映画『アメリカン・ビューティー』の口コミ・レビュー(4ページ目)

アメリカン・ビューティー

[アメリカンビューティー]
American Beauty
1999年上映時間:122分
平均点:7.00 / 10(Review 489人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-04-29)
ドラマラブストーリーコメディ青春もの学園もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-04-30)【シネマレビュー管理人】さん
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監督サム・メンデス
演出加藤敏(日本語吹き替え版【TBS】)
キャストケヴィン・スペイシー(男優)レスター・バーナム
アネット・ベニング(女優)キャロリン・バーナム
ソーラ・バーチ(女優)ジェーン・バーナム
ウェス・ベントレー(男優)リッキー・フィッツ
ミーナ・スヴァーリ(女優)アンジェラ・ヘイズ
ピーター・ギャラガー(男優)バディ・ケイン
アリソン・ジャネイ(女優)バーバラ・フィッツ
クリス・クーパー(男優)フランク・フィッツ大佐
スコット・バクラ(男優)ジム・オルマイヤー(麻酔専門医)
サム・ロバーズ(男優)ジム・バークレー(税理士)
ジョン・チョー(男優)オープンハウスの客
アンバー・スミス(女優)クリスティ・ケイン
ジョエル・マクラリー(男優)ケータリング業者主任
ブルース・コーエン(男優)バーテンダー(ノンクレジット)
寺泉憲レスター・バーナム(日本語吹き替え版【ソフト】)
小山茉美キャロリン・バーナム(日本語吹き替え版【ソフト】)
小島幸子アンジェラ・ヘイズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道フランク・フィッツ大佐(日本語吹き替え版【ソフト】)
中田譲治バディ・ケイン(日本語吹き替え版【ソフト】)
井上倫宏ブラッド・デュプリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
木下浩之レスター・バーナム(日本語吹き替え版【TBS】)
唐沢潤キャロリン・バーナム(日本語吹き替え版【TBS】)
笠原弘子アンジェラ・ヘイズ(日本語吹き替え版【TBS】)
石住昭彦バディ・ケイン(日本語吹き替え版【TBS】)
諸角憲一フランク・フィッツ大佐(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本アラン・ボール
音楽トーマス・ニューマン
作詞ジョン・レノン“Because”
ポール・マッカートニー“Because”
ボブ・ディラン“All Along The Watchtower”
ピート・タウンゼント“The Seeker”
ニール・ヤング“Don’t Let It Bring You Down”
サミー・カーン〔音楽〕“Call Me Irresponsible”ほか
作曲ジョン・レノン“Because”
ポール・マッカートニー“Because”
ボブ・ディラン“All Along The Watchtower”
ピート・タウンゼント“The Seeker”
ジュール・スタイン“Don’t Rain On My Parade”
ニール・ヤング“Don’t Let It Bring You Down”
ジミー・ヴァン・ヒューゼン“Call Me Irresponsible”ほか
編曲トーマス・パサティエリ
挿入曲アニー・レノックス“Don’t Let It Bring You Down”
エリオット・スミス“Because”
ボブ・ディラン“All Along The Watchtower”
ザ・フー“The Seeker”
アネット・ベニング“Don’t Rain On My Parade”
ペギー・リー“Bali Ha’i”
ボビー・ダーリン“Call Me Irresponsible”ほか
撮影コンラッド・L・ホール
コンラッド・W・ホール(第2班撮影監督)
製作ダン・ジンクス
ブルース・コーエン
スタン・ヴロドコウスキー(共同製作)
アラン・ボール(共同製作)
ドリームワークス
配給UIP
特殊メイク佳緒里・ナラ・ターナー
特撮ジョン・C・ハーティガン(特殊効果コーディネーター)
美術デヴィッド・レイザン(美術監督)
衣装ジュリー・ワイス
編集クリストファー・グリーンバリー
タリク・アンウォー
録音スコット・ミラン
ボブ・ビーマー
字幕翻訳戸田奈津子
動物ビッチー
その他ニコール・キッドマン(special thanks)
ピート・タウンゼント(special thanks)
あらすじ
アメリカの郊外で生活するレスターは、妻のキャロリンと高校生の娘ジェーンの3人暮らし。プライドの高い妻との仲は冷え切り、娘も反抗期を迎えて、両親とほとんどしゃべろうとはしない。キャロリンは娘とコミュニケーションをとるきっかけにと、チアガールをするジェーンを観に、レスターと出かける。が、そこでレスターが出会ったのはジェーンの友だちのアンジェラ。レスターは一目でアンジェラに心を奪われ、ジェーンはそんな父をより軽蔑するようになる。
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💬口コミ一覧(9点検索) [全部]

26.主人公が取り戻そうとしたのは、自身の「青春」である。彼が会社を辞めてフリーターになり、娘の友達に魅せられて肉体を改造し、マリファナを吸ってロックを絶叫するのは、自らの青春への信とその回帰の意志からくるものであろう。この映画は、そんな青春に象徴される精神の自由とか、利己主義とか、社会に対する無責任さなどというものに対する無邪気な信頼を描いたものなのだろうか。 
きっかけは、主人公を襲う妄想であった。現代的妄想とは、現実によって侵食された内面からの末期の悲鳴である。そしてそれは現実/世界を超越する意志という失われた原初的思念の新たな発現になり得るのである。
この物語のもう一方の主人公は隣人の若者であろう。彼の存在によって、ケビン・スペイシーの無邪気さは相対化されていると感じた。彼の現実は最初から不透明である。そこには回帰すべき青春への信などというものは既にない。しかし、彼とケビン・スペイシーはまるでコインの裏と表のような存在であるようだ。彼らが同じ世界を生きている以上に共有している思念を感じるのだ。それこそがこの映画のモチーフである「生きていくことへの信」だろう。そのモチーフに繋がる若者の動機が少し弱いかもしれないが、ある意味でそこにこそ「青春」というタームを超えたこの物語の新たな可能性を見たような気がする。
onomichiさん 9点(2004-08-27 23:37:02)
👍 1
25.この映画は本当に名作なのか?と未だに問いただしたくなるのですが。

ケビン・スペイシーにだまされているような気がする。

まあよい。一生だまされよう。
やぶさん 9点(2004-10-11 20:32:18)
24.ここまでいろいろ複線をはるとまとめるのが難しいけど、作品としてうまくまとまっていたような気がする。暗い絵も雰囲気を出して撮れてたし、テーマ的にもしっかりしてた。もう一度見たい映画。
この道を行けばどうなるものかさん 9点(2005-01-31 00:17:52)
23.こんな話だったとは・・。すごく良かった。あの風に舞うビニール袋は美しかったよ。誰も悪い人はいなかったのに、崩壊してしまった家庭。脚本が上手い。
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-26 23:28:56)
22.表向き変なヤツほどまとも、まともに見えるヤツほど狂ってる。
登場人物は、自分の周りにいそうなやつばっか。
わかりやすく強調されデフォルメはされた狂気は、確かにいま自分の周りにある現実の
一面をを見せてくれます。
チビすけさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-06 22:09:51)
21.皆さんのレビューはすべて読まさせていただきました。そのうえで、ただ一言だけ言わせてください。

アカデミー賞にふさわしいか否かという論点でしかレビューできない方、ただ単に笑ったとか下品だったとしか感じなかった方、何のおもしろみも見出せなかった方、あなた方はとても幸せだと思います。いつまでも何も疑うことなく、既存の「幸せ」のなかで暮らしていってください。でも自分にとっては、そういう方があまりに多かったことにかるい絶望を覚えました。だからと言って、ここでくたばってしまうわけにはいかんのですがね。俺はどう生きるのか。どう戦っていくのか。そんなことを考えるのはしんどさの極みですが、もはやここから逃げることはできません。この作品はアメリカだけの話じゃない。俺の話でもあり、あなたの話でもあるんですよ。

あー、とても一言じゃ終わりませんね。とりあえず、いろんな意味で正月早々に見る映画じゃないことだけは確かです。とまぁキリがないので、これにて失礼させていただきます。
708さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-02 04:53:06)
👍 1
20.大人向けの映画でした。誰がアメリカ美人なのか、ずっと探しながら観ちゃったけど、このタイトルはもっと普遍的な「美」を意味しているんだと、観終わってから気づきました。
よしふみさん [DVD(吹替)] 9点(2006-02-06 01:32:28)
19.ケビンスペイシーの最後悟りを開いたような語りがいい。大事なものって気付きにくいもの。
srprayerさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-15 13:44:58)
18.ネタバレ ○崩壊へ向かうストーリーをブラックユーモアたっぷりに描くのはなかなか。うまくいきすぎかもしれないが、錯覚が錯覚を呼ぶ、悪くないと思う。○やはりケヴィン・スペイシーにはこういう変人役がよく似合う。娘の同級生に惚れて、裸で筋トレするシーンは爆笑もの。脇のクリス・クーパー、アネット・ベニングも程よい存在感を出している。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-30 11:01:26)
17.この映画を観るまで映画は日常から切り離された別の世界だと思っていた。この映画を観てからは映画は日常を切り取るものだと思った。
おっちょさん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-16 12:47:28)
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16.ネタバレ みんな異常で、それが正常。社会と折り合いを付けて生きている。父はある日、ある少女を見た瞬間に、今までの空ろな自分を捨て、少年に戻る。「空ろな自分」に気付かせてくれる衝撃的な「美」。それは人それぞれにあるピンポイントな美であり、どこにでも普通に存在する。自分にとっての「美」を早く見つけたいものだ。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-03-31 09:44:40)
👍 1
15.これはアカデミー賞確定ですね。
アスモデウスさん [DVD(字幕)] 9点(2007-04-21 21:40:25)
14.ネタバレ 本当は満点なんだけど、ありそうな現実に痛し痒しでマイナス1点。ラストでのビニールのシーンは偶然に収められた映像だったと聞く。ミラクルは起こるのですね…。
成田とうこさん [映画館(字幕)] 9点(2007-07-27 23:53:22)
13.ネタバレ テーマが極限すぎてスゴ味があります。やっぱりビニール袋の時の「心臓が止まりそうになる」ですよ。効きました
あらひろさん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-15 00:28:10)
12.ネタバレ 年齢も性別も違う各キャラクターに感情移入しまくり。父、夫、子供に戻ったり、経験も無いのに妻になったり、ゲイになったり。そして中年の一人の男として。可笑しく、切なく心を揺さぶられました。あまりにリアル。人間のイヤな部分、見たくない箇所を見せつけられました。でも妙に心地良かったりもする。“人間”を見事に描いている作品でした。結末は主人公の死。それも銃殺。どう考えてもバッドエンドです。しかし不思議と充実感がある。理不尽に命を奪われたことに対する憤りよりも、今までの人生に対しての感謝が勝る。彼をそういう気持ちにさせたのは何か。それは生きている実感だったと思います。生きている時から“死んでいた”主人公。彼を生き返らせたのは、ある少女との出会い。娘と同じ年の美少女。恋に落ちるのに理由は要らない。彼の望みはただ一つです。あえて下世話な言い方をすれば、「ヤリたい」「セックスしたい」。それが男の本音。もともと男はそんな生き物。彼女とヤリたいがために体を鍛える。まるで高校生です。そう彼は青春を取り戻した。それは性欲でもある。性欲は、すなわち生きようとする力。社会に研磨されるうちに、あるいは日々の生活で磨耗するかのように、失くしてしまったもの。しかし結局彼は少女を抱きませんでした。彼女が処女と知って、42歳の大人の自我が待ったをかけた。青春を取り戻しても、10代の精神に戻るわけじゃない。今まで積重ねてきたものは消えてなくならない。それが人生の重み。もし、彼女を抱いていたら殺されずに済んだかもしれない。でも“彼女を抱かずに殺される”ほうがしっくりくる。妻を殺人者にせずに済んだ可能性もある。これはこれで悪くない。決してベストじゃないけど、そこそこベターな結末。最後の刹那に浮かぶのは愛娘の顔、そして妻の顔。つまらん人生だったけど、ありがとう。もしそう言えるならば、その人生は悪くない。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-01 00:33:24)
👍 2
11.本来のアメリカンホームドラマってこうあるべきなのでしょうか。気持ち悪いですが嫌いじゃないです。不思議。
色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-02-03 16:25:17)
10.ネタバレ ああ勘違い。ビコーズってやっぱ良いね。「人の物勝手に触るな!」って殴っておいて結局自分も息子の部屋で詮索してる。大人側の心情と子供側の心情と、よく描かれてるな。矛盾なんてあって当たり前。それが現実。上辺だけの美しさなんて脆くてすぐ壊れちゃう。
PINGUさん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-15 22:15:54)
9.ネタバレ 劇場公開時にも見に行ったのですが、その時はいい作品だと思いつつも、若かったせいか意味がわからなかい部分も多かった。今になって見るとレスターに深く共感してしまう自分がいる。ラスト近くにアンジェラから「幸せ?」と聞かれて、静かに微笑みながら「幸せだよ」と答えるレスターにジ~ンとしてしまいます。例えば無理なダイエットを続けて神経をギスギスさせ、ある日その反動でドカ食いするような…そんな危なっかしい登場人物達。でも無理なダイエットもドカ食いも、どちらも本当の自分じゃなく、結局はその時々で自分を解放したり抑制したりと上手くコントロールしながら生きていくのが人生なんでしょうね。可哀相なのはリッキーのお母さん。もういろんな事を我慢し過ぎて、抜け殻のようになっている。あの後この人はどうやって生きていったんだろうな~何て考えてしまいます。ダメ親父の間抜けな表情や自慰にふける姿を俳優魂で演じたケヴィン・スペイシーはさすが(笑)大好きな俳優さんです。
あっちさん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-07 14:54:07)
8.ネタバレ 特に印象に残ったのは、幸せと必死で思い込んでるレスターの妻、ゲイカップルの異常なほどの笑み、ホモフォビアな隣の父親、隣の奥さんの悲しそうな佇まい。終盤のシーンは4~50年心の奥底に隠してきた思いを、告白した瞬間に拒否られたから殺したのでしょう。しかもアメリカの象徴のような銃で。自分に素直に生きている人間は、本当の感情を抑圧して生きている人間に憎まれてしまう。何とも皮肉な結末です。細部に渡り良く出来ている映画だと思います。ビニールが舞う同じようなシーンを実際に目撃したことがあるので+1点。
Nujabestさん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-26 00:51:54)
7.ネタバレ 見終わって微妙かなと思いつつ、振り返っているうちに良い映画だったと思えてきました。ミーナ・スヴァーリとソーラ・バーチの演技と容姿がGOOD!!ソーラ・バーチを知ったのはこの作品なので、今後他の作品も見ていきたいと思います。しおれたケヴィン・スペイシーの演技力は凄かった。出てくる人物にまともな人が殆どいないのも、どこか恐いです。序盤のチアのシーンがお気に入り。余談ですが、巨乳のソーラ・バーチの胸が少し垂れ過ぎじゃないですか??そこに一番、インパクトがありました。
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-14 22:23:22)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 489人
平均点数 7.00点
030.61%
1102.04%
271.43%
3193.89%
4295.93%
5489.82%
65611.45%
77014.31%
811222.90%
98617.59%
104910.02%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.46点 Review15人
2 ストーリー評価 7.14点 Review27人
3 鑑賞後の後味 6.57点 Review26人
4 音楽評価 7.10点 Review20人
5 感泣評価 5.05点 Review17人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
作品賞 受賞 
主演男優賞ケヴィン・スペイシー受賞 
主演女優賞アネット・ベニング候補(ノミネート) 
監督賞サム・メンデス受賞 
脚本賞アラン・ボール受賞 
撮影賞コンラッド・L・ホール受賞 
作曲賞(ドラマ)トーマス・ニューマン候補(ノミネート) 
編集賞タリク・アンウォー候補(ノミネート) 
編集賞クリストファー・グリーンバリー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)アネット・ベニング候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ケヴィン・スペイシー候補(ノミネート) 
監督賞サム・メンデス受賞 
脚本賞アラン・ボール受賞 
作曲賞トーマス・ニューマン候補(ノミネート) 

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