映画『未知空間の恐怖 光る眼』の口コミ・レビュー
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作品情報 ミ行
未知空間の恐怖 光る眼の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
未知空間の恐怖 光る眼
[ミチクウカンノキョウフ ヒカルメ]
Village of the Damned
1960年
【
英
】
上映時間:78分
平均点:6.38 /
10
点
(Review 8人)
(点数分布表示)
公開開始日(1961-03-31)
(
ホラー
・
SF
・
シリーズもの
・
モノクロ映画
・
小説の映画化
・
オカルト映画
)
新規登録(2003-10-18)【
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】さん
タイトル情報更新(2022-06-22)【
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監督
ウォルフ・リラ
キャスト
ジョージ・サンダース〔男優〕
(男優)
ゴードン・ゼラビー
バーバラ・シェリー
(女優)
アンセア・ゼラビー
マーティン・スティーヴンス〔男優〕
(男優)
デヴィッド・ゼラビー
マイケル・グウィン
(男優)
アラン・バーナード少佐
ローレンス・ネイスミス
(男優)
ウィラース医師
ピーター・ヴォーン
(男優)
P.C. ゴビー
ジョン・フィリップス〔男優・1914年生〕
(男優)
レイトン将軍
原作
ジョン・ウィンダム
「呪われた村」
脚本
スターリング・シリファント
ウォルフ・リラ
音楽
ロン・グッドウィン
配給
松竹富士
特撮
トム・ハワード[特撮]
(映像効果)
録音
A・W・ワトキンス
その他
ロン・グッドウィン
(指揮)
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2.
ネタバレ
当作品については、少年時代に読んだSF雑誌で、存在だけは知っていました。そして今から約4年前の深夜、たまたまTVをつけたら放送していたのがリメイク版(1995年)。リメイクされたことも知らず、かつ、途中から観たので中途半端さも否めず、「オリジナル版を観てから、あらためてリメイク版を観てみよう」と思ったのですが…当時、このオリジナル版はレンタル店で取り寄せ不能で、市販もされていませんでした(廃盤と確認)。
幸い、最近になって取り寄せ再開を知り、レンタルして鑑賞した次第です。さて、結果は…
イギリスの小さな村が舞台ですが、学者夫婦が住んでいて、その妻の兄は軍人という設定。ちょっと都合が良すぎる気もしましたが、この設定のおかけで【村の緊急事態に、即座に軍が調査を開始する/夫であるゴードン博士は、ロンドンでの有識者会議に参加し、科学的な論議をする】というように、ローカルな中にもグローバルな視野で物語が展開するのは上手いな、と思いました。
原題は『Village of the Damned = 呪われた村】ですが、邦題を『光る眼』にしたのは正解ですね。何といっても【光る眼でジーッと相手を見つめ、ジワジワと操る場面】が印象的です。しかも大袈裟でなく淡々と…この場面に限らず、作品全体が淡々としており【グチャグチャ・ドロドロと形容されるようなグロテスクな映像/血が飛び散る映像】は皆無です。こうした場面が苦手な私には観やすかったですし、【知的な面に訴える怖さ・不気味さ】とでもいうような効果を生みだしていると思います。
もちろん、この特徴により、人によっては「これのどこがホラーなの?」といった感想を抱いたとしても不思議ではないかもしれません。しかし【生理面に訴える怖さ・気持ち悪さ】が全てではなく、様々な表現があっていいのでは…と思っています。また【日常に、理解不能な現象が生じるという設定のSF作品】の場合、少なからず“不安・怯え・不気味”といった要素が含まれてくるのではないでしょうか。そのため、むしろ、ホラーという言葉を脇に置いて鑑賞したほうが、当作品の魅力が伝わりやすくなるかも…と思ったりしております。
なお、公開当時、【村に忍び寄る脅威】は【冷戦下での○○主義】を示唆していたようですが、これに限定しなくても、各人で様々な事象に重ねて観ることが可能では…と思われます。
私の場合、彼らは宇宙から飛来した“それ自体では生命体として機能できない何か”であって、地球人の細胞(卵子)に入り込む必要があった…要はウィルスに近いニュアンスを感じたのです。ウィルスと異なるのは【細胞内で増殖する】のではなく【一個体として成熟し、生殖する必要がある】という点ですが…それでもラストシーンを観ると【肉体を失って、再び、“何か”だけが宇宙へ…】という印象を受けました。
以上は、現在の世相に重ねた私の(こじつけがましい)観方に過ぎませんが…いずれにせよ、劇中で子ども達が何者だったのか、明らかにされなかったわけですから、時代を越えて様々な解釈・想像を膨らませる幅の広さがあるのでは…と私は考えます。
因みに、デイビッドをはじめとする子ども達は、終始、無表情かと思ったら…映画の開始49分後の【授業の場面】で、ゴードン博士に対し「質問したいんでしょ?」と、皆で悪戯っぽく微笑みます。その言葉を受け、博士が核心?をついた質問すると、一同、困ったような表情でうつむきます。こうした表情は、その後の展開に活かされてはいませんが「あの子たちは、博士には親しみを持っていたようだし…何かしら住み分けるなどして笑顔で締め括れなかったのかな…」と一抹の寂しさを感じたりもしました。
最後に、これは余談ですが…子ども達が幼児の段階で、その能力(知能が高いだけでなく、一人が覚えたことを、他の子ども達も共有できる)を検証する場面があります。そのときに使われる東洋のカラクリ箱は、【神奈川県・箱根の特産物である寄木細工の秘密箱】に似ている印象を受けました。そのため「ひょっとして海外向けに輸出された箱が、巡り巡ってイギリス映画の小道具に?」と想像し、妙に親近感がわきました。本筋とは関係ない感想ですけどね…。
さて、採点ですが…トータルな出来は佳作レベルかもしれませんが【日常に忍び寄る脅威を、淡々と描写したSF映画の古典】として相応しい作品だと思います。当サイトの採点基準である【見た後、率直に面白かったぁ…って言える作品】として8点を献上します。
*リメイク版【光る眼:1995年】は、別途、レビューを投稿しています。
【
せんべい
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2022-06-19 17:43:53)
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1.
ネタバレ
平穏な村が突如として怪奇現象にみまわれる。
平和な日常の生活が徐々に不安に支配されていく。
それをとても冷静に、とてもリアルに描いた作品だと思う。
それは徐々に淡々とやってくる。
村全体が眠りにおちたり、村の女性全員が妊娠してしまったりと、そういう得体の知れない「怪現象」の雰囲気が好きだ。
だから冒頭の、道の傍らでバスが停まっていたり、軍隊が調査したり、不可解に人がバタバタ倒れてゆくのもとても普通に(リアルに)描かれていて面白い。
子供たち全員が統率のとれた同じ動きをする、感情の無い子供達はとても冷たくて、変で、それは「怖い」というよりもなんだか普通と「違う」のだ。
愛情も感情も何も無い無表情な息子に(まったく別の生物に)、敬語で「お父様」「お母様」と言われるのはどんな気持ちであろうか?とても冷たくは無いだろうか。
そういった主人公ゴードンの精神的葛藤を見事に描いていると思った。
村の人々が精神的に追いつめられて行く、「外見的には何も変わらないのに、何かが確実に起こっている怖さ」みたいなものを描いていると思う。
生物の正体も明かされないが、それが「未知の恐怖」を演出しているのかもしれない。
この作品は心理描写が見事だ。
淡々としているが、ちゃんと描いている。
【
ゴシックヘッド
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2008-03-09 01:50:30)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
8人
平均点数
6.38点
0
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1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
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4
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25.00%
5
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6
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12.50%
7
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37.50%
8
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25.00%
9
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0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.33点
Review3人
2
ストーリー評価
8.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
7.50点
Review2人
4
音楽評価
8.00点
Review1人
5
感泣評価
5.00点
Review1人
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