30.北野作品初見、座頭市という物語も初見。血や日本刀がびらびらと舞うのは非常に苦手な私で、R-15になるほど他のものも飛び散りギョッとしましたが、この作品は面白くて最後までしっかり観ました。解り易い痛快な物語と、全編通して失われない軽快なリズム。この作品をひっさげてベネチアに参加した監督は終始ニコニコでしたが、浅草お笑い出身の監督が持つ、独特の「芸人エッセンス」の香りが高いところが自信の理由だったのかなと思いました。ひょうきん族で育った私です、気に入るわけですね。殺陣もダンスも、生きるもの全てが持つ鼓動のリズムに合わせて非常にテンポが良かったです。エンターテイメントとしてこれは必須項目。ああ、芸名はビートたけしでしたね。やられた。 【のはら】さん 8点(2004-04-20 23:05:07)
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29.細かいところまで気を利かせた作品だなぁと思いました。ラストのタップダンスのシーンを思わせるための演出なのか、農民が鍬で耕しているときにさりげなくリズムにあわせていてすごいなぁと。。やはし北野さんすごいですわぁ!
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28.黒澤明監督の「用心棒」や「椿三十郎」に匹敵するぐらい、痛快な時代活劇ですね。作品全体にリズムがあり、最初から最後まで飽きることなく観賞出来ました。殺陣も良かったですね。本当に人を斬っている感覚がすごい良かったです。ただ、CGをもう少し良くしてほしかったですね。 【Φ’s】さん 8点(2004-03-28 17:45:44)
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27.これだけ重量感のある殺陣はそうそうお目にかかれない。一撃必殺の迫力は、全然違うのだが「座頭市血煙り街道」の勝新と近衛十四郎とのクライマックスを思い出した。自分には、特撮はやはり作り物だという根本認識があり、そこを楽しむタイプ(レイ・ハリーハウゼンの特撮がマイ・ベストSFXです)なので、飛び散る血飛沫もいい意味のハッタリと受け取れた。タップも話題先行だったが、想像していたほど悪くない。脚本の浅さも、あえてああしたのだと好意的に解釈出来た。 【ヒックス111】さん 8点(2004-03-28 03:32:49)
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26.映画館に見に行こうと思いながらちょっと躊躇してしまった作品です。それでやっと見ました。 うーん、とにかくストーリーがわかりやすくて面白い。単純な私には最初から最後まで飽きることなく楽しませていただきました。 キャストもとても良かったし、ガダルカナルさんはかなりおいしい役をもらってラッキーでしたね。 ただ浅野忠信さん演じる浪人があまり悪い人に見えなかっただけに、「シェーン」のジャック・パランスが演じた悪役のように不気味に孤独な悪役に徹して欲しかった気がしています。 【JEWEL】さん 8点(2004-03-20 21:34:32)
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25.劇中のスキや棒が地面を叩く動作に音楽を合わせていたのは新鮮味があって面白い。流石にタップは浮いていたけど、時代劇の新境地が開けた感じで良い。また勧善懲悪の時代劇特有のばっさばっさと人を斬っていく殺陣も健在で、その臨場感は息もつかせない。挑戦的でとても見応えのある一本でした。 【流月】さん 8点(2004-03-17 03:35:52)
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24.劇中後半、扇屋の軒先で丁稚奉公の小僧に対しておどけて見せた、岸辺一徳の「謎のネコポーズ」が一番の見所だと思いました。 【ぶらき】さん 8点(2004-03-16 15:27:52)
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23.いやーいいねー。間がいいのかなあ。キッズ・リターンとどっちがいいかなあ。親分の種明かしは余計なセリフなしで切るだけでもよかったかもなあ。殺陣もよし、音楽とのつながりもよし、間も笑いもいいバランスだった。 【wlon】さん 8点(2004-03-14 03:09:17)
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22.ネタバレ 公開初日に劇場で観ましたが、やったねタケちゃん!と観終わってニンマリしました。でも実は途中、復讐を誓う姉弟の踊りと回想のシーンでは涙が止まらなかった。。。最後のタップに通じる全編通してのリズムが心地よく、また、タケちゃんらしさが計算されて入っている所もニンマリの要因ですね。面白かった~(^-^)v 【らふらんす】さん 8点(2004-03-13 16:16:48)
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21.「オレが座頭市をやるならこうやる!」というたけしの意気込みがヒシヒシと伝わってくる。リアリティを追求した殺陣と非リアリティな金髪とタップダンス、残虐性と随所に散りばめられた笑い。緊張と緩和をバランス良く配した抜群の痛快娯楽時代劇である。素晴らしい! 【トニー】さん 8点(2004-03-11 13:01:30)
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20.ラストのタップダンスが最高!エンドロールまで続く音楽に思わずサントラを買いました。ストーリーは単純で座頭市もどこまで強いねん!というぐらい強いのですが、殺陣のスピード、キタノレッドともいえる血しぶきの赤が、おー!てな感じでした。そして、最後のタップダンス、うーん、まいった。 【彦馬】さん 8点(2004-03-03 22:13:23)
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19.一瞬でけりがつく殺陣に美を感じます。あの浅野も一瞬だもの!タップダンスが終わり、いつものように映画館を出て行く観客。タップの盛り上がりと、きょとんとした客たちとの、一つの空間における温度差が異様
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18.とにかく殺陣に尽きる。世に溢れる時代劇に活を入れる作品だと思う。これを見ると他の時代劇の立回りがかったるくて仕方ない。その気持ちよさだけで8点。 ただしストーリーはご都合う主義だし、もう一回ビデオで見る時には中盤の舞の部分は早送りするでしょうなぁ。それで-2点。 【Mojo】さん 8点(2004-01-26 10:21:11)
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17.北野作品の中では一番だと思います。とにかく万人受けするはず。僕も見終わった後、「うん、面白かった」と素直に口から出ました。とりあえず、話が単純ですしね。引くすれすれのギャグも際どくセーフでした。しらけなくて良かった。最後のダンスは感動しました。途中途中でも、音楽と映像がうまく融合して、いいリズムで見ることができました。 【こじ老】さん 8点(2004-01-08 01:41:34)
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16.金髪は意外性だけでなく、殺陣の時に市を引き立たせるという狙いがうまく出ていたと思う。 北野映画は映像が綺麗。タップもなかなかよかった。 本作を鑑賞中、館内に火事の放送が流れて一時パニックになりました。マジで忘れられない作品。 【40円】さん 8点(2003-12-09 19:40:58)
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15.ネタバレ 勝新太郎の座頭市を知らなかったので、純粋に楽しむ事が出来た。かなりエンターテインメントに傾いていて、今までの北野映画らしい静謐な感じは薄いが、「全編リズム」と言うから、それも狙いか。北野映画の新境地だろう。最後、黒幕の目を潰して石につまづいて…と言うのは、やはり北野風味。「めくらの方が人の気持ちが分かる」と言う台詞、R指定にするのが勿体無い。 タップがどう絡んでくるのか、と言うのは観る前から興味があったが、違和感なく絡んでいたと思う。大工にあのリズムをやらせた事により、最後の大団円で「町の復活」を感じさせるものになった。 タカの「殺陣師コント」は見事だったが、もうちょっとギャグ少なくても良かったかなぁ。 【アイカワ】さん 8点(2003-11-05 18:13:20)
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14.面白い。“娯楽作品+北野風の是非”という点があるかと思いますが、私は是だと思います。殺陣のシーンは、少し前に見た「ターミネーター3」の爆破付き戦闘シーンの数倍迫力を感じました。タップも「おお、すげえ」と素直に見られました。 【まつもとしんや】さん 8点(2003-11-05 16:54:59)
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13.うーん、面白かった。難癖つけようと思えば結構言いたいことはあるけれど、そういうのを吹っ飛ばすパワーがあります。殺陣というか人斬りシーンが多いのに残酷さはなく、もうやたらめったら爽快です。スカッとしてしまう。人殺しなのに。ミュージカルシーンもいいですねー。これは、日本の娯楽映画に新しい境地を開いたと言えるのではないでしょうか。時代劇のあり方としての答えの一類型を。面白ければそれで良し、時代考証という名のリアリティは二の次。お見事。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-11-01 21:31:08)
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12.面白い。格好いい。ミュージカルな感じは”ダンサーインザダーク”みたい(あんなに暗くないがね。)キタノブルーは月夜に照らされる死体で発揮。破滅へ突入のストーリーではないキタノ映画はかくも楽しいエンタテイメントとなったのでした。 【GO】さん 8点(2003-10-26 23:30:17)
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11.わかりやすいのがよかった。とにかく分かりやすい。だから面白い。
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