73.少し前までは、個人的ベストワン(もちろん10点満点)だったが、2000年に再見した時に、何故か古くさく感じてマイナス1点。大スクリーンで、見た時のトリップ感・ワクワク感が薄れた。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2018-12-25 19:45:28)
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72.確かどこかでキューブリック監督が「一回観ただけでこの映画を理解されてしまったら、私の映画作りが失敗したということだ」とか言ってましたよね。何回観ても分からないかもしれないし、分かったつもりになってインテリを気取るのもいいし、色々な楽しみ方が出来る映画です。個人的には、こういう作品を(当時と同じインパクトを伴って)発表できる監督は、もう現れないと思います。
20181206追記 「もし、この映画が一度で観客に理解されたら、我々の意図は失敗したことになる」ーアーサー・C・クラーク 当時のパンフをお持ちの方がアップされていた記事からの引用ですm(_ _)m 【金子淳】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2018-12-06 21:03:12)
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71.最初観た時は理解出来ないし、つまらない映画だと(多分)思った。 そして、大人になって凄い作品だと、多くの知識からも感じている。映像と音楽(クラシック)と深みのある世界が圧倒的で、大画面・大音量で観るものだろう。 同じものが作られることは、無いだろうな。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-11-05 21:33:07)
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70.素敵な点はたくさんあるのですが、冒頭の猿とワープのシーンを圧縮して2時間に収めて欲しかった…。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-07-17 00:49:13)
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69.SFファン必見の歴史的名作。芸術性も高い。 しかし原作未読ゆえか、話が難解である。 幼心に強烈な種が蒔かれたが、思春期を終えてから見直したに関わらず、 正直言ってその難解さに諸手を挙げて賞賛はできなかった。 悔しい。いずれ原作を読まねばなるまい。 難解とは言え、ハイセンスな映像がこれでもかと盛り込まれており、 琴線がかき鳴らされ続ける。 特筆すべきはやはりVFX。3DCGに少しでも覚えがあれば、 これらの映像がCGを使ってないことに尊敬の念を覚えるだろう。 いや、むしろ、だからこその質感がそこにあり、この質感は未だにCGでは得られないクオリティであると信じている。 つまり、CGそれ単体ではこのクオリティは得られず、脳内の映像的質感をCGに落とし込める才能が現れるまでは、 きっとこの作品はその座を譲らないはずだ。 SF映画の金字塔であるにも関わらず10点としてないのは、 もうすこし大衆的娯楽性との融合があれば…という幻想的希望である。 【よこやまゆうき】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-05-31 01:01:07)
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68.衝撃的、緊張感がたまらない。 感覚に訴えかけることで物語を展開している、頭で考える話じゃない、感じる映画。 喚起するイメージで物語が進行することで枠にとらわれることを避けているので、スケールが半端なくデカイ。 トリップ感が強く、中毒性あり。 【fujicccoo】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-02-20 21:59:42)
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67.大昔に「もあテン」で必ず一位になっていたと記憶している。難解だけどスゲー映画という評判の作品だった。そんな先入観に染まりまくった状態で鑑賞したため、ニュートラルな感想は持てなかった。正直言って何が何だか全く分からなかったので、鑑賞後に原作を読み、他人の評価を読み、「やっぱりすごい映画だったのだ」と、むりやり自分で自分を納得させたのだった。最近観直して、やっとニュートラルに鑑賞できた。 【la_spagna】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-10-06 10:56:12)
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66.光の急流が起こるまでは、ほとんどゆっくりした動きが主流。宇宙船は猛スピードで飛んでるのだろうが、背景がないので画面上はゆっくりとした動きに見える。無重力の宇宙船内では、吸着靴のせいで、たどたどしい歩きになる。宇宙空間ではゆっくりとした遊泳になるし、人が走るのは体力保持のランニングぐらい。一番激しい動きは、非常脱出用の爆発で本船へ戻るシーンだろうが、その激しさを宇宙空間の無音が飲み込んでしまう(全体音への配慮が緻密)。死はドラマチックでなく、生命維持装置の直線や、デイジーの歌のスピード低下で表現される。宇宙ステーションの回転に合わせたヨハン・シュトラウスのテンポが、全編に持続している(全体音楽への配慮が効果をあげている映画で、リヒャルト・シュトラウスやリゲティをそこで鳴らすのは考えつきそうだと分かるんだけど、あそこにウィンナ・ワルツを持ってくるのはすこぶる非凡)。この「ゆっくり」で押していった後に光の急流が来る。効果は絶大で、まして本作を初めて見たのはテアトル東京の大画面だったので、脚が攣るぐらい興奮した(ああいう前方への疾走は大画面でより効果が出るよう、『地獄の黙示録』のワルキューレの騎行シーンもテアトル東京で見た最初のときが一番興奮した)。それまでゆっくり慎重に歩んできた「宇宙の旅」が、ここで疾走する。未知のものに立ち会うときの慎重さが、未知のものに呼び込まれていく急流になる。ここでヨーロッパ近世風の部屋になるのが、分からないながら昔はキズに思えたが、彼のほかの映画でもあそこらへんの時代への偏愛が見られ、なにか人類にとって一番いい時代と思ってるのか、それでそこから新人類の誕生を願ってるのか、などと理屈をこじつけてもみた。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-27 09:27:41)
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65.リバイバル上映でやっと映画館で鑑賞できました。映像はデジタル処理済みのためか、今見てもこれ以上ないクオリティの高さでした。流れるクラシックや逆に息づかいしかない演出も見事です。巷でよく聞く「ツァラトゥストラ~」も、元祖で体験すると鳥肌ものですね。ストーリーは、自分は大体頭に入っているから展開について行けましたが、初見の連れは「よくわからない~~??」でした。 【Banjojo】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-07-21 23:51:35)
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64.素晴らしい映像体験でした。68年時点でこれだけの映像を作ってしまうキューブリック監督は天才としか言いようがないですね。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-23 01:09:40)
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63.3Dが大ヒットしている今だからこそオススメすべき、アナログ体験映画。映画館で、大勢の観客とこの映画を一緒に体験するべし。 【峠のわが家】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-12-17 20:19:48)
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62.何がなんだか分からなくとも、凄いものを観たような気分になれる素晴らしい映画。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-21 20:55:49)
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61.中学生の時に見たため、すごく難解だったイメージがあったが、改めてみると特別難しくもないと思った。人類の進化、ニーチェの表現を借りれば超人の出現を圧倒的な映像美で描いたオデッセイ。 【たっけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-12 22:56:07)
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60.あと100年くらいたったら、ローカルテレビ局でよくやっている旅紀行番組の内容もこんな感じになるのだろう。 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-09 00:26:53)
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59.本作品は映像美及びそれに適した効果的な楽曲、そして観る者が観るたびに色々な解釈を得ることの出来る飽きのこない出来となっている。この映画を観る人はディスカバリー号自体であり、観るたびに新しい発見を得ることが出来るであろう。敷かれたレールに乗って映画を観る人にはこれ以上の苦痛はない。難解とされているが、製作者の意図どおりだけの解釈を求めてもそれはそれでツマラナイと思う。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-04-19 21:19:14)
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58.内容は、すごおーく、人間の知的好奇心を満たすものですね。人間に生まれてよかった。(もっとも、動物や虫はすべてを知っているのかも?)空間、物質の極少(アトム?)と極大(宇宙外?)。時の過去(誕生)と未来(無)。人類の英知を持っても誰も知らない世界。そして映像。ジョーズのはりぼてのサメ。パーフェクトストーム、ツイスターを代表するCGの自然現象。タイタニックの実物の船。タワーリングの巨大な、スターウオーズの精密なミニチュア。ベンハーの実際の戦車シーン。ジャッキーチェンのアクション。そして、この映画の最高のセット、美術。どれもこれも、全てが完璧で最高の表現手段だ。取って代われるものでない。とわたしは思う。音楽は?これひとつもオリジナルはないんだよね。そういう意味で映画と全く関係ないが”クラッシク音楽作品”というジャンルは、現代にも引き継がれた、最高度に練られた、人智を尽くした、贅を尽くした、まあ2度と創られることのない、高貴な芸術品であることはいうまでもない。クラッシクにまったく興味のないヒトでも、例えば”ツアラストラ”のせめて冒頭だけでよいから、大ホールに行って、金を払い、実際の演奏を聴くことをおすすめする。それは或る意味、映画”2001年宇宙の旅”を観るよりもすばらしい世界を体験できるかもしれませんよ。(R・シュトラウスなんてたいした事ないが) 今から200年、100年ぐらい前、昔の時代の人類の英知には、もうとんでもない、驚くべきものがある。(おもうに、バッハ、モーツアルト、ベートーベン、ショパンの時代にはもちろん、映画なんかなかったんだよなあ!そう考えると、すべての映画製作者たちが、色褪せてしまうなあ)追加!これには”ヒト”が出てくるが、間違っても”ヒトという生物”は関係ないとおもう。だって、ヒトは”地球の生命の一部に過ぎない”から。犬猫など”動物”からの視点。”昆虫”など各生物のこの世の”視点、感覚ももちろん”存在”すると思う。”心”という機能が我々にあるように。人間が”宇宙”を造ったのでは”当然”ないのだから。地球に住む”ヒト”を含む、全生物が理解するとかしないとかの次元ではないと思う 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-02-15 01:02:56)
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57.孤高のSF映画だと思う。娯楽作では・・・ないが。監督は完璧主義者だったというが、全編の映像はそれにふさわしいと感じさせる素晴らしさだった。特に宇宙船内部の白い、バイ菌のいなそうな空間に、不思議と徹底した美しさを感じた。アーサー・C・クラークの原作を読むと、より映画の内容を補強できるかも。クラークはキューブリックにさんざん苦労させられ、アイデアを絞りに絞り、削りに削ってこの物語を完成させたらしい。なるほど、この映画のつめたーい質感、人物描写のあまりないところは、そういうそぎ落としの洗練によるものなのかなあと思った。そのつめたさで、人の評価も分かれるのだと思うが。
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56.初見は映画館でのリバイバル。その後もDVDで何度か見ましたが、大画面TVを購入したので再見。この映画ほど宇宙への「畏怖」を感じさせる映像は、これ以前も以後も存在しないと思う。エイリアンやら巨大宇宙船やらモンスターやらなくても、未知なるもの、未知なる場所、未知なる出来事への恐怖で満たされている。そして、未知なるものを飼い慣らすための科学までもが、人間を裏切っていくことの恐怖。とくかく恐ろしい映画でした。すでにハリウッド的エンタメ映画の手法にズブズブに浸かってしまった私は、ゆったりとしたテンポには苦戦しましたが、この凄い映画をリアルタイムで「体験」できなかったのは残念です。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-02 11:29:13)
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55.初めて観たとき(小学生のとき)は、意味不明でなんでこんな映画が名作と言われているのだろう、と思いましたが、今観るとすごく楽しめました。 これはストーリーを追う映画ではなく、体験する映画です。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-03-01 00:12:37)
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54.映画の最初に、画面は真っ暗なのに音楽(序曲)だけ流れ始めた時に「テレビかDVDデッキが壊れた!」と思ったのは、自分だけではないはず。てゆうかそうであって欲しいです。そんな事はおいといて、とにかくこの映画には色んな意味で衝撃を受けました。しかも作られたのが40年以上も前だということを知ってさらに衝撃。そして、今まで自分が持っていた映画や宇宙、地球外生命体に対する概念は見事に覆させられました。見終わった後に「宇宙やモノリス」について調べてみたくもなりました。たとえ映画自体の宇宙に対する見解が間違ったものだったとしても、そんな知的好奇心をくすぐってくれたというだけで、この映画の自分に対する影響は大きいものだし、久しぶりに、子供の頃に見たことのない物に出会ったときに感じていた、わくわく感を体験することも出来たし、十分満足です。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-03 11:46:24)
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