79.劇中のスキや棒が地面を叩く動作に音楽を合わせていたのは新鮮味があって面白い。流石にタップは浮いていたけど、時代劇の新境地が開けた感じで良い。また勧善懲悪の時代劇特有のばっさばっさと人を斬っていく殺陣も健在で、その臨場感は息もつかせない。挑戦的でとても見応えのある一本でした。 【流月】さん 8点(2004-03-17 03:35:52)
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78.うむむ・・・意外だった。私は昨年末にラストサムライで、日本の時代劇に関するコメントで、苦言を呈しました。ここ十数年の時代劇の、特に殺陣の稚拙さや重厚感の無さがずっと不満だったからです。ところがどっこい、本日初めてレンタルにて座頭市を拝見しましたが、驚いた事にあのラストサムライの殺陣とは趣旨こそは違えど、勝るとも劣らない殺陣をやっているではありませんか!!これは本当に驚きました。また、ちゃんと時代劇を作っている人達がいた事に安堵を覚えました。CG使いつつも、あそこまで表現できた北野監督はさすがです。ただし、CGの使い方はちょっと下手でしたね。ラストサムライでも体を突き抜ける「刀」はCG使ってますが、技術的な差が大きかったですね。この点は少々残念でした。作品的には私好みの北野風味でよかったと感じています。北野作品のファンの方があまり好んでいない様な感があるので、これは私としては逆に意外に感じました。ちなみに本作品の音楽は、、なんかいつもの北野映画とは違和感があるな~っと思ってたら、久石譲じゃなかったんですね。タップダンスの音楽は良かったけど、全般的に音楽はかなり悪かった様に感じました。それにしても、「HANA-BI」の時でもコメントしましたが、イタリアは北野監督に対しては本当に寛大だなーっと、思ってしまいました。どっちも好きだけど、賞を貰えるほどとは流石に思えなくて(^^;)まぁ、良しとしよう! 【はむじん】さん 7点(2004-03-17 00:00:58)
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77.劇中後半、扇屋の軒先で丁稚奉公の小僧に対しておどけて見せた、岸辺一徳の「謎のネコポーズ」が一番の見所だと思いました。 【ぶらき】さん 8点(2004-03-16 15:27:52)
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76.画はそれなりに作り込んであって観られます。光にも気を遣っていて、しょぼい時代劇特有の浮いた感じはありません。各キャラクターの描写も十分で、映画のレベルは水準を超えていました。殺陣のシーンも細かなアイディアが盛り込んであって迫力があります。特に裏木戸を刀で開けるシーンなどは思わずにやりとしてしまいました。話題だったタップダンスも、気障な趣味だけどぎりぎり許容範囲でした。危なっかしい素材にしては結局割と良かったです。しかし、音楽だけが異様に浮いていました。それにある程度監督の力量は感じますが、だからといって際だった感じはありません。普通に観たらそれっきり忘れてしまうタダの娯楽映画です。それなのにやたらかっこつけた演出で、もっと普通に作ればいいのに、と思ってしまいます。非常にもったいないです。 【おしりはばとび】さん 6点(2004-03-16 05:03:18)
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75.北野武の映画は一応全部見ているが…今回のはそんなにおもしろい映画とは僕は思いませんな。 確かに殺陣はキレもそこそこ、ズバズバ切っていい感じなのですが…血がCG丸出しで寒すぎ。ばれんようにせんと。 ギャグも寒い。タカのアレの何が面白いんだか…時間かけるとこ間違ってますな。海外受けを狙ってのネタですかぃ? タップダンス。「だからなんなん?」の一言。時間の無駄もいいとこ。 どーもここのところ武の映画は変な方向性にいってるような…残念の一言。 北野武と浅野忠信は本当に素晴らしかった。それだけに惜しい。 【ふくちゃん】さん 4点(2004-03-15 16:31:21)
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74.いやーいいねー。間がいいのかなあ。キッズ・リターンとどっちがいいかなあ。親分の種明かしは余計なセリフなしで切るだけでもよかったかもなあ。殺陣もよし、音楽とのつながりもよし、間も笑いもいいバランスだった。 【wlon】さん 8点(2004-03-14 03:09:17)
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73.これぞエンターテインメントだと思った。 【粉】さん 10点(2004-03-13 20:14:25)
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72.殺陣に魅了された。寡黙に生きる男の哀愁、しぶい。でも他は・・・?CG時代劇は反則でしょう。金髪に蒼い目。たけし風を強調したかったのか?それはまだいい。タップに比べたらまし。長い。てか間違ってる。シメをタップにする怖さ考えなかったんだろうか?わざわざ変なことするビート節。これがプラスに化けることあるけど、今回はマイナスにしか思えなかった。これが今さっき見た感想。生意気言ってごめんなさい。 【モチキチ】さん 4点(2004-03-13 18:21:34)
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71.黒澤クラスの時代劇を期待して、前評判だけでDVDを予約して購入しましたが、正直いってかなりガッカリしました。一番のマズいところは脚本の浅さだと思います。これがベネチア国際映画祭監督賞作品とは信じられないほど子供向けな映画でした。全体として娯楽作としてのまとまりにも欠けている為に、コント、殺陣、ダンスもバラバラで浮き足立っているようにしか見えませんでした。北野武という人間が好きで、魅力を感じていただけに複雑な心境です。今後もっと懐の深い作品を創ってくれる事を期待したいです。本作はイマイチでした。 【たにっち】さん 4点(2004-03-12 00:33:02)
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70.豪快に吹き出る血しぶきや、低音響く豪快な人斬り音が、いい意味で現代的。たけちゃんはやっぱ好き勝手つくってるから、それがいいんだね。たけちゃんの映画は、まさしくたけちゃんの映画だもんね。タップダンス、とてもよかったよ。 【あろえりーな】さん 7点(2004-03-12 00:20:52)
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69.いや~面白い映画を観ました。時間を削ってでも観たい映画です。 善VS悪という解り易い時代劇のストーリー展開で殺陣のシーンは最高でしたし爽快感もありました。コントも大爆笑とまではいかないけど笑えたし、タップダンスに興味がない私にもタップシーンは鮮烈でした。 【みどりいろ】さん 9点(2004-03-11 18:47:31)
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68.「オレが座頭市をやるならこうやる!」というたけしの意気込みがヒシヒシと伝わってくる。リアリティを追求した殺陣と非リアリティな金髪とタップダンス、残虐性と随所に散りばめられた笑い。緊張と緩和をバランス良く配した抜群の痛快娯楽時代劇である。素晴らしい! 【トニー】さん 8点(2004-03-11 13:01:30)
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67.昨年のもう1つの時代劇の存在が自分の中で大きくなってしまったあまり、この作品に対する期待感がなくなってしまったのが見始めの印象ですが、結局それが良かったような気がしました。テンポやストーリーの流れが、「ああ、ビートたけしの作品だぁ」って感じでした。タカは「みんなやってるか」のときと同じ様な役で私は好きでした。素直に見れたのは、案外それぞれの配役がばっちりだったせいなのかも。普通に面白かったです。
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66.面白いとは思うんですがCGがイマイチでしたね。 【たま】さん 6点(2004-03-10 20:39:21)
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65.ラストのタップダンスが最高!エンドロールまで続く音楽に思わずサントラを買いました。ストーリーは単純で座頭市もどこまで強いねん!というぐらい強いのですが、殺陣のスピード、キタノレッドともいえる血しぶきの赤が、おー!てな感じでした。そして、最後のタップダンス、うーん、まいった。 【彦馬】さん 8点(2004-03-03 22:13:23)
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64.中盤だれたのが残念。もうちょっと時間けずっても良かったんじゃないかと思う。 タップのシーンも浮いてて必要無いんじゃないかと。殺陣のシーンは見え見えのCGでも 血がびゅんびゅん飛び散っていて爽快感があった。 【新井】さん 6点(2004-03-02 12:09:14)
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63.淡々としていてヤマバもオチもない。 でもそこがまた素敵。 シュールな感じでとてもいい。
北野武が最後に言ったせりふがまた素敵。 【kokayu】さん 7点(2004-03-01 01:55:03)
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62.取り囲まれた所をバッサバッサ斬る感じが良いです。たまに見せる殺伐とした感じとか。でも思ってた以上に人情入ってたのがへぇそうなのかと思った。ただカラコンとかタップは意味不明、それはちょっと狙いすぎでは?と思ってみたり・・。血の飛び散る感じがある監督さんとダブったりしてました。でも面白かった。 【すの】さん 7点(2004-02-28 17:49:24)
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61.全体的にトーンが調整されておらず、中途半端な印象を受けました。また、話題の殺陣シーンもCGの使いすぎで、超能力戦争みたいな感じになってしまって、あまりカッコいいと思えません。個人的には、畑を耕すシーン、大工のカンナや金槌のシーン、タップダンスのシーンは秀逸だと思います。しかし、時代劇のドラマ部分とマッチしておらず、なんだか妙でした。もっと徹底的に全編に渡って映像に凝れば良かったのに、と思います。最近の時代劇ではTV版鬼平の映像が際立って美しいと思っているですが、鬼平の場合奇抜な色使いをしたりジプシーキングスを音楽に使っても、全体の調和が崩れることはありません。座頭市は、良いアイデアが随所に見られるだけに「惜しい」です。ところで、この映画は海外の映画祭での受賞の多さでも話題になりました。でも実情は、TAKESHI KITANOという名前だけで受賞している感じです。カタルーニャ国際映画祭の作品賞も受賞しましたが、バルセロナの映画館は土曜日の夕方にも関わらず座席が1割程度しか埋まっていない閑古鳥状態でした。隣のホールで「ロスト・イン・トランスレーション」が長蛇の列を作っていたのと好対照です。
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60.映画の中盤で中弛みの感を受けたので、ストーリーが凡庸に感じられてしまった。125分は長い。もっとコンパクトに作れば痛快娯楽作になったと思うんだが。例えば邦画版「デスペラード」みたいな… それはやりすぎか…(笑)それと「菊次郎~」もそうだったけど、踊りのシーンになると長いですよね。しかし殺陣は迫力がありました。座頭市の斬鉄剣はかっこよかったです!まさにスーパー座頭市! 【じふぶき】さん 6点(2004-02-02 14:54:18)
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