《改行表示》 66.まず、配給会社の宣伝にだまされた人は残念でしたとしか言い様がない。 次にこの映画は監督自身の大好きな作品のリスペクトのあるパロディ映画である。 だから、この映画を好きな人にはタランティーノと映画の好みが合う奴が多いだろう。 キル・ビルの持つ雰囲気は俗に言うB級C級映画が持つ雰囲気そのままである。 それを知り尽くしてるタランティーノが一度分解し、再構成をしたら「あれ、これ以外といけるじゃん」って思えるものにしたのがキル・ビルなのである。 一見キッチュで俗悪に見えるのは仕方が無いだろうが、それが好きな人にはたまらない映画でもある。 (こんな日本の情景描写は間違ってるとか言う人もいるだろうが、それは少女漫画を読んで「なんで登場人物の後ろに薔薇があるんだ」とか「目が大きすぎて人間離れしてる」を言うほどお門違いである。) 要するにこれは見る人を選ぶし、見る方も構えが必要な映画である。 私にはたまたまストライクゾーンだったのかもしれないが、この映画は私の大好物なのだ。 【寺 梅斗】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-14 11:51:31) |
65.面白かったぁぁぁぁ~ タランティーノが何回も見たくなるのって 私だけ?? 【ぐぼ子】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-08-08 22:43:19) |
64.何で飛行機の中、日本刀持ってるんだよ!とか、ルーシー・リュー日本語きついよ!とか、見ながらつっこみを入れてました。でも、この映画はこれがいいんです。そう観客に思わせるだけの監督の映画に対する愛がこの中にある。 【まにまに】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-01 03:40:32) |
63.愛すべきバカ映画。ヘンな日本描写が出てくるたびに文句を言ってる僕ですが、なぜかこの映画だけは憎めない。まるで小学生がテスト用紙の裏一面にビッシリ描きなぐったヘタクソな落書きのような可愛らしさを感じずにはいられないのです(なんのこっちゃ?)。ユマ・サーマンもいいけど、やっぱ和服に刀がばっちりマッチしてるルーシー姐さんに軍配っすね。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-27 22:04:54) |
62.久しぶりに寝ずにラストを迎えられた作品。超集中して観ちゃった。 【もちもちば】さん 8点(2005-03-08 23:25:34) |
61.パルプ・フィクションを観て、天才監督が現れた!と驚き、大興奮したもんだが、その後、監督としても脚本家としても中途半端な作品を連発し、おまけに、ちょっと出用の役者としてもスベり倒しで、この十年で完全に自分の中では過去の人になり、超大傑作パルプ・フィクションの監督であったことさえも忘れそうになっていたクエンティン・タランティーノ。でも、タランティーノさん・・・・・あんたやっぱり天才だよ 【永遠】さん 8点(2005-02-26 19:47:13) |
60.ネタバレ もやっとした画面に、殴られて血だらけの顔のアップ。4年ぶりの作品はどんな見方をすればいいのかなと思っていたら、赤十字の眼帯をつけたダリル・ハンナのナース登場で、あぁ、この映画はアメコミね、って了解しました。ここで了解できない人にとっては不快な映画になるかも知れません。わたしはもちろん、このあとすっかりアメコミの世界に引き込まれ、とっても楽しめました。雪の日本庭園での対決も、最後の脳味噌で見事にタランティーノにアカンベーをされた爽快感(脳味噌に爽快感、じゃないですよ、念のため)で締めくくり、期待通りのB級映画でした。ただ88人(?)斬りはやや冗長ぎみだったかな。その前の、二階からトイレまでのワンカットのカメラワークが秀逸だっただけに、殺陣シーンに期待しすぎました。 【karik】さん 8点(2005-02-06 11:23:57) |
59.ネタバレ ギャグなのか本気なのか何なのか、ほんとうにわけがわからなくて、何これって感じです。で、かっこいいと思ってしまった。これでタラを知ったので、衝撃でした。曲がいい。おしゃれ映画として軽く見ることもできるし、ストーリーとかどうでもいいんだって思った。そんな映画はあんまない 【ガム】さん 8点(2005-01-30 22:55:40) |
58.うん、これは面白いね。全体に漂う殺伐とした荒涼感。途中のアニメや音楽も実にこの映画にマッチしてます。またファッションやインテリアも良い。タランティーノの濃いパーソナリティーが見事にハマった映画と言えるでしょう。 【イサオマン】さん 8点(2005-01-02 23:03:42) |
57.レオンのナタリー・ポートマンの15年後がルーシー・リューか? 【やぶ】さん 8点(2004-11-20 21:34:43) |
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56.監督、良くぞココまで好き勝手やってくれましたね~。理屈ぬきで可笑しい。「面白い」というより「可笑しい」、そんな作品です。だから、あれこれ言うのはナシ。これはアニメ、あるいはコミックス。そして、ひとりの日本贔屓が描いた個人的日本像。とにかく、一切の理屈を捨てて触れてみようじゃないですか。それだけです。 それが全てなんです。固いことは言わないで、ただただ楽しみましょう。 |
55.マンガ的発想?もここまで突き詰めれば一級のエンターテイメントになるんだなぁ…って感じで面白かったです。青葉屋のセットもイイ。やたら大味な殺陣が延々と続くのはちょっとダレました。確信犯的ワルノリや残虐性において、普通のアクションと「悪魔の毒毒モンスター」の中間辺りに位置する感じ。「バトルロワイアル」的な騒ぎが聞かれなかったのが不思議。 【番茶】さん 8点(2004-09-18 20:05:43) |
《改行表示》 54.片腕スッパ斬られてシュババババーッと血しぶき飛んでた挙げ句にそのまましばらく放置されてたのに生き長らえているソフィーってどうよ? 【3737】さん 8点(2004-09-07 00:52:47) (笑:1票) |
53.おもしろかった!最高です。ユマ・サーマンがかっこいい。サントラも良かった。映画館で観たかったなぁ。 【ギニュー】さん 8点(2004-08-15 01:00:38) |
52.ネタバレ さすがタランティーノってかんじですね、怪しさ全開です。なかなか考えられてるなぁって素直に感心させられます、音楽、口笛、衣装が映画の本質的な部分につながっていくのが見ていてとても楽しかったです。ただもうちょっと色々な展開があってもよかったんじゃないかなと思いました、後半からはずっとあのレストラン?料亭?だったので。あとあの映画のなかの日本の描写が日本人には過度だってわかるけど、日本を知らない外国人にとったらあれが日本人なんだと思われそうで怖い。実際僕はコロンビア人二人と見たんですけど、「日本てのはこういうとこなの?」「日本人はこんな話し方するの?」(映画のなかで日本語のナレーターみたいのがはいるとこで)って真顔で聞かれた、、、。続編も見るぞ! 【AXL侍】さん 8点(2004-06-22 18:21:39) |
51.好き。映画としての評価はともかく、好き。ストーリーがシンプルで音楽も好き。足りないものはユマ・サーマンの色気。違和感ありありの日本語も、こういう映画で、しかもタランティーノだから、まぁいいかって感じです。 【smithy】さん 8点(2004-06-02 14:32:01) |
50.まず素直に面白かった(8点)自分にびっくりだ。今まで残虐シーンは観る事が出来なくて眼を閉じてしのぐ癖があったけど、これって閉じてたら観る場面がなくなってしまう!しかし慣れって恐いな…後半はスプラッターも笑えて面白くなってきた。東京に到着したあたりから、加速して面白くなってきた。タランティーノの日本は変…でも、こだわりの美意識はしっかりある。だから全然日本のイメージは悪くない。とっても好きなんだね~。自分も「おもしろい」って思いながら作って、観てる人も楽しませたいっていう心意気も多いに感じる。こんだけ弾けた映画ってそうそうない。観終わった後、不思議な高揚感に包まれて幸せな気分だった。ところでクンフー映画のヒーロー(この場合ヒロイン)は、街の平和を守るためとかの大儀名分がなく、個人的な対立による理由で戦い、強いものが勝者になるのでヒーローは誰よりも強くないといけない、というのを香港スターの本で読んだことがあります。本作は正にクンフー映画の造りなんだなぁと感心しました。GOGO夕張は大好きなキャラ。なんてクール!!そして戦うルーシーの横顔は雪に映えて綺麗だった。ユマはさすが存在感があって美しかった! 【ひいらぎ】さん 8点(2004-05-30 03:47:43) |
49.めちゃめちゃ早く過ぎた2時間でした。確かに血出すぎやけどそれがどーした!!!ユーモアありエグイとこあり、これがタランティーノの映画やん!!もちろん2も見に行きます。 【ヒロヒロ】さん 8点(2004-05-20 15:12:07) |
48.予告編を観る度にその期待感はだんだんと高まり、ついにスクリーンを前にして鳥肌がたつくらいの興奮を覚えた。ユマかっこいい。でも、ブライドが日本にたどりついたところから急に気持ちが萎えてきたんだな。眼の色や肌の色の違う人たちがドンパチやってバタバタ死んでいくのはバイオレンス・アクションとして鑑賞できるのに、自分と同じ種族の人々が血を流して派手に死んでいく姿が受けつけなかったんだ・・・と、自分が苦手な邦画のエッセンスはこれだったんだーーーと嫌になるくらいに気付かせてくれた作品。おかげですごく居心地の悪い思いをした。満足満腹!というわけにはいかなかったけど、そのただよってくる匂い(臭い?)のようなものには大変食指が動くので、悪食ということでVol.2も絶対映画館で観たい。<Vol.2鑑賞後レビュー変更>う~途中で萎えたなんていってた自分がバカだった!やはりこれは2本で1つの作品!所詮これが彼の作品を初見だった私に、Vol.1だけ観てタランティーノを語るなかれ、キル・ビルを語るなかれということだった。「恨み節」も決して世界一メジャーなオタクが奇をてらったり、ウケ狙いでチョイスした挿入歌なんかじゃない、この歌あってこそ生まれた作品がキル・ビルだ!深い意味と愛が込められた主題歌だ!Vol.1好きでVol.2がっかりした皆様ごめんなさい、私はVol.1はVol.2のラブストーリーへと続く壮大な序曲と理解することにします!+1点に変更! 【宝月】さん 8点(2004-05-20 00:23:32) |
47.周りから「馬鹿馬鹿しい」と聞いていましたが、自分的には大いにウケました、この作品。とにかく、変なキャラが出てくる映画が好きなもので(お気に入りはGOGO夕張とプリティー・リキ)。「こりゃマニア向けで一般受けはせんな」と思いつつこのコーナーに向かったのですが、意外に評価が高いのは驚きです。 |