映画『ノスフェラトゥ(1978)』の口コミ・レビュー

ノスフェラトゥ(1978)

[ノスフェラトゥ]
(吸血鬼ノスフェラトゥ<TV>)
Nosferatu The Vampire
(Nosferatu: Phantom der Nacht/Nosferatu - fantôme de la nuit)
1978年西独上映時間:107分
平均点:6.58 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ドラマホラーリメイク小説の映画化
新規登録(2003-10-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-06-09)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ヴェルナー・ヘルツォーク
キャストクラウス・キンスキー(男優)ドラキュラ伯爵
イザベル・アジャーニ(女優)ルーシー・ハーカー
ブルーノ・ガンツ(男優)ジョナサン・ハーカー
ローラン・トポール(男優)レンフィールド
原作ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」(ノンクレジット)
脚本ヴェルナー・ヘルツォーク
作曲リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕挿入曲"Das Rheingold"
製作ヴェルナー・ヘルツォーク
マイケル・グラスコフ(ノンクレジット)
配給パルコ(1985年リバイバル時)
20世紀フォックス(1985年リバイバル時)
字幕翻訳岡枝慎二
その他マイケル・グラスコフ(presenter)
あらすじ
霧深い山間の古城へやってきたレンフィールドを蝕む、異様な風貌のオルロック伯爵。やがてオルロックの魔性は山を降り、遥か文明世界のデルフトを侵し始める。謎の伝染病と、町を覆い尽くす大量のネズミの姿で。この、得体の知れない危機に、少女ミナが立ち向かう。映画史に足跡を残したムルナウの同名作を、荒ぶるニュージャーマンシネマ監督のヘルツォークがリメイク。森が、空が、雲が、全てが禍々しいパワフルな吸血鬼映画。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

4.ネタバレ まず最初のミイラの数々のシーンでギョッとさせられました。
こういった映像素材を大胆に使ってくるあたりが昔の映画らしいですねぇ。
そしてネズミの大群がたびたび登場するのですが、終盤の晩餐でのネズミちゃんの集合っぷりにはオエ〜!ってなっちゃいました。
それに対比してイザベル・アジャーニは本当に美しいです。そういうとんがった美醜が印象的な作品。
なんとなくお経を思わせる響きの音楽も雰囲気作りに一役買ってました。
個人的には怖いというよりも、白塗りすきっ歯つるっぱげのおっちゃんにはむしろ愛嬌すら感じさせるものがありました。
あろえりーなさん [インターネット(字幕)] 6点(2025-07-05 11:02:26)
3.ネタバレ ムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』がマイ・フェヴァリットと公言するヴェルナー・ヘルツォークが、リスペクトと新解釈を込めたリメイクです。 ストーリー・ラインはオリジナルとほぼ一緒(ということはブラム・ストーカーの原作にも忠実ということ)様々なオリジナルと同一のカット割りが発見できます。変なところもあって、ノスフェラトゥがドラキュラ伯爵など主要な登場キャラは原作通りの名前に戻っていますが、ジョナサン・ハーカーはロンドンではなくバルト海沿岸の都市ヴィスマールの人という設定です。これはオリジナルがヴィスマールでロケされたという故事に思い入れがあったようですが、そのヴィスマールは東独領になっていてロケは不可能、どうも実際はオランダあたりで撮影されたみたいです(随所で風車が遠景になっていることからも明白)。つまりオリジナルではドイツの都市がクライマックスの舞台で登場キャラもドイツ人だったのに、ドイツの都市に英国風の名前の人がたくさんいるという変な設定になっちゃっているわけです。ここら辺の監督の意図は完全に?です。 なんといっても「辺境大好き」のヘルツォークですから、ジョナサン・ハーカーのトランシルヴァニアへの旅からして、その風景は僻地探検ものような味わいです。クラキンのドラキュラ伯爵はこれまたオリジナルのオルロック伯爵とほぼ同一といっていいメイクで、これができるのはクラキンしかいなかったと思います。不気味さはマックス・シュレックには弱冠劣りますが、「死ねない、永遠に生きる運命の悲しみ」がひしひしと伝わってくる演技で、冷静に考えると歴代ドラキュラ役者の中でもトップかもしれません(クリストファー・リーより上かも)。ヘルツォーク映画には欠かせないポポル・ヴーの音楽がまた不思議とドラキュラ物語にマッチしてるんですねえ。 ドラキュラ城で二回現れるヴァイオリンを弾く少年は何だったの?などと訝しんでいると、後半ペストが街に蔓延するあたりからヘルツォークの幻想趣味が炸裂し始めます。こういうヤバめのストーリー展開になると、イザベル・アジャーニが生き生きとしてくるのがまた不思議。ネズミ嫌いの人には耐え難い映像の連続でもあります。そしてびっくりしたのはヴァン・ヘルシング教授がドラキュラの心臓に杭を打ち込んでからの展開で(ドラキュラを殺して逮捕されるヴァン・ヘルシングというのも珍風景ですが)、オリジナルはもちろん他のドラキュラ映画でも見たことがない幕の閉じ方です。ここが観れたのが、この映画の最大の収穫だったかもしれません。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-25 22:46:46)
👍 1
2.ポポルヴーの音楽と映像美のマッチングが素晴らしいです。
hayakawadotcomさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-06 19:54:21)
1.疫病を恐れて静まり返った夜の街。石畳の上をマントを翻して走る吸血鬼の白い頭がぼうっと光ってなんともシュール。怖いような気もするんだけど、クラウス・キンスキーの白塗りがどうかすると『ひょうきん族』っぽく見えてしまったのが敗因で怖がれず。不真面目さがここで出た自分に立腹。
tottokoさん [地上波(字幕)] 6点(2011-12-20 00:14:02)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5216.67%
6433.33%
7325.00%
8325.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ