7.配役の妙それにつきます。特に新人の伊藤歩がいい味出してます。岩井監督独特の色彩感覚で、うす汚れた円都も自分にはきれいに見えましたが、そのうち日本もあんな風になっていくのかなぁ、と少し怖くもなりました。って言うか、もうなってしまったのかなぁ…。映画は最近鑑賞したのですが、YEN TOWN BANDのCDは発売日に買いました。
4.ネタバレ この映画版ではカセットテープの中身が小説版と全く別物になっており、そのせいで小説以上に内容が決定的に破綻していると思います。リアリティの欠片もないマンガのような世界であり、物語だけを純粋に評価したらせいぜい5点が限界。しかし、ノスタルジー溢れる映像と音楽(当時YEN TOWN BAND大ヒットしたなぁ)の前では冷静な評価不可能。よって思い切り甘めの点数です。いっそYEN TOWN BANDの大長編プロモと思えば納得か?