映画『2001年宇宙の旅』のいいねされた口コミ・レビュー

2001年宇宙の旅

[ニセンイチネンウチュウノタビ]
2001: A Space Odyssey
1968年上映時間:139分
平均点:7.33 / 10(Review 499人) (点数分布表示)
SFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-02-27)【イニシャルK】さん
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監督スタンリー・キューブリック
助監督デレク・クラックネル
リチャード・ジェンキンス〔助監督〕
キャストケア・デュリア(男優)ボウマン船長
ゲイリー・ロックウッド(男優)フランク・プール操縦士
ウィリアム・シルヴェスター(男優)ヘイウッド・フロイド博士
ダニエル・リクター(男優)月を見る者
レナード・ロシター(男優)スミスロフ
マーガレット・タイザック(女優)エレナ
ロバート・ビーティ(男優)ハルボーゼン
ショーン・サリヴァン(男優)マイケルズ
エド・ビショップ(男優)月面シャトル船長
ヴィヴィアン・キューブリック(女優)フロイド博士の娘
ダグラス・レインHAL9000
フランク・ミラー〔男優〕ミッション・コントローラー
堀勝之祐ボウマン船長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小川真司〔声優・男優〕フランク・プール操縦士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二ヘイウッド・フロイド博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大場真人ヘイウッド・フロイド博士(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
坂口芳貞スミスロフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩ミラー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金内吉男HAL9000(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木下浩之HAL9000(日本語吹き替え版追加録音【WOWOW】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山内雅人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松下達夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木下秀雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作アーサー・C・クラーク「前哨」
脚本スタンリー・キューブリック
アーサー・C・クラーク
作曲リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」序奏部
ジョルジ・リゲティ「レクィエム」「ルクス・エテルナ」「アトモスフェール」「アヴァンチュール」
ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」
アラム・ハチャトゥリアン「ガイーヌ」アダージォ
撮影ジェフリー・アンスワース
ケルヴィン・パイク〈カメラ・オペレーター〉
ジョン・オルコット〈追加撮影〉
製作スタンリー・キューブリック
ヴィクター・リンドン〈共同製作〉
特殊メイクスチュアート・フリーボーン〈メイクアップ〉
コーリン・アーサー(ノンクレジット)
特撮ダグラス・トランブル
ウォーリー・ヴィーヴァーズ
コン・ペダーソン
トム・ハワード[特撮]
ゾーラン・ペリシック(視覚効果:ノンクレジット)
ブルース・ローガン[撮影](アニメーション・アーティスト ノン・クレジット)
美術トニー・マスターズ〈プロダクション・デザイナー〉
ジョン・ホーズリー〈アート・ディレクター〉
ハリー・ラング〈プロダクション・デザイナー〉
ロバート・カートライト〈セット・デコレイター〉(ノンクレジット)
アーネスト・アーチャー〈プロダクション・デザイナー〉
アンソニー・プラット(スケッチ・アーチスト)
ジョン・グレイスマーク(ノン・クレジット)
ブライアン・アックランド‐スノウ(ノン・クレジット)
衣装ハーディ・エイミース〈デザイナー〉
編集レイ・ラヴジョイ
録音A・W・ワトキンス
字幕翻訳木原たけし
あらすじ
人類の祖先ヒトザルは謎の黒石板(モノリス)の啓示を受けて道具を使うことを知る。やがて宇宙に進出した人類は月面上でモノリスに再遭遇するが、その事実は極秘とされた。18ヶ月後、コンピューター・ハル9000に制御された宇宙船ディスカバリー号が木星探索に旅立つ。ハルは乗組員と会話を交わし、感情さえ持つかに見える。しかし乗組員はハルの性能に疑問を抱き、その機能を制限しようとしたが…。木星探索の真の理由が知らされた後、ボウマン船長はモノリスに導かれて異空間を旅し、モノリスの監視下で新しい人類へと進化する。
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11.未来と過去は表裏一体で、相対的に機能する。人間の本質など、その黎明期から1mmも変わってはいない。ある文化人はこう言った、「何千年経っても、人間が問題を解決する手段が『戦争』であることは全く変わらない」。ある科学者はこう言った、「もし第3次世界大戦が起これば使われる武器は核爆弾、そしてもし第4次世界大戦が起これば、使われる武器は棒と石だろう(これは本当に恐ろしい言葉)」。猿が人となり、また更に新世代の生物となろうとも、結局は何も変わらない。過去も未来も同時混在し、混然一体となり、絶対的なカオスの中に全ては存在する。世界は本当の意味で何も変容していない。しかしその根底には、何か得体の知れない究極の原理物質、モノリスを人類に与えた者により企まれた、究極の原理がある。それこそが絶対性であり、人知の及ばない畏怖すべき領域。抗えない1つのプログラム。キューブリックはそれをただ、人間に提示しただけであり、少なくともこの作品においてはキューブリックは「神」ではなく、「預言者」であったのだと思う。それらの者から「言を預かる者」として選ばれた人であったのだと思う。本当の意味では、キューブリックですら、この作品には属していない。誰も属せない。翻弄されるだけだ。そしてこの映画を必死に熟考し、どう解釈するのも、人間が卑小であるがゆえの特権だ。キューブリックは1999年に逝去した。新世代に突入することなく、20世紀の終わりに、自らを過去の遺産とするかのように潔く消えて行った。彼にとって「2001年」は、永遠に汚されることのない未踏の聖域となった。偶然にせよ、それは彼が貫いた究極の美学であったかのように思える。
ひのとさん 9点(2004-02-16 14:52:34)
👍 7
10.確かどこかでキューブリック監督が「一回観ただけでこの映画を理解されてしまったら、私の映画作りが失敗したということだ」とか言ってましたよね。何回観ても分からないかもしれないし、分かったつもりになってインテリを気取るのもいいし、色々な楽しみ方が出来る映画です。個人的には、こういう作品を(当時と同じインパクトを伴って)発表できる監督は、もう現れないと思います。

20181206追記
「もし、この映画が一度で観客に理解されたら、我々の意図は失敗したことになる」ーアーサー・C・クラーク
当時のパンフをお持ちの方がアップされていた記事からの引用ですm(_ _)m
金子淳さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-07-11 16:38:36)
👍 4
9.衝撃的、緊張感がたまらない。
感覚に訴えかけることで物語を展開している、頭で考える話じゃない、感じる映画。
喚起するイメージで物語が進行することで枠にとらわれることを避けているので、スケールが半端なくデカイ。
トリップ感が強く、中毒性あり。
fujicccooさん [DVD(字幕)] 9点(2004-02-14 02:34:30)
👍 2
8.納得のいく絵が撮れるまで一切の妥協をしない映画監督はクロサワとキューブリックだけである、と以前スピルバーグ監督が言っていた。この作品の映像の迫力はそんな監督だからこそ撮れた映像なのだろう。冒頭の猿のシーンから圧倒される。内容はやはり難解である。特に子供の時に見た時は結構考え込んだ。それでも自分なりの解釈を持っている。人類が初めて道具を使うシーンがある。水飲み場の取り合いに武器として使う。それから数百万年後、人類は進化し、道具もその人類によって進化する。しかし人間の中身(本性)は冒頭の猿と同じである。それを猿のシーンとHALとの殺し合いを対比して見せている。人類を含む生物はすべて母なる大地(地球)から生まれた。そして地球はその母(宇宙)から生まれた。あの黒石版は宇宙そのものであり宇宙の意思のもと全てが成り立っている。宇宙の意思に触れたときを映像化したものがラストの異次元の世界である。そしてあの赤ちゃんはまさしく新たな星(生命の起源)の誕生を意味しているのでは?と、本も読んでない私はこんな自分勝手な解釈をしていたのだが、ココの皆さんのレビューを読んでると色々な見解があってホントに面白い。勉強になります。私の解釈はanemoneさんのお母様の解釈に遠からずかもしれませんね。最近、映画を見るという楽しみに加え「みんなのシネマレビュー」を見るという楽しみが増えた今日この頃です。
R&Aさん 9点(2004-01-05 13:16:48)
👍 2
7.最初観た時は理解出来ないし、つまらない映画だと(多分)思った。
そして、大人になって凄い作品だと、多くの知識からも感じている。映像と音楽(クラシック)と深みのある世界が圧倒的で、大画面・大音量で観るものだろう。
同じものが作られることは、無いだろうな。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-11-05 21:33:07)
👍 1
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6.素敵な点はたくさんあるのですが、冒頭の猿とワープのシーンを圧縮して2時間に収めて欲しかった…。
Donatelloさん [DVD(字幕)] 9点(2017-07-17 00:49:13)
👍 1
5.数年後ごとに見るようにしています。そうやって見るたびに、この映画のメッセージに対して違う解釈をするようになったていたりして、自分の価値観が少しづつ変化しているのだなぁと感じさせられます。答えは存在しない映画なのだろうけど、いつまでも考えていたくなる不思議な映画です。
バムセさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-14 01:10:05)
👍 1
4.この映画は鑑賞するものではない、"体験"するものだ。
norainuさん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-08 18:21:23)
👍 1
3.幼少の頃にテレビで観た時には、ご多分に漏れずさっぱり意味が分からない、僕にはやっぱりスターウォーズだな、なんて感想しかなかった。時を経て、手塚治虫や小林左京、そしてクラーク、ディックと、SFの傑作に触れるようになり、サイエンス・フィクションというのが「人類とは何か?」「知性とは何か?」を問う神なき時代の科学的預言であることが理解できると、ようやくこの映画に対する扉が開かれたように思う。この作品はキューブリックとクラークの合作と言ってもよく、あくまで小説「2001年宇宙の旅」がこの映画のノベライゼーションであることを考えれば、ある意味で同名の映画と小説はワンセットで一つの作品ではないか、とも思える。改めて、この映画の解釈をここで述べる必要はないでしょう。ただ「ツァラトウストラはかく語りき」はやっぱり確信的なBGMだ。意志こそが知性であり、人間身体を超えた意識の進化に繋がるのだー。ジャジャーン!
onomichiさん 9点(2003-10-23 23:31:02)
👍 1
2.感情、感動を超えた何かを見終わった後に感じた映画
ホリユさん 9点(2003-04-01 13:48:24)
👍 1
1.映像の地球が小さい
アキラ1号さん 9点(2000-12-30 11:18:05)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 499人
平均点数 7.33点
071.40%
1122.40%
2173.41%
3173.41%
4244.81%
5408.02%
65410.82%
7367.21%
86813.63%
99519.04%
1012925.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.14点 Review47人
2 ストーリー評価 7.09点 Review53人
3 鑑賞後の後味 7.06点 Review61人
4 音楽評価 9.21点 Review64人
5 感泣評価 5.90点 Review32人

【アカデミー賞 情報】

1968年 41回
監督賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚本賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚本賞アーサー・C・クラーク候補(ノミネート) 
視覚効果賞スタンリー・キューブリック受賞 
美術賞ハリー・ラング候補(ノミネート) 
美術賞トニー・マスターズ候補(ノミネート) 
美術賞アーネスト・アーチャー候補(ノミネート) 

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