23.監督自らが「一度観ただけでは理解できないよ」なんて馬鹿野郎な発言をしている作品などよほどのことがなければ到底認められない。しかーし!これがそのよほどのことなのだよ。ただ観るものではなくて体験する映画。わけわからんと憤っておられる方もいらっしゃいますが、宇宙の彼方にふっとばされるなんて体験をした当人はわけわからなくって当然じゃありませんか。主人公から極力個性を排除してあるのもキューブリックの作風云々というより観客の参加を容易にするための配慮ではないかと(優れたRPGがそうであるように)。あの至福の映像ドラッグ体験はその後観たどんな映画もかなえてくれません。脳内麻薬ドバーの快感がくせになっちゃって10回くらい劇場に足を運んだが、実家のある田舎のボロい小屋で観たときには映写機の光量不足のせいか、スクリーンに映る星の数が10分の1くらいだったので驚いた! 【皮マン】さん 10点(2004-07-22 13:02:20)
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22.初めて観たときは、正直、意味不明やってん。何がおもろいのかさっぱりやってん。これから観る人は覚悟しーや。映像は確かに、どこかしらリアルやけど、まず、ストーリーがわかりにくいし、後半なんて何が起こったんか全然わからんで。それにチンタラしてるで。淡々としてるで。眠くなるで。緊迫したアクションとかないで。登場人物も誰一人キャラたってないで。音楽でいうなら、あんまりなじみのないクラシック聞いてるみたいなもんやで。それでも、ここの評価は7以上。しかも、この映画大好きな人がいるねん。なんでやろ?って思うやん。それを理解したいって思うやん。んで、最近、何気にすっごい観たい気分になったので観てみたら、しびれてもーたわ。なんか、ゾクゾクしてもーた。意味がわかりにくいとこが不思議とおもろい。モノリスの正体が不明なところが、神秘的でおもろい。淡々としてるところが、余計に酔える。壮大感が映画から出てる。これは、ロックとかが好きでクラシック聞くのがダルくて、すぐ眠くなったりして、落ち着いて聞いてられへんかったのに、あるとき、ふと、クラシックを聴いて、これえーなーってなぜかゾクゾク感じて、ずっと最後まで落ちついてクラシックのメロディーに酔えてしまって、最後には理解不能で感動してしまってる感覚に似てる。だけど、おもろないって人は結構いると思う。映画を撮った背景や哲学とか色々考えだすと受け入れらない人もいると思う。 俺の友達や彼女には、これ、おもろいで、って絶対ススメへんわ。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-11-13 14:38:40)
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21.この作品の素晴らしさは、その芸術性にあるでしょう。ストーリーは、人間が神のような存在(モノリス)と接触して、更に進化するというだけのものです。これは、単なるキューブリックの想像で、モノリスにしても、科学的根拠はありません。
世界の起源、神の存在については、どれほど科学が進歩しようとも、分からないでしょう。そこで人類は、過去に神という存在を作って、その疑問を解決しようとして来ました。この作品は、現在のそれに似ています。つまり、この作品では、現代版の、キューブリックにとっての神という存在を作ったのです。
キューブリックは、そのような「神のような存在」を、映画という具体的な表現方法で表現する事で、人々に感動を与えようとしたのではないでしょうか。
そしてそれを、完璧ともいえる映像表現で、芸術的に仕上げています。 その映像表現の素晴らしさは、誰が見ても認めるでしょう。
また、生命の進化を、暴力の進化で定義しているのも良い表現の一つだったと思います。 この定義によって、人間の愚かさを表現しているように思えます。また、生命が進化する事で、 今後どのような暴力が用いられるのか、それによって生命は何を目指すのか、神(モノリス、もしくは宇宙)は何を生命に求めようとしているのか、疑問を投げかけているように思えます。
このように、この作品は芸術として素晴らしく、感動的に仕上がっています。 公開から36年も経った今も、その輝きは色あせず、素晴らしいです。
そういえば、このレビューを見ていると、「もともとエンターテイメントだった映画を、芸術のみの表現で製作する事は間違っている」といったような感想も多々ありました。この意見に対してですが、この映画で感動できた人にとっては、それでもう、エンターテイメントとしての役割を果たせているのではないでしょうか。
映画にも、観客を選ぶ権利はあるのではないでしょうか。ただ、この作品が分からない人は映画を見る資格がない、といった意見は間違っていると思います。映画には、多角的な、色んな見方の評価が必要なのではないでしょうか・・・。
ともかく、この作品は、個人的には素晴らしかったです。SFとして、芸術作品として、自分が見たSF映画の中では、1番素晴らしい作品だったと思います。この作品以上の作品を期待して、今後も映画を見たいと思います。 【カジ】さん 10点(2004-05-31 22:46:26)
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20.このフィルムが生まれた背景に「キューバ危機」と「ケネディ暗殺」が大きく影響していると考えているんです。核戦争による人類の一大危機を目の前に、クラークとキューブリックは、何か人類に“進化を促す”メッセージを送れないか、と考えたんだと思うんです。なぜ人は争うのか…映画はその問いかけから進化の壮大な過程を眼前に提示します。ここで「物質」と「精神」というキーワードが見えてくる。人類最初の道具となる骨が物質なら、宇宙船やHALもそうです。で、その道具を使うお猿さん、さらにボーマン船長らつまり人間も、その肉体に限って言えば物質です。モノはいつか壊れます。つまり「死」。死という恐怖が潜在意識に常にあるので、人間も動物も、つねに生存競争という輪から抜け出すことはできません。冒頭から様々な生存競争が描かれてきますね。お猿さん然り。また未来でも月面などの宇宙開発で、米ソの冷戦状態は続いているようですし。ボーマンとHALがチェスで戦う“前哨戦”のシーンあり、やがて本戦ではボーマンはHALを殺すことになります。もう物質としての進化に限界がきていることが暗示されます。ここで映画は“次次元への大きな進化の流れ”として「物質から精神へ」という壮大なビジョンを提示し、人類が元素でできた肉体の中に、「精神」という摩訶不思議な世界を宿していることを再認識させられます。物質としての滅び行く旧ボーマン(人類)を見せ、生存競争のカルマから解脱する新しい進化のビジョンを、新ボーマン(スターチャイルド)と表現し、人類の進化が肉体ではなく精神体という存在へと移行してゆくことを暗示します。そのスターチャイルドの精神レベルは「神意識」と呼んでいいでしょう。ここにも「死の恐怖を持つ潜在意識」から「神意識」への進化が見て取れます。その意識レベルから見たら人類の争いは、アメーバの同士の争いと大差ないでしょう。冒頭に戻れば、そんな超絶した精神的存在の先駆者が、愚かな核戦争をしようとしている人類(ルサンチマン)に「モノリス」をプレゼントしたわけです…そうまさに超人思想、ニーチェ。曲として「ツァラストラはかく語りき」が使われる必然性がここにあります。人類には、まだまだ無限の可能性が秘められているんだよ…クラーク&キューブリックの壮大なメッセージは、冷戦が収束した今もって新鮮であり、僕の魂をバイブレーションし続けます。 【BUNYA】さん 10点(2004-01-12 10:57:33)
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19.本作は私たちの世代には観たくても観られない“幻の映画”だった時期が長かったのです。封切時に観た友人がいて、彼の持っていたテアトル東京の名が入ったプログラムが宝物みたいでとても羨ましかったものです。ぴあの『もあテン』がきっかけになって再上映を求める運動が起きたことは今や伝説ですが、ついにリバイバルされたときはもちろんテアトル東京に駆けつけました。 最初の20分はセリフがまったくなくて(そりゃ猿人しか出てこないんだから当然ですよね)、この映画まさか全篇セリフがないんじゃないかとちょっと心配になりました。そして上映終了、場内が明るくなると満員の観客の8割が首をひねって「訳わからん」という表情だったのを鮮明に憶えています。でも不思議なんですけど、初見の時からこの作品を難解だと思ったことは一度もないんです。何と言うか、キューブリックのイマジネーションが、自分が何となく宇宙や地球外知的生命体そして神について感じていたことにひとつの解答を与えてくれたような気がしたからでしょう。 映画史には、その作品が登場したことによって映画の概念を変えてしまったオーパーツのような特別な映画がありますが、『2001年宇宙の旅』はその筆頭でしょう。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-02-11 22:15:16)
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18.初めてこの映画を見たときは『何だか凄いものを見てしまった』と思ったものだけど、見返してみてもその感想は変わらない。途轍もないスケールと映像美に、ただ、ただ、圧倒されるばかり。この映画自体がモノリス的で、画面に赤ん坊が映し出されるころには自分の中にも新しい命が生まれたような、観る前と観た後では別の人間になってしまったような、そんな感覚を受ける。 【回転】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-02-22 18:39:01)
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17.映画史上、最高傑作を争う一本。ジャンルを超越した名作です。原作の素晴らしさを余すところなく表現した作品の一本とも言えます。 思えば30年ほど前、この作品を初めて観た時には衝撃を覚えました。当時の私にとって、映画というものは単に娯楽であって、決して自らの存在を問うような対象ではなかったからです。この作品は、観ている「その時」に感銘するのではなく、見終わった「その後」に感銘し、それが増幅していくという特別な影響力を持ちます。私自身、その持つ意義について、初めて真剣に議論した作品でもあります。 SF映画としても、30数年前にこれほどまでに将来の科学技術を具現化した作品は稀でしょう。少なくとも私は他に知りません。勿論、優れた原作に拠るところも大きいのですが。唯一、「無重力状態の宇宙船の中でストロー内のドリンクが下に落ちるのはオカシイ。」という意見を昔なにかで読みましたが、そんな指摘は何の意味もないですね。
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16.何度見ても途中で寝てしまった映画。ゆっくりとした綺麗な映像・音楽・無音・浮遊感……どれをとっても最高の入眠映画でしょう!? ハッキリと意味が分からなくとも、生命・宇宙・機械(道具)との調和の変化といった何か神がかり的な雰囲気を醸し出していて「全て深い意味が有る」と素人ながらにヒシヒシと伝わってくるコノ映画。分からないまま点数を付ける訳には行かない!解ってから点数を付けよう!と思っていた唯一の映画でした。 しかし、最近【http://www.kubrick2001.com/2001.html】を見て、ある人が考えた一つの答えを知った時、全て繋がった気がした。 一つの回答を踏まえた上で改めて見直した時に今まで助長だと思っていた部分の意味を考えるようになり無駄が無い作りだと素人ながらに感じる事が出来た。 大げさかも知れないが、それはもう映画と言う枠を超えて神を見たような気分だった。 半分は入眠映画と考えていたのが、今では眠いなどとは全く思わない最高傑作に変わりました。 人の力を借りましたが、20年掛かってようやく見終わった気がします。
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15.4K版を購入したので久しぶりに再鑑賞しました。 今更、この作品について講釈述べるのも、他に立派に考察された視標が多くあるので 省き、、純粋に感想だけ述べます。 「面白い」の定義は人それぞれですが、いつしか食い入るように魅入ってしまう本作は 何度見ても新しい発見があり、やっぱり面白いです。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2021-02-02 15:11:32)
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14.まさかこれほど古い映画の映像に魅了されるとは想像だにしなかった。宇宙船が宇宙を漂う姿は、優雅で上品なお姫様が宮殿を歩くがごとく、あるいは広大な海中を浮遊するクラゲのごとくひたすらに美しい。対照的に黒いモノリスやHALの存在は闇夜にただずむコウモリのごとくただただ不気味である。鑑賞中は様々な作品を思い出した。スターウォーズ、エヴァンゲリオン、いつしか読んだしがないSF小説。キューブリックがのちの創作者たちに与えた影響は計り知れない。妙な言い方だが、傑作と呼ばれるような本当に価値ある芸術とは「こんなことやっていいんだ(できるんだ)という衝撃を私たちに与え、私たちの認識の幅を広げてくれるもの」だと思う。その意味において本作は間違い無く傑作である。いや、もはやこれは革命だ。 【ばかぽん】さん [インターネット(字幕)] 10点(2019-11-09 01:55:43)
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13.マイベストムービー。あらゆる映画の金字塔だと思っています。 劇場で見て更にこの映画の偉大さが分かりました。ここまでの映像を作り上げるのに裏にどれだけの苦労があったのだろうかと、ただただ圧倒されました。 誤解を恐れずに言えばこの映画にストーリーは必要ないです。ストーリーを超越した強烈な映像体験でした。 一つだけ例に挙げると、ディスカバリー号からスペースポッドが発進して、ゆっくりとターンしてディスカバリー号の操縦席の窓にポッドのライトが当たる。ただそれだけのシーンでも「本当に実物大の物を作ったんじゃないか?」と思わせるだけのリアリズムにあふれていました。 これは劇場で見ないと分かりません。ブルーレイを大型液晶テレビで見たけど、劇場で受けた衝撃は再現できませんでした。また劇場で見たいです。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-19 23:40:14)
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12.凄いです。よくこんな映画撮りましたね。文句のつけようがありません、わけわからなくて!と言うのは冗談で、わけわからなくても、これは満点以外考えられません!レビューもネタバレしようがないほどわかりません(笑) 【ろにまさ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2011-08-23 03:40:32)
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11.別に無理して理解する必要はないと思う。少なくとも、この時代にほぼ映像と音楽だけで人の力の及ばないもの:宇宙への畏怖を強烈に描き出し、それが今なお多くの人々を震撼させる力を持っていることは実感できた。理解できないからつまらないのではなく、理解できないからこそ無性に惹かれる、そういう映画だと思う。自分でもこれを面白いと思える自分の感受性がむしろ意外だった。ちなみに本作鑑賞後、この映画を観る前から大好きだったD.Bowieの名曲"Space Oddity"と、安野光雅氏の名作絵本「あけるな」の2作が、今まで以上に味わい深く楽しめるようになり、自分にとっては一粒で三度おいしい有り難い映画である。 【lady wolf】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-05-29 13:00:34)
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10.感想を述べるのが最もむずかしい作品。地球上で最強のホラー映画かもしれない。美しさの極限は恐怖だから。過去に何度観たか分らないが、モノリスには、いつも戦慄する。先日この映画を始めて観た、スターウォーズファンの若い友人の感想「こんなつまんないSF映画始めて観た。」納得。 【ブタノケ2】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-06-29 02:55:18)
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9.何度も見て、最近自分の中で新しくできた解釈です。 あの世でキューブリックは、「この作品の本当の意味? ねぇよ、ファック(笑)」 と ほくそえんでいるのかもしれない? 映画が始まって40数分、まだまだ前半の、作中のワンシーンより「いつまで この作り話を流さなきゃならないんですか?」「分からん」これは彼の本音じゃないかと思うんだ。 でも次見たときには、僕はここでまた、「素晴らしい映像美、人類の大きな2歩目だ!」と皆と口調を揃えてコメントしているかもしれない。 ある意味 推理サスペンスですよこれ。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-10 09:16:10)
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8.凄い映像だ。。。 40年近くも前にこんな映像を撮ったのかっ! キューブリックすげぇ!! リアリティばりばり! 今見ても全然古くない。 宇宙の無音感がびしびし伝わってくる。 これ観た後にバキューンドキューンバリバリドカーンってな音を使った映画観ると、全部安っぽくてウソっぽい。 本気でじっくり鑑賞しなきゃ眠くなりますけどね(笑) ものすごく濃密な映画です。 次のステップに踏み出した人類に、どんな未来が待つのだろう。。。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 14:33:31)
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7.小説版を読んでようやく理解しました。たしかに映画だけでは最後の展開がよく分かりません。でもそれを差し引きしてもこの映画はやはり素晴しいんだと思う。だってそうじゃなかったら、いちいち小説を読んでちゃんと理解しようなんて気にもならないと思うし。ちなみにこの映画が公開されたとき、日本では『怪獣総進撃』が公開されました。両者の月面シーンを比較してみると楽しい…かも。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-10-26 23:06:09)
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6.この映画の内容は確かに難解で、一度見ただけではストーリーを理解することはまず無理と言っていいでしょう。しかし、何度か見ればだんだん分かってきますよ。そもそも、映画の魅力というのはストーリーだけではないと思います。この映画は、音楽が非常に上手い使われ方をしていますし、画面の構図や、CGのない時代で宇宙空間のリアリティを作り出す、監督の様々な工夫が施されていて、1シーンも見逃せないと言っても過言ではないでしょう。こういう映画は何度見ても新たな発見があるものです。ストーリーを理解するためにも、そして監督のいろいろな工夫を見つけ出すためにも、この映画は是非何度か見てみることをお勧めします。この映画は繰り返し見るのに値する映画です。 【デューク】さん 10点(2004-06-02 11:43:40)
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5.初めて観た時(70mm大画面 しかも混んでて前から2・3列目だったと思う)は、ラストシーンで鳥肌が立ちました。わけもわからずムチャクチャ感動。後から原作読んだりサントラ買ったり・・・DVDも持ってます(でも意外と何度も観てないんですよね)人により、観方により色々な解釈ができる映画のNo.1。一緒に観に行った友人とあぁだこうだと議論したのが懐かしい。2001年にはこんな世界が来るのかと漠然と感じていたこともありましたが、現実はまだこの程度。科学のみならず人間のレベルも全く上がっていません。(むしろ後退?)私にとっての2001年っていつのことでしょう。 【ぶぅ】さん 10点(2004-03-21 22:25:15)
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4.初見は遠い遠い昔なんですが、1回見ただけでは何が何だかさっぱり分からない。2回、3回と見直すうちに、キューブリックは何が言いたいのか少しづつ分かってくる。この作品程、見るたびに新たな発見があるというのも凄いことで、哲学的なことは言うに及ばず、時には心身を癒してくれる環境映画になったり、コワいホラー映画になったりもする。つまり、それだけイマジネーションを働かせてくれる希有な作品というわけです。まあ、余り難しく考えずに十人十色、各人各様好きな様に受け取りましょう。それではワイン片手に、この壮大な映像体験を再度満喫しようではありませんか。もちろん大画面でね。 【光りやまねこ】さん 10点(2003-10-18 14:47:16)
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