31.脚本が良い。話の根っこがしっかりしてるといい作品ができるという見本みたいな映画。 役者陣も言うことなし。撮影、編集、いろんな要素のバランスがとれていて、ナイスパッケージング。 ただ、人間関係がゴチャついて見始めのほうは少し混乱したかな。 【ぱぴんぐ】さん 8点(2004-11-27 16:41:38) |
30. 俳優のうまさは言うまでもありませんが、カット割りのうまさ、一こまの冗長さも感じさせない編集の妙はさすがにプロのお仕事です。しかし、だからこそ、そこそこの緊張感を持たせながらも通り過ぎてしまうのはもったいない。う~ん、もう一ひねりが欲しかった。 【karik】さん 8点(2004-11-24 21:14:59) |
29.面白いですね。こういう知的な映画は好きです。個人的に…物語り中盤、敵味方として火花を散らすG.ハックマンとD.ホフマンが裁判所のトイレで延々5分間に亘るタイマンの弁舌合戦を繰り広げる下りは、映画ファンには感涙ものです。 【金子淳】さん 8点(2004-11-24 15:07:33) |
28.展開がとてもいいね。かっこよく仕上がってる。複雑なストーリーながらしっかりまとまって完成されてる。見事です。 【ばかぽん】さん 7点(2004-11-11 01:18:34) |
27.これで映画はOK!銃問題や陪審制度などテーマは重たいのでしょうが、素直に楽しみました。展開の組みたて、配役と演技・・・最近では抜群の作品です。先が読めないおもしろさ。見終わった後は、(原作を置いといて)複数の結末を議論したり、他の動機だったら等と他のシナリオを考えてみたり、けっこう勝手な会話が弾みます。登場人物も多い割りには各々解りやすい。そういう余韻を残してくれる脚本は好きですね。現実性を優先したら、逃走、追っかけシーン、彼女の格闘シーン、ハイテク基地シーンもカットされ、きっと、「良作だけど印象が薄い」ものになっていたでしょうね。主役はもとより、判事、陪審員、証人・・・役者全員のピンと張り詰めた演技も感心しましたが、『いちご白書』のB・デイビソン、『フラッシュダンス』のJ・ビールスなどの懐かしい顔もうれしかったね。 【草川ひゅー馬】さん 10点(2004-11-01 11:28:22) |
26.普通! 【太郎】さん 5点(2004-10-14 15:14:44) |
25.この手の映画なので「ドンデン返しはどこかな」と、観ていた板はずなのに、見事な展開に引き込まれ、それどころではなくなってしまいました。役者もいいけど、それ以上にスピーディーで見事に心理戦を描ききった良質の映画です。 【tantan】さん 9点(2004-10-03 09:21:57) |
24.法廷物の緊張感と、サスペンスの醍醐味が詰まった作品でかなり面白かった。最後まで読ませない展開と、それぞれの個性剥き出しの争いが見ていて飽きない。ハックマンとホフマンは当然のごとく素晴らしいが、なんといってもキューザックに尽きる。この人正体不明の怪しい役柄がホントにうまい。 【Andy17】さん 9点(2004-09-18 23:13:31) |
23.全然期待せずに観たら、これ、かなりおもろかってん。もう始まって20分くらいで、期待度一気に上昇。最後まで期待は裏切らなかった。日本ではなじみないが興味がある陪審員の裏側を描いた脚本もいいが、俳優もいいし、そのテンポをくずさない演出もいい。強烈な冒頭からホロッとするラストまで娯楽的な要素を保ちつつそれでいて、ちょっと考えさせられる映画。万人にオススメ。俺の中でジョン・キューザックの出てる映画はアタリが多いような気がする。 【なにわ君】さん 10点(2004-09-15 14:37:01) |
22.法廷が舞台の社会派ドラマというよりは娯楽サスペンスに近い印象。前者を期待して観た自分としては、これだけ良く出来た作品ながらも少し物足りなさが残ってしまった。しかし、ハックマンとホフマン、二人のベテラン俳優のシーンはさすがの一言。あのシーンを観れただけでもこの作品を見た甲斐があったと感じた。 【wood】さん 7点(2004-09-10 23:02:51) |
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21.サスペンスとしては地味ではあるが中々の秀作でした。日本にはあまりなじみのない陪審員制度の裏側というか問題点を垣間見た気がします。観る側に色々な問題点を考えさせる作品でありながら爽快なラストには非常に好感が持てました。 【北狐】さん 9点(2004-09-04 22:27:22) |
20.良かった! 一見地味に見えて、実は映画の醍醐味が詰まりまくっている。何せ名優の初共演。自分が知らない世界の裏側を見られる面白さ。騙すのか騙されるのか、ドキドキな展開。 最初、めまぐるしく人間が入れ替わるので、少し混乱する。けれどそこが豪華キャスト映画の利点。出て来る人間がちゃんと個性的だから、そこから数分後には「なるほどね、ふ~ん」と言える。キューザックの「微妙さ」が、何ともこの作品を面白くしている。彼はなんだかうさん臭い感じがして、どちらかというと嫌いなタイプの俳優で、彼の出演するラブコメは「おえ~」だけど、こういう「こいつ一体何考えてんだ?」と思わせる怪しさは抜群。画面も古典的だけれど、安心できる色使いと、テンポの早い展開を邪魔しないおちついた雰囲気があって、かなり良い。思うに、この作品がいまいち認知されていないのは、題がマズイのでは?「ニューオーリンズ・トライアル」て、食指が動かない堅い題だよなぁ・・・ 【ともとも】さん 9点(2004-08-14 00:51:12) (良:2票) |
19.おもしろい映画でした。なかなかw。キャストもみんなよかったですし。とくにジーンハックマンとダスティンホフマン。この2人はすごいっ。最後に見せるダスティンホフマンの笑顔。見てるこっちまでニコっとしてしまいます。 【海賊】さん 8点(2004-08-04 01:44:56) |
18.いやぁー面白かった。我々はこういう映画を見るためにお金を払うのだ(私はレンタル料ですが)。それにしても超豪華メンバー。”ハンバーガー・ヒル”のヒーローだって5分も映らない。しかし、私の行くレンタル屋ではこの映画は「あんまりおもしろくないですよぉー」ってな感じで隅っこの方に数本しか置いてなかった。ふむぅ~ん・・・ 【メロメロ】さん 8点(2004-08-03 00:31:58) |
17.法廷モノのいわゆる丁々発止の裁判劇の面白さよりも、その裏側で蠢く人間ドラマにより重点を置いたサスペンスドラマ。実際に起こりうる陪審員制度の様々な問題点を鋭く暴く・・などといった社会派の小難しい作品ではなく、原告と被告側双方の駆け引きや裏工作に或る復讐劇を絡めるという、我々観客を飽きさせることなく終始興味を抱かせるように構成されるという、あくまでも娯楽作品に徹して描かれている。その点で言えばそれは正解であり、見事なストーリーテリングと絶妙のキャスティングで、本作は近年にない良質のエンターテインメントとしても立派に成立している。永年実現しなかったG・ハックマンとD・ホフマンとの初顔合わせが何と言っても本作のハイライトで、ド直球のハックマンと変化球のホフマンといったそれぞれのキャラに見合った役作りはさすが。少々掴みどころの無いJ・キューザックやR・ワイズといった若手俳優たちとの対比もまた面白い。 【ドラえもん】さん 8点(2004-08-02 16:18:39) |
16.法廷物、っていうよりは犯罪物なんだろうか。小気味良い裏工作、なかなか面白かった。表面上の戦いよりも、水面下での情報戦のほうが大事なんですね~。どんでん返しも結構良かった。とてもよく出来てる。ダスティンホフマン、ジーンハックマン、ジョンキューザック、レイチェルワイズ、みんないい演技してて見ごたえあった~。 【アンソニー】さん 8点(2004-07-23 01:10:39) |
15.グリシャムらしい先の読めない展開に、キューザック達がどっちに転ぶか分からない危うさに全く目が離せない上に、ラストに至るまでのストーリー展開と…脚本の素晴らしさと同時に脚本の強さが感じられる作品。しかも「銃」という社会性のあるメッセージをこめる事により、一介のサスペンスとは違う味を出している。社会性を押し出さずにサスペンスの本分を失わないバランスの良さも好印象。ホフマンは出番はそれほど多くなかったけど、買収行為に走らずに苦悩しながらも自分の正義を信じ、いつか絶対に勝つと信じる熱血的な弁護士役が良かった。 |
14.裁判員制度に関する法案が着々と推進されている現在の日本に於いては、他人事とは思えない内容です。十分な論議もされないまま(ま、これまでの国会で十分な論議がなされた例など知りませんが…)裁判員制度が施行され、真実を巡る裁判から逸脱し、本作の様な裁判員に選ばれた一般市民一人一人への個人的アプローチが罷り通る様になると思うと怖い感じもします。「またアメリカの裁判モノか…」程度の期待しかなかったこともあって、陪審員制度の盲点を突いた(これまでの米法廷モノと一線を画す)内容と、弁護士が主役じゃない(なのに、何故ダスティン・ホフマン?)ということもあり、個人的にはかなり面白く観る事ができました。ただ、ジーン・ハックマンのこーゆー役にはいい加減飽きてきてるんですけど…。7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-05-05 00:06:05) |
13.すべて先の読める展開で、イマイチ。 【kasumi】さん 5点(2004-03-29 01:18:06) |
12.情報戦の描写があまりしつこくなく、テンポよく見れました。 【ぷー太。】さん 7点(2004-03-21 20:15:18) |