画『HERO(2002)』の口コミ・レビュー

HERO(2002)

[ヒーロー]
Hero
(英雄/Ying xiong)
2002年上映時間:99分
平均点:6.16 / 10(Review 307人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-08-16)
アクションドラマアドベンチャー時代劇ミステリー歴史ものロマンス
新規登録(2003-08-17)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-11-19)【イニシャルK】さん
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監督チャン・イーモウ
演出チン・シウトン(アクション監督)
トン・ワイ(アクション監督)
キャストジェット・リー(男優)無名(ウーミン)
トニー・レオン(男優)残剣(ツァンジェン)
マギー・チャン(女優)飛雪(フェイシエ)
チャン・ツィイー(女優)如月(ルーユエ)
チェン・ダオミン(男優)秦王(チンワン)
ドニー・イェン(男優)長空(チャンコン)
森田順平無名(ウーミン)(日本語吹き替え版)
木下浩之長空(チャンコン)(日本語吹き替え版)
小杉十郎太残剣(ツァンジェン)(日本語吹き替え版)
塩田朋子飛雪(フェイシエ)(日本語吹き替え版)
魏涼子如月(ルーユエ)(日本語吹き替え版)
津嘉山正種秦王(チンワン)(日本語吹き替え版)
永井一郎老館長(日本語吹き替え版)
ジェームズ・ホン秦王(チンワン)(英語吹き替え版)
原作チャン・イーモウ(原案)
リー・フェン(原案)
ワン・ビン[脚本](原案)
脚本リー・フェン
ワン・ビン[脚本]
チャン・イーモウ
音楽タン・ドゥン
撮影クリストファー・ドイル
製作ビル・コン
チャン・イーモウ
配給ワーナー・ブラザース
特撮アンジー・ラム(視覚効果コーディネーター)
衣装ワダエミ(衣装デザイン)
編集アンジー・ラム
その他タン・ドゥン(指揮)
ジョン・サルヴィッティ(ドニー・イェン アシスタント)
クエンティン・タランティーノ(presenter:アメリカ版)
あらすじ
無名という役人が秦王の謁見を賜った。理由は、王の命を狙った3人の刺客を始末したこと。王は無名を玉座から10歩の距離まで近づけ、彼の話を聞くことにする。剣という文字の意味を解釈した秦王はあることを悟る。はたして無名の正体は? そして彼の真の目的は何なのか? 謎は遥か歴史の彼方である。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

45.ネタバレ 内容が濃くて見終わったあとは複雑な気持ちで沈んでしまうくらい奥深い話でした。歴史上の真実の物語なので深い解釈を求められたり、眠りを誘うような音楽が多く使われていたり、アクションもくどく感じることがあるので、二転三転する展開やラストのオチの凄さが少し弱まる感はありました。しかし、今までに見たことのない華麗さと速さで展開されるアクションは劇場でこそ見る価値がありますよ。特に、ジェット・リー演じる無名とマギー・チャン演じる飛雪の二人が、迫り来る無数の矢をなぎ払うシーンは凄すぎて呆然としてしまいました。チャン・ツィー演じる如月とマギー・チャン演じる飛雪のアクションシーンでは、その二人よりも二人の周りを取り巻く木々の葉の美しい動きや色合いに見とれてしまいました。時間軸の違いや話の真偽によって、登場人物の衣装のカラーが変化するという表現方法もとても面白いなぁ思いました。
はがっちさん 8点(2003-08-18 19:19:30)
44.中国という歴史的な大国の自然、伝統、文化の美しさをまざまざと見せつけてくる映画だった。多少の違和感は無視して映像の美しさに徹底した演出による色彩美は見事というしかない。剣術シーン等「グリーンデスティニー」と似ている雰囲気はあるが、面白さは今作の方が断然上だった。しかしワイヤーアクションにはいささかの飽きがきていることは確かだ。
スマイル・ペコさん 8点(2003-08-21 00:24:08)
43.ネタバレ 今日見たのですが本当に素晴らしい作品だと思いました。なんか映画というより芸術作品という印象が・・・戦いのシーンはさすがだなて感じです。水の上を飛びながら戦うのはとてもありえない感じでした。しかも剣を使って浮く・・・。結局最後に天下という言葉でジェットリーが揺らいでしまうのですがあの辺が難しかったですね。
ピースさん 8点(2003-08-24 22:47:59)
42.映像が本当に美しいです。中国の自然、素晴らしい。伝説の解釈ということなので、複数の可能性を過去語りで繰り返しながら、というストーリー展開の方法は、私は嫌いではありません。無名という剣士の人間くささ、ジェット=リーならではだと思います。
ticketybooさん 8点(2003-08-25 07:40:05)
41.ネタバレ ネタばれのうちに入るんでしょうか・・とりあえず付けておきますね。まずこの映画を見て、あの色使いに目を奪われました。見る前はただのワイヤーアクション映画だろうって特別期待していなかったんですが、内容とワンシーンづつ色分けされていることで見終わった後は感想が予想していたものとは違いました。あの色分けには絶対意味があると思わずパンフレット買いに走りましたから。(私のオツムではどういう意味が隠されていたのかはっきりとは分からなかったのね)パンフ読んでからまた更にじぃーんとしてしまいました。
にゃん♪さん 8点(2003-08-26 00:05:43)
40.俺的には良かったです。映像が綺麗だな。ハリウッドがあれを撮ったら『くどく』なるだろう。日本が描いたらあそこまで『映えない』だろうな。映像美に関しては、華人のセンスの一端を見ました。どうしても日本的に撮ると、もっと『情緒』なるものを写してしまいそうです。東洋の魅力は十二分に表現できたと思います。そしてワイヤーやCGは自分は嫌いな方ですが、まぁ許せる範囲でカットと調和していたのでOKです。ストーリーはこの手の『寓話』=ハリーポッターと比べてあげれば良くも悪くも無いのではないでしょうか?? 心揺さぶる映画がお好みであれば、物足りないでしょう。僕的には映画館で見て素直に感動できるといった意味で、高得点を挙げたいですね。CGを引いたとしても、現在の中国の財政力であそこまで、壮大で荘美な景色にロケを組んだ事はやはり賞賛に値するでしょう。今後も頑張って欲しいです。そして日本映画も負けずに頑張ってください。
Pizzさん 8点(2003-09-02 00:55:04)
39.私はこれを一言で「芸術的アクションファンタジー」と勝手に呼ばせて頂きます。いえ、感想はとても一言では言えません。美しい映像、衣装、壮大なロケシーン、秦軍の膨大なスケールのシーンそして全編ワイヤーアクションの剣術シーンなど目を見張る素晴らしいものがあります。俳優さん達はさぞ大変だったことでしょうね。イーモウ監督の力の入れようがひしひしと伝わってくるようです。最初の騎馬シーン、膨大な矢の飛ぶ矢ぶすまシーンなどに黒澤監督の気配を感じました。暗殺者が究極の剣の心を会得して、それが天下統一=平和だったという持っていきかたもいいです。単なる娯楽アクションものではなくちゃんとしたメッセージを持っているんですね。以前あった「始皇帝暗殺」という作品と比べると明らかに違いが分かります。暗殺者も始皇帝もそれぞれりっぱな人間であることが描かれています。ひとつ言えばワイヤーアクションは半分にして、あとは俳優自身の生の実力で見せて欲しかったと思います。彼らならきっとそれでもできただろうと思うので・・・
キリコさん 8点(2003-09-05 21:38:52)
38.非常に面白かった。まず、中国だけにスケールがデカい! 兵士がずら~~~っと並んでるとこなんぞ圧巻(CGなのかなぁ??) そして何より、殺陣にこだわっていてアクション自体に迫力があるのと、色の使い分けが鮮やかで美しい。そして、布がひらひら揺れる動きと戦闘の激しい動きが上手くマッチしていて、ビジュアル的には完璧だった。ただ、ここまで迫力ある殺陣をやるのだったら、むしろVFXは要らなかったんじゃないの?と思った。(マトリックスみたいにしなくてもこれほどの質なら普通に勝負できたのでは…) ストーリーは基本的には分かりやすく単純な話だが、しっかりと奥行きを持ったシナリオで納得できる。欧米人に理解できるかわからんが(笑) 何かとアジアのテイストが楽しめるのが良かった。不満があるとしたら、この映画のCM! あれさえ見なければもっと楽しめたはず…。
りのさん 8点(2003-09-08 16:14:16)
37.チャン・イーモウとしては、やはり先行するアン・リーへの対抗意識があったのか? それとも、チェン・カイコーに対して? …しかし、彼はウォン・カーウァイの『楽園の瑕』こそにもっと学ぶべきだったんじゃないか。あの、ほとんど失敗作すれすれのところで奇蹟のように「映画」を成立させた、カーウァイの最も野心的かつ真摯な凄みに比べ、イーモウの本作は(いつもの彼の作品同様)あまりにも破綻なく達者で、まとまりすぎている。もっとも、それこそがこの才人の魅力であり限界でもあるのだし、そういう意味では見事に観客の期待を裏切らない出来映えは、やはり評価しなくちゃなんないだろうなあ。とにかくマギー・チャンとトニー・レオンのふたりが、あまりにも素晴らしい! その分、ジェット・リーがワリを食っちゃったけど。
やましんの巻さん 8点(2003-09-09 12:55:16)
36.ネタバレ 「紅いコーリャン」「菊豆」「初恋の来た道」とチャン・イーモウ監督をこよなく愛してきた私には、観る以前に不安があった作品でした。なぜなら、「いつか晴れた日に」で繊細で瑞々しい人物描写をしたアン・リー監督が、「グリーン・ディスティニー」で間延びしすぎた作品を作ってしまったから。…結果は、満足して映画館から出られる作品でした。2時間強、引き込まれてあっという間の作品でした。観ながら強く感じたのは、黒澤明監督の影響でした。交錯するストーリーは「羅生門」、色彩は「乱」そのものだなぁと。「書」を極めることは「武道」を極めること。「暗殺者」として切り開いた境地は「小事(個人の恨み)にとらわれ、大事を見失うな」ということという、非常にアジア的な考え・思想に心打たれ、どこまでもすれ違ってしまう飛雪と残剣の最後に涙しました。今回初めて、ジェット・リーを格好良いと思いました。武道は強いがそれ以上でもそれ以下でもない俳優と思っていましたが、座っているだけでも無名の心が伝わってきました。そして、「私を狙う暗殺者が、私の一番の理解者だったとは」という、その器の大きさを示す始皇帝の言葉を、某国のお坊ちゃん大統領に聞かせたいと思いました。ただどうしても、あのアクションにはなじめなかったので、そこが減点です。ハリウッドのアクション指導者に、中国武術はああ見えるのかなぁと残念でした。
にゃんたろうさん 8点(2003-09-10 14:54:41)
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35.ジェット・リーより、リー・リンチェイと言う呼び名の方がピンと来る。非情に綺麗な映像美と音楽、練ってあるストーリーで秀作と言って良いかと思いました。観終わっていろいろと考えさせられました。
ロカホリさん 8点(2003-09-12 17:59:01)
34.今までアジア映画を敬遠しがちでしたが、コレは!!!!でした。なんといっても色彩がものすごいです。この映画は回想シーンが多いので、混乱しがちですが、場面によって紅、蒼、翠、白と使い分けてるので見ている方もちゃんと把握できます、憎い演出ですね。話自体はちょっと眩めな感じですが、ジェットリーがひたすら「英雄」的な映画なんだなと想像していた分、とてもいい意味で裏切られた作品でした。ただ、もうストーリーはもう少し面白くできたのかな~ってところで6点。ワイヤーアクション&芸術性はもちろん10点。で間とって8点。
猿トビ茶漬けさん 8点(2003-09-16 10:20:21)
33.ワダエミの衣装、赤→青→グリーン→白と展開してゆく美しい画像。黒髪をなびかせて戦うシーンや無名と飛雪の矢を払うシーンなどもう圧巻!ワイヤーアクションもこんな使い方ならOKでしょう。人間としてありえないとかではなくこれはまさしく映像美!だと私は思います。水の上の戦いも芸術だよ。残剣演じるトニーレオンが素敵でした♪映画館で見て大正解!
さん 8点(2003-09-23 22:59:11)
32.まず5点。皆さんご指摘の映像美に3点。劇場で見てたらもっと高く付けてたろうなあ。冒頭の雨の中のシーン、好きだなあ。剣士カップルが浅野温子と奥田民(ry
デリリュウムさん 8点(2003-09-27 02:22:19)
31.ネタバレ これは絶対映画館で観ないとマズい映画だろなあ。おそらく家のテレビで初見なら正直4点位でした。それ位映像美が圧巻の出来で「綺麗」の一言だったんですが、ストーリーが単純すぎて中盤には最後までの展開がわかってしまうのがなんとも悲しい。個人的にマギー・チャンの虜なので、最後の方でマギーが死んじゃうとこなんかは涙しちゃいましたけどね。
つっちさん 8点(2003-10-20 12:24:40)
30.ネタバレ 思ってた以上によかった!!ワイヤー使いすぎとか立ち回りがワンパターンで大袈裟すぎとかそんなことは香港・中国映画なら当たり前なので今更とやかくはいいません。それ以上に描写がよかった。残念ながら私が中国史を苦手としていたので、始皇帝の描き方がどうなのかはっきりとは分かりませんでしたが、単純に始皇帝を暗殺して終わり、もしくは果たせずに終わりではなく、暗殺できたんだけどしなかったってところがよかった。あと今作における水の使い方(水滴・音)がとっても印象に残っていて素晴らしかった。最後にっ!!おいっ!!中国人のエキストラよ!!!もうちょっとやる気のある顔をしなさいっ!!!エキストラ(兵士など)がアップになった際の、あの”監督に言われたんでこんな格好してこんな動きしてま~す”って言い出しそうな顔にはちょっと困った。 ・・・・あっ、それも香港・中国映画ならいつものことか・・・・・
よっふぃ~さん 8点(2003-10-23 14:27:26)
29.ありえないとか飛びすぎとか、そういうのは置いておいて、単純に映像に圧倒された。あっちの女優さんは大変だ… ジェット=リーものとしては自分的に一番です。大画面で見るべき映画。
はるふさん 8点(2003-10-26 13:18:50)
28.ネタバレ なんと言っても色彩鮮やかな衣装が目玉でしょう。衣装だけで見に行く価値があるとすら思えます。場面ごとに変わる衣装が、話の切り替えにちょうどよい効果をもたらしているのではないでしょうか。俳優陣も実にマッチしていてよい。個人的には白衣装が一番お気に入り。笑えたポイントは、長空の英語訳が「sky」とかになってたところ。まんまやん。ニュアンスが伝わらないって悲しいな~
keiponさん 8点(2003-11-10 14:01:01)
27.2転・3転していくストーリーとともに、色彩と映像のテーマが変わっていき、その美しさは見応え十分だった。映画館で観ておいてよかった。ワイヤーアクションは個人的にキライではないが、ちょっと飛びすぎ、まわりすぎ。刺客の一人、マギー・チャンの好演が光るが、主人公の人物像をもう少し表現していれば、ラストはもっと感情移入できたのにな。
むーみんさん 8点(2003-11-28 15:22:03)
26.これは映画館で見るべきですね。おそらくビデオでは魅力半減でしょう。映像の美しさに引き込まれました。
ブチャラティさん 8点(2003-11-29 13:28:16)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 307人
平均点数 6.16点
030.98%
151.63%
251.63%
3134.23%
4258.14%
55317.26%
66119.87%
76721.82%
84514.66%
9237.49%
1072.28%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.64点 Review14人
2 ストーリー評価 5.00点 Review28人
3 鑑賞後の後味 4.92点 Review28人
4 音楽評価 5.28点 Review21人
5 感泣評価 3.50点 Review12人

【アカデミー賞 情報】

2002年 75回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2002年 60回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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