映画『フェイク』の口コミ・レビュー(2ページ目)

フェイク

[フェイク]
Donnie Brasco
1997年上映時間:126分
平均点:7.58 / 10(Review 213人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-11-15)
ドラマサスペンス犯罪もの刑事もの実話ものヤクザ・マフィアスパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-06-03)【イニシャルK】さん
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監督マイク・ニューウェル
キャストアル・パチーノ(男優)ベン・"レフティ"・ルジェッロ
ジョニー・デップ(男優)ジョー・ピストーネFBI捜査官/ドニー・ブラスコ
マイケル・マドセン〔男優〕(男優)ソニー・ブラック
ブルーノ・カービイ(男優)ニッキー
ジェームズ・ルッソ〔男優〕(男優)ポーリー
アン・ヘッシュ(女優)マギー・ピストーネ
ザック・グルニエ(男優)セラピスト バーガー医師
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)FBI盗聴技術官
ポール・ジアマッティ(男優)FBI盗聴技術官
グレッチェン・モル(女優)ソニー・ブラックの彼女
ジェリコ・イヴァネク(男優)
野沢那智ベン・"レフティ"・ルジェッロ(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版/ソニー版】)
平田広明ジョー・ピストーネFBI捜査官/ドニー・ブラスコ(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版/ソニー版】)
大塚明夫ソニー・ブラック(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版/ソニー版】)
松本大ポーリー(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
日野由利加マギー・ピストーネ(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版/ソニー版】)
喜多川拓郎(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
石井隆夫(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
中博史(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
品川徹(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
寺内よりえ(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
相沢まさき(日本語吹き替え版【ポニーキャニオン版】)
牛山茂(日本語吹き替え版【ソニー版】)
脚本ポール・アタナシオ
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
撮影ピーター・ソーヴァ
製作バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
マーク・ジョンソン
製作総指揮パトリック・マコーミック
アラン・グリーンスパン
配給東宝東和
美術ドナルド・グレアム・バート(プロダクション・デザイン)
レスリー・A・ポープ(セット装飾)
カイル・クーパー(タイトル・デザイン)
衣装オード・ブロンソン・ハワード
デヴィッド・C・ロビンソン[衣装]
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
1978年、ブルックリン。FBI捜査官ジョー・ピストーネはドニー・ブラスコという潜入名を使いマフィア組織に潜入する。ドニーがそこで出会ったのはレフティという末端の兵士。レフティは聡明なドニーを気に入り、まるで息子のようにかわいがる。そんなレフティと付き合ううちに、ドニーの偽りだった絆もいつしか・・・・・・。実話を基に、けっして交わる事の無いはずであった二人の人生の交差を描いた男のドラマ。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

32.ジョニー・デップ作品の中ではピカイチ、個人的には一番かな。他人を信じること、それはとても難しいこと。なぜなら、ほんとうに信頼しているのなら、どんなことをされても、たとえ裏切られたとしてもその人を信じ続けなくてはならないから。信頼とは一方通行なもの。「あの人の信頼に答える」というのは道義的には正しいかもしれないが、それは、決して押し付けてはならないもの。「あいつはおれの信頼に答えてくれなかった」と相手を責めたり憎んだりするのは完全な筋違いだ。「金を騙し取ったから」、「浮気してたから」、「犯罪をおかしたから」。この程度で破綻する信頼など信頼ではない。たとえ殺されようとも最後まで信じ続ける、最後のアル・パチーノの背中はそれを私に教えてくれた。
ガーデンノームさん 8点(2003-12-10 11:23:17)
👍 1
31.ネタバレ まず、ジョニーがFBIのオトリ捜査官を演じると聞いて、ちょっとちがうんじゃないかい?大丈夫かなあ、と不安になったけどオトリだからダークスーツに身を包んで出てくるわけではないので大丈夫でした。
そしてパチーノ、このパチーノはよかった。プライドは人一倍あるのにそれがかえって哀れな冴えない三流マフィアのレフティ。ニセモノダイヤが見抜けないレフティはFBIのオトリが見抜けない。そういや原題は「Donnie Brasco」なのね。
下っ端たちがボスを出迎える場面、自分に声をかけてほしいといわんばかりの表情でボスを目で追うも、ボスはレフティに見向きもしない。どうしてあんな表情が作れるんだろう、あのパチーノのアップがファミリーでの彼の位置を全て物語っている。印象深いシーンでした。
ドニーにとって、レフティは大切な情報源だから彼には逆らわないし従順だ。それがうれしくて可愛くてすっかりドニーを信じてしまう。ドニーのレフティに対する想いは対等な友情なのかなぁ、なんかちょっと違うと感じた。一生懸命になるほどカラ回り、何をやってもうまくいかず落ちぶれていく一方のレフティに哀れみを感じ、同情してしまったんじゃないだろうか。哀れなレフティを騙しているという自己嫌悪もあったかも。正直、FBIに保護されその場を連れ去られていくドニーにほっとしましたね。
私はラストでレフティが「おまえなら許せる」と部屋を出て行くシーンはいらないように思いました。レフティのその後は想像に任せる、にしたほうがよかったんじゃないかな。最後にパチーノの見せ場をつくったんでしょうねえ、たぶん。
マイケル・マドセンは相変わらず凶悪な後ろ姿でした、この人背中からして怖いです、そこが良いです。そして筋トレするジョニーという貴重なシーンも観られました。ジョニーは70年代がよく似合う。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-11 01:46:11)
👍 1
30.「信頼とは何か」が、この作品のテーマですね。FBI捜査官としての信頼、夫としての信頼、マフィアとしての信頼、友人としての信頼。すべてに共通しているのは、「人間としての信頼」でしょう。「人間付き合いとは相手に期待することではない」という人間関係の本質が、ラストのレフティのセリフに集約されています。
FSSさん 8点(2003-12-19 17:53:06)
29.ネタバレ 私はすごくよかったと思います。ジョニーももちろんいいんだけど、アル・パチーノのうらぶれた冴えない感じがすごくよかったです。すっかりジョニーを信じ切っている姿が哀しかった。最後に「呼び出し」されるのも・・・他の作品に比べてジョニーが普通なので安心して観ていられました(笑)
きょうかさん 8点(2003-12-25 01:39:20)
28.
小三馬さんに化粧をしてもらいたいHAWAIIAN610さん 8点(2004-01-11 16:35:41)
27.男の哀愁とはどんなものか解ったよ、秋の北風が吹き出す季節に観た方がよかったね、そのままコートを着て落ち葉の中を歩いて哀愁に浸りたいよ。今は冬、外は氷点下、今歩けばただ寒いだけ。
スーパーむうにいさん 8点(2004-02-01 10:41:53)
26.ネタバレ 人の一生において、家族の様な信頼関係を築ける他人はそうは現れないと思う。
レフィティーはドニーをそこまで愛していたからこそ、死にかえても許せる男だったんだろう。
悲しすぎるレフィティーの運命であったが、
逆に裏切った人間、ドニーの心の傷は一生癒えないままなんだろうな・・・。
アキラさん 8点(2004-02-12 00:01:04)
25.偽り(フェイク)で始まった繋がりは、真実を経て悲劇に至る。捜査官とマフィア(ギャング)との間に芽生えた友情こそは紛れもない真実。そして、ピストーネの首には今も尚50万ドルあまりの懸賞金が掛けられ、追われていると云うのも真実。 多少劇画的に脚色されている様子があるのは、映画として仕方ない事でしょう。 プロットに置かれた核は『任務としての行動と、信頼を得、それに応えようと思うジレンマ』―――って、野暮天な事をほざいている自分に嫌な気分になったので↓(他のレビュワーさん方に殴られそう)       実話を基に描かれた――は抜きにしても、素晴らしい作品。切ないけれど、“何か”が残る物語でした。人間と云うものは“信頼”と云う名札のついた『絆』に心は疎か、ひとつの命まで懸けられる生き物なのだと、思い出させてくれた作品です。
MAZEさん 8点(2004-02-22 15:31:08)
24.いやーよかった。複雑に繰り広げられる人間ドラマが見事だね。
ばかぽんさん 8点(2004-03-03 05:44:03)
23.ネタバレ 男の仁義と友情、そして裏切りの物語。ドニーの裏切りを知ったレフティは、最後まで彼に愛を注いだ。うだつのあがらない、へたれギャングだったが本当にダイナマイトガイだった。それに引き換え、FBIは多大な成果を上げたジョー(ドニー)に対して、形式的に表彰をしすぐに場を立ち去る(ちなみに、500ドルというのは、フロリダでの1時間の売り上げとかけていたのだろうか?)。推測だが、FBIはドニーの写真を持って裏切ったのではなく、さらに彼を利用して成果を上げようとしたのではないだろうか。そこには利用するだけのFBI体質が浮かび上がる。ジョーの定時連絡がないことで、FBIが自宅を訪ねたときの奥さんの言葉が全てを象徴している。「夫の生死より規則を破ったことが問題で、あなた達の失点になると」。暴力をふるい、殺しをするギャング・ヤクザの世界を肯定する気は全くないが、人を機械的にみるFBIの冷徹な対応は同じくらい肯定できない。そういった人の大切なものを最後のデップとパチーノの目は、観た人たちに教えてくれている気がした。
グングニルさん [DVD(字幕)] 8点(2004-07-17 19:14:19)
👍 1
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22.公人における”仕事”ってのを考えさせられる作品でした。私というよりほとんどの日本人が人生において”私”より”公”の方を優先していると思うのでこれは結構日本人向けの作品みたいで何よりそこに評価の高さを覗えると思う。
tetsu78さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-09 22:24:24)
21.これが実話なのに衝撃!アル・パチーノとジョニー・デップの演技力・・・すごっ!!
ビリー・ジョーさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 21:55:24)
20.くたびれたアル・パチーノの哀愁漂う背中。これがあの『ゴッドファーザー』のマイケルか!と思う程の圧倒的な演技。対するジョニー・デップも魅せてくれます。切ないギャング映画。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-27 09:43:38)
19.これからジョニー・デップにハマった。
ジダンさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-15 18:14:39)
18.ネタバレ ずいぶん前に1度観て、原作を読んで、もう1回観ました。エクステンディットでみたけど、この時間でも、ここまでしか描けないかという物足りない感じ。レフティやソニーの人物描写が、原作に比べるとかなり薄い気がした。まあ、時間的に仕方ない気もするが。。8点。
MARTEL1906さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-11 06:33:07)
17.アル・パチーノがカッコ良い。ラストの部屋を出て行くシーンも最高。
山椒の実さん [地上波(吹替)] 8点(2008-01-06 14:17:59)
16.ネタバレ なんだか緊迫感に欠ける潜入捜査ものだと思っていたら、テーマは全く別のところにあった。
アル・パチーノとジョニー・デップがおかれたそれぞれの状況をベースに、二人の間に芽生えた絆のようなものが味わい深く描かれている。アル・パチーノへ好意と捜査の本分との板ばさみに苦しむジョニー・デップの演技もよかったが、主役は6:4でアル・パチーノかな…。
大物ぶっているが周囲はあまり敬意を払わず、また大物になりきれない自分の才覚も悲しいかな自覚している壮年マフィア。その自尊心と諦観が入り混じった微妙なニュアンス。自宅でジャージ姿で寛いでいるシーンあたりからぐっと人間味が出てきて、ジョニー・デップがその家庭的な温かい視線や人柄に惹かれていくのが良く伝わってきた。アル・パチーノのラストシーンは悲しいものだったけれど、その態度はすがすがしさを感じさせ、物語を奥深い人間ドラマにしていた。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-24 00:01:42)
👍 1
15.ラストは「グッ」ときたね。
Junkerさん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-17 22:51:03)
14.アル・パチーノの最後の台詞に胸を打たれた。マフィアとしては三流でも男としては一流だね。
茶畑さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-07 22:21:54)
13.マイケル・マドセン出てますね。タランティーノの映画で怖いおっちゃんだなと昔から思ってましたが、この映画でもやっぱり怖いですね。ただ彼は迫力も存在感もすごいんですがあんまりボスっぽい風格はないですね。ハリウッドで最も凶暴な幹部が似合う俳優なんじゃないでしょうか。そんなマイケル・マドセンが大好きです。
54dayoさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-06-27 23:39:30)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 213人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
200.00%
310.47%
462.82%
5125.63%
62411.27%
76028.17%
85224.41%
93315.49%
102511.74%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.72点 Review11人
2 ストーリー評価 7.86点 Review15人
3 鑑賞後の後味 7.14点 Review14人
4 音楽評価 6.58点 Review12人
5 感泣評価 7.50点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
脚色賞ポール・アタナシオ候補(ノミネート) 

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