映画『ストレイト・ストーリー』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ストレイト・ストーリー

[ストレイトストーリー]
The Straight Story
(Une histoire vraie)
1999年上映時間:111分
平均点:7.45 / 10(Review 217人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-03-25)
ドラマ実話ものロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-29)【Olias】さん
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監督デヴィッド・リンチ
キャストリチャード・ファーンズワース(男優)アルヴィン・ストレイト
シシー・スペイセク(女優)ローズ・ストレイト
ハリー・ディーン・スタントン(男優)ライル・ストレイト
エヴェレット・マッギル(男優)トム
内田稔(日本語吹き替え版)
石森達幸(日本語吹き替え版)
仲木隆司(日本語吹き替え版)
音楽アンジェロ・バダラメンティ
撮影フレディ・フランシス
製作アラン・サルド
製作総指揮ピエール・エデルマン
美術ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
あらすじ
73歳のアルヴィン・ストレイト(リチャードファーンズワース)はアイオワでのんびり暮らしていた。そんな矢先、兄が心臓発作で倒れたという知らせがはいる。兄とは十年前に喧嘩別れしたままだったが、アルヴィンは兄の元へ訪ねようと決意。だが兄は350マイルも離れた地で住んでいる。考えたアルヴィンは、なんと農作業用のトラクターで出発した・・・ 6週間の旅の中で、アルヴィンが人々に与えたものとは・・・ 実話を基にした爽やかな感動のロードムービー。
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【口コミ・感想】

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139.本作とはまったく趣が違うけど、デヴィッド・リンチって『ロスト・ハイウェイ』といい『マルホランド・ドライブ』といい、「道」を中心に据えている。それらの二作が難解と言われるのは、主人公が辛い人生から逃避して自らの記憶を書き換えているがために、現実と非現実の境界が不明瞭になっていくからだ。  しかし本作はまったくその正反対で、主人公の老人は今まで放置してきた家族の断裂を修正し、人生で失ってきたものを取り返すために行動する。『ロスト・ハイウェイ』や『マルホランド・ドライブ』で印象的だったのは、深夜の真っ暗なハイウェイをヘッドライトがかすかに切り開く映像だ。暗闇を探りながら疾走する真新しい自動車。だけどアルヴィンはたとえ時間をかけてでも、昼間の明るい青空の下を、着実に、穏やかに進んでいく。乗っているのは時速30kmのおんぼろトラクターだ。  最初はリンチが異色作を撮ったのだろうかと思っていたのだが、きっと根にある主題は同じだ。人生の不幸に、どうやって向き合うか。その答えは「最後まで自分でやり遂げたい」という老人の言葉に現れている。優しく時間をかけて傷を癒していく老人のやり方はじれったいように見えて、実はいちばん真っ当な方法なのだろう。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-10 08:04:16)
👍 1
138.ハートウォーミングないい作品でした。人って年をとるにつれて、生きるスピードはどんどん遅くなって感受性とかも鈍っていくんだけど、逆に経験は積み重なって人間的に魅力が出てくるものなんだろうな。今の自分はアルヴィンの何倍も速く生きているんだろうけど、それでいいんだと思う。ゆくゆくは彼のようになっていくのだろうから。でも、身体的には丈夫な老人になって、経験を生かして老後を楽しみたいなあ。でも、彼のように人を諭す好々爺もいいかもしれない。人生について考えさせられる作品ですね。まったり映画を見たい人におすすめです。
スペクターさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-06 03:12:31)
137.素直に感動しました。テーマソングのビヨーンってのが耳に残ります
サイレンさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-01 00:01:41)
136.リンチの作品なのに、異形の者も混沌とした時間軸の交差もない。
静かな、ただ静かなロードムービー。

老いるというこは、悲しくも有り、逆に柔和にもなれるということを教えてくれる
なんだか、ほわっとさせられる1本。こんな、リンチも悪くない。
としこふさん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 21:36:07)
135.開始10分後から涙が止まらなかった俺は変だと思うけど、名作です。
masonさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 18:00:46)
134.リンチだけに何かあるかと最後までヒヤヒヤして見てたけど。観終わってちょっとウルりました。実は、道が意味するものが人生で、まっすぐじゃなくて、坂道や、下り坂や、雨の日があって。。。そんな説明が無用なほど理屈ぬきで感動するんじゃないかな?やーーいいもん観ましたわ。
たかちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-01 11:03:26)
👍 1
133.フラっと入った劇場で見たのが6年前。2回連続、4時間ぶっ通しで、スクリーンに引き込まれたっけな。いまだに忘れられない作品です。
まぐさん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-11 21:10:41)
132.心地よい映画。じいさんの帽子が風に飛ばされたり、トレーラーの横を走ったり、下り坂をつっぱしったりする姿に思わず「じいちゃん。大丈夫?じいちゃん、頑張れ」という言葉が。そしてラストシーンではじんわり感動。これだけ単調な話なのに、最後まであきさせないのは、主演のファーンズワースの素晴らしい演技と、あちこちに垣間見れるリンチらしい映像・演出のおかげなんでしょうね。精神的に疲れた日など、寝る前に見るのに、ちょうどいい映画です。
ジムさん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-27 17:46:28)
131.画面を流れるセンターライン、自動車事故!燃える家!リンチワールドっ!! でもダークな事は、なんにも起きません。のどかです。ゆったり、静かに流れてゆきます。人生の終盤にさしかかったおじいちゃんが旅に出て、その道程で人に親切にしたりされたり。おじいちゃんが辿った道は、おじいちゃんが生きてきた道。ドラマティックに駆け抜ける人生もあるけれど、ゆっくりのんびり進む人生もある、そんなおじいちゃんの姿が、じんわりと胸に染みてきます。心穏やかな、ほんわりとする映画でした。
あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 9点(2005-04-15 00:09:55)
👍 1
130.雄大な風景とジジイの表情だけでコレほどまでに愛すべき映画が作れるとは、まさに一種の「映画作りに関する裏ワザ」と申せましょう。特に橋を渡るシーンの表情が何とも言えませんナ。ワタシもいつかあんな表情が自然とこぼれるような体験をしたいもんです。この映画、いかにも正攻法な描写に、「ちょっとご愛嬌」と加えられたヒネリと遊びがうまく噛み合い、ひと味違った作品になっています。リンチ監督は、自分はキワモノ映画ばかり撮っていても、実は、古きよき時代のクラシック作品への絶大な愛情と信頼を持っているのかなあ、と思いました。本作も軸となっている手法は、いわばオーソドックスなもの(象徴的に「見せ付けられる」鹿の角なんて、ちょっと懐かしい雰囲気の小道具)、でまあ、現在の映画においては、オーソドックスな手法というのが逆に新鮮だったりするわけなんだけども、おそらくこの映画ではそんな「時流に逆らう効果」なんていう場当たり的なものは狙っていない(そんな効果は結局は一時的なもの)。「昔のモノがいかに優れていようと、いまさら昔と同じことはできない」、これこそが真っ当なクリエイターの信念でありましょう。だもんで、本作は、「キチンと見せる心地よさ」を示しつつも、ちょっと照れたような「リンチ風味」を加えており(素材の味をホンの少しジャマするくらいがよいのです)、で結局は、気が付いたら何だかホロリとさせられてしまっている。ちょっとそぐわない言葉のようだけど、あえて、「痛快作」と呼ばせていただきましょう。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-04-02 14:39:50)
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129.良いですね。すっごく面白いっていうのではなく、心に暖かいモノがだんだん広がっていく感じ。仲たがいをした兄弟が倒れたからといって会いに行くっていう設定も暖かい。
さらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 10:32:18)
128.5週間発言で「そんなに!?」ってつい言ってしまいました。終幕した時は自分も長い旅が終わったような気分です。・・・あの後じいさんまた帰るんだよなぁ・・・
やいのやいのさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 03:36:36)
127.D・リンチ監督と聞いただけで私は引いてしまうのですが、これはそれまでの彼の作品とは思えないほど淡々とした作りです。これを最後に死んでしまった老優に合掌。少し頭の弱い娘役のシシーも良かった。確執のあった兄弟と和解し、心残りなく人生を終えたいという老人の思いがトラクターでの旅行という涙ぐましいものなので、その一途さが切なくも心に響きます。
キリコさん 7点(2005-03-19 21:34:46)
126. トラクターの速度と同じく映画全体のストーリー展開もゆっくりと進み皆さんもレビューされていますが「ほのぼの」という言葉がまさにぴったりの作品でした。しかしゆっくりとした展開の中にもアルヴィンのこれまで歩んできた人生や彼自身の考えや意思がしっかりと伝わってきました。これが実話なんて驚きですね。
MINI1000さん 7点(2005-02-02 23:16:48)
125.これほど、スローな映画を、退屈させない監督の手腕をほめたい。老人ばかりの映画だから動作が、どうしても遅くなるのだろうが、最初は慣れるまでイライラしていた。 この映画は心に余裕がない人は、観られないだろうね。
花守湖さん 9点(2005-01-16 13:55:15)
124.結論から言いますと、本作は退屈でした。主人公アルヴィン(リチャード・ファーンズワース)が、6週間の旅において、いろんな人に会うという、単純な話です。巧妙な伏線も、クライマックスもありません。それを2時間近く観ているのはさすがに苦しいものでした。しかし、だからといって「もっと面白くしろ」とは素直に言えない面があります。本作の肝は「老人が350マイルの距離を、時速30キロのトラクターで出かける」というアイデアです。これを活かすには、作品の時間は長い方がいいし、物語の流れもゆったりしているのが望ましい。本作はカットしようと思ったらいくらでも出来ます。会う人を減らしていけば物語はぐんと短くなるでしょう。トラブルをもっと多くしたら話は盛り上がるでしょう。しかし、ハラハラドキドキの旅は、本作のテーマと全くそぐわないし、「味」を殺してしまいます。従って『ストレイト・ストーリー』がこんなふうに作られているのは正しい。そう理屈では納得できますが、自分が退屈に感じてしまった事実は何を意味するのか。まだまだ動的な映画の好きな年頃なのか。人生の機敏を感じ取る感性が未熟なのか。あるいは単に、本作が自分にとって、ハズレだったに過ぎないのか。いずれが正しいのかは、これからじっくり考えたいと思います。
円盤人さん 5点(2004-12-19 22:41:50)
123.暖かい映画。
kasumiさん 6点(2004-11-27 01:26:47)
122.ゆったりした風景と暖かい人々、コトコトと走るトラクター。ほのぼのとしていて、一見幸せな気持ちになれそうだけど、長い人生で色々なものを背負って来て、人生も黄昏を迎えたアルビンの目を通して見る風景はどんな色に見えたのだろうか。アルビンの深く刻まれた皺や瞳の奥から彼の人生がみえてくるような映画だった。
ロイ・ニアリーさん 8点(2004-11-17 19:35:40)
121.アルヴィンがトラクターで進んだ350マイルの道のりが彼の今までの人生そのもののように思えた。長い人生だからこそたまにはゆっくり進んでも良いじゃないかと思わせてくれる心温まる作品だった。
ゆきむらさん 8点(2004-09-29 10:26:50)
120.すっごくほのぼのでした。兄弟に会いに行くのにとてもがんばる弟。小さい子供の話かと思いきや老いた親父なお話。すごく心癒される作品、快作っす。。
アンリさん 8点(2004-09-14 22:46:13)
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【点数情報】

Review人数 217人
平均点数 7.45点
000.00%
100.00%
210.46%
310.46%
452.30%
5146.45%
63315.21%
74822.12%
86429.49%
93415.67%
10177.83%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.22点 Review9人
2 ストーリー評価 8.14点 Review14人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review15人
4 音楽評価 7.91点 Review12人
5 感泣評価 7.50点 Review12人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
主演男優賞リチャード・ファーンズワース候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
主演男優賞(ドラマ部門)リチャード・ファーンズワース候補(ノミネート) 
作曲賞アンジェロ・バダラメンティ候補(ノミネート) 

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