映画『野火(1959)』の口コミ・レビュー
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作品情報 ノ行
野火(1959)の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
野火(1959)
[ノビ]
1959年
【
日
】
上映時間:105分
平均点:7.06 /
10
点
(Review 16人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
戦争もの
・
モノクロ映画
・
小説の映画化
)
新規登録(2003-10-22)【
へちょちょ
】さん
タイトル情報更新(2014-09-07)【
イニシャルK
】さん
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監督
市川崑
助監督
弓削太郎
キャスト
船越英二
(男優)
田村一等兵
ミッキー・カーチス
(男優)
永松
滝沢修〔男優〕
(男優)
安田
稲葉義男
(男優)
班長
浜村純
(男優)
狂った将校
石黒達也
(男優)
無精髯の軍医
潮万太郎
(男優)
曹長
夏木章
(男優)
兵隊
星ひかる
(男優)
兵隊
中條静夫
(男優)
兵隊
佐野浅夫
(男優)
兵隊
伊東光一
(男優)
軍医
早川雄三
(男優)
兵隊
伊達信
(男優)
分隊長
杉田康
(男優)
兵隊
月田昌也
(男優)
兵隊
原作
大岡昇平
「野火」
脚本
和田夏十
音楽
芥川也寸志
撮影
小林節雄
製作
永田雅一
企画
藤井浩明
配給
大映
美術
柴田篤二
編集
中静達治
録音
西井憲一
照明
米山勇
その他
IMAGICA
(現像)
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4.
ネタバレ
原作は読んだことがないのですが、聞いたところによると主人公はキリスト教徒なのだとか。それはけっこう重要な設定だと思うのですが、映画ではそれらしいことを示唆するだけで終わっているのが少々残念。
それはともかく、本作では「人間であるとはどういうことか」というのがテーマのようで、戦争というのはあくまで背景であり、カニバリズムも問題が顕在化した、ある種象徴のような扱いだと思います。だから本質は反戦ではないし、食人ばかりをことさら取り上げてあれこれ言うのも、ちょっとズレているかなぁという感じ。船越英二はあまりタフには見えないのですが、最後の「普通の暮らしをしている人間に会いたい」というところで納得。「見た目が普通」というのが大事で、強靱なタイプではあそこで逆に説得力がなくなってしまうでしょう。インテリのクリスチャンという点でも、よくあった配役だと思います。
【
アングロファイル
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2017-05-04 20:22:26)
🔄 処理中...
3.
ネタバレ
第二次大戦末期のフィリピン戦線を舞台に敗残兵となった日本兵たちの末路を描いた市川崑監督による戦争映画。市川監督の戦争映画といえばこの映画の数年前に日活で手がけ、後年自身によってリメイクもされた「ビルマの竪琴」が知られていて、そこでも捕虜となった敗残兵が描かれていたのだが、どちらかと言えば謳歌的で情感たっぷりに描かれていたあちらとは対照的に、この映画はかなり生々しく、より戦場における敗残兵となった日本兵の過酷な状況がリアリティを持って描かれていて衝撃的であり、怖い。飢えに飢え、極限状態に陥った敗残兵たちが人間を殺してその肉を食べるということがこの映画の大きなテーマとなっているが、きっと実際の敗残兵たちも同じようなことをしていたのだろうと考えさせられるし、見ていて非常に重苦しいなんとも言えない気持ちになるのだが、一方で見ているうちにだんだんと引き込まれていき、目が離せなくなった。白黒の映像も効果的で、極限状態の人間の異常さ、恐ろしさといったものがこれでもか、これでもかと伝わってくる。そんな異様な状況の中でラスト、野火の上がる方向へ向かう主人公の「普通の暮らしをしている人間に会いたい。」というモノローグは、それでも人間らしく生きていたいという悲痛な叫びであり、ここに市川監督がこの映画にこめたメッセージというものを感じ取ることができた。主演の船越英二は撮影前に体重を減らして臨んだそうだが、一見すると船越英二とは分からないような風貌でまさに田村一等兵という役柄になりきって演じており、その鬼気迫るリアルな演技が見事で、彼の代表作と言われている映画だが、まさにその通りだと思う。また、「ビルマの竪琴」で描けなかった戦争の狂気的な部分を見事に描き切った傑作で、市川監督にとってもそれに並ぶ戦争映画の代表作だろう。あまり知られていないのは残念だが、是非とも2本セットでご覧になることをお勧めしたい。
【
イニシャルK
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2014-06-28 15:55:45)
🔄 処理中...
《改行表示》
2.
ネタバレ
第二次世界大戦末期、フィリピンで敗走する日本兵の顛末を描いた戦争映画。
敗残兵が絶望にまみれながら、ウロウロと彷徨うところは、さながらロード・ムーヴィーの様相を呈している。
食糧に飢えた敗残兵たちは、人間を殺し“サルの肉”と称して、人肉を食らう。
飢えと絶望に苦しむ人間にとっては、至極当たり前の行動の様に思う。
そういった極限の状態を、市川崑監督はモノクロ映像を通して、にくいまでに巧く撮りあげている。
ラスト。
人肉を食らうぐらいならば、死を覚悟で現地の“普通の人間が集う”場所へ一人向かう。
最後まで人間らしく生きることを肯定した内容だが、それはどうだろう。
生き残ることについて本能的に動くであろう状況において、そんな奇麗事が成立するのだろうか。
しかし、あくまで同胞を殺し、その肉を食らうことは否定すべき内容でもある。
極限の状況において、死を選択するのか、それとも人肉を食らって本能的に生き延びるのか。
その場に置かれない限りは、自分がどっちを選択するかは分からない。
こういったことまで考察させられる本作は、極めて問題提起性の高い作品で、傑出した戦争映画であり、異色な戦争映画とも言えるだろう。
いずれにしても、最初から最後までグイグイ引きこまれ、楽しめたのも事実。
市川崑監督の底力を感じ取ることができた作品だった。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
8点
(2008-06-25 23:50:43)
🔄 処理中...
1.原作の内容は衝撃的ですが、この映画も決してその衝撃度を下げていないと思います。白黒の映像がより生々しさを出していると思います。多少セリフが説明的、棒読みの箇所がありますが、欠点を補って余りある内容でした。
【
くろゆり
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2008-02-10 21:46:58)
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マーク説明
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《更新》
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【点数情報】
Review人数
16人
平均点数
7.06点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
6.25%
6
4
25.00%
7
6
37.50%
8
4
25.00%
9
0
0.00%
10
1
6.25%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
5.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
5.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
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