映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の口コミ・レビュー(2ページ目)

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

[ゴーストインザシェルコウカクキドウタイ]
GHOST IN THE SHELL
1995年上映時間:80分
平均点:6.71 / 10(Review 194人) (点数分布表示)
アクションSFアニメシリーズもの刑事もの漫画の映画化ネットもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-06)【イニシャルK】さん
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監督押井守
演出西久保利彦
田中敦子〔声優〕草薙素子
大塚明夫バトー
山寺宏一トグサ
家弓家正人形使い
坂本真綾少女(草薙)
大木民夫荒巻
仲野裕イシカワ
玄田哲章中村部長
宮本充台田瑞穂
小川真司〔声優・男優〕外交官
千葉繁清掃局員
山路和弘清掃局員
家中宏検死官
松尾銀三オッサン
松山鷹志実行犯
佐藤政道運転手
上田祐司通信の声
後藤敦指揮官
原作士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社)
脚本伊藤和典
音楽川井憲次
撮影スタジオコスモス
白井久男
野口博志〔撮影〕
製作渡辺繁
バンダイビジュアル
講談社
プロデューサー石川光久
制作Production I.G(アニメーション制作)
三本隆二(制作担当)
配給松竹
東宝(2025年リバイバル/4Kリマスター版)
作画竹内敦志(メカニックデザイン)
沖浦啓之(作画監督/キャラクターデザイン)
黄瀬和哉(作画監督/レイアウト)
岡村天斎(原画)
Production I.G(動画/仕上)
安藤真裕(原画)
江口寿志(原画)
井上俊之(原画)
渡部隆(レイアウト)
橋本敬史(原画)
美術平田秀一(背景)
小倉宏昌(美術/背景)
武重洋二(背景)
渡部隆(美術設定)
編集JAY FILM
今井剛
掛須秀一
録音井上秀司(調整)
納富貴久男(録音監修)
若林和弘(音響)
その他オムニバス・ジャパン(DIGITALY GENERATED ANIMATION UNIT)
東京テレビセンター(スタジオスタッフ)
IMAGICA(現像)
あらすじ
西暦2029年――企業のネットが星を被い,電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど,情報化されていない近未来… 国際指名手配を受ける天才的ハッカー、通称「人形使い」が日本国内で活動を開始。公安9課の草薙らが追跡に乗り出すが…
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

9.ゴースト、義体化・・・・・。我々の主体性はどうあるべきなのか?
この問題は本作の一貫した主題である。
主体性を危うくするテクノロジーに警鐘を鳴らすのが良いのか、
それともテクノロジーそれ自体を肯定しようとする能動性が必要なのか?
つまり草薙素子のように自らの主体性を問い続けることが重要なのか、
はたまたその後の展開においてなされるように、
自らの主体性を集団性(ネット)の海に同化させることが重要なのか?
構想可能な近未来、現在の延長線上にあるそう遠くない将来で巻き起こる主体性の問題は
すでに現在において問題となっており、相通ずるものである。
時代を経るごとに希薄となっている私達の主体性への新たな問題提起。
映画の核はまさにそこにあり、主体性の問題と切り離して、
つまり単なるSFとして、全くの別世界の次元として鑑賞することや
安易なエンタテイメント性を追求することはナンセンスである。

ノマドさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-13 21:35:54)
8.原作も一度読んだだけではお話に付いていけず、再読して世界観の拡がりとともに読み応えが何倍にも増した印象だった。それだけ奥深い。
この映画はさらにアニメらしいリアリティ演出で味付けされ、映像として多くの見どころを持った作品に昇華されている。
草薙素子の瞬きしない瞳に、GHOST=魂の居場所と在り方を模索しているテーマが浮き彫りにされていたと思う。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-08-05 15:04:13)
7.世界観にのめり込むことが目的ならば最適の映画。終末的な世界観でもなく、閉塞的でダラダラと暗い未来が続いてしまうような世界が秀逸。作画も動きも高レベル。ひたすらあの電脳というグロテスクな外観と内容を備えたヒトが醜く鮮やかに争う様にしびれることができます。

ストーリーや敵対関係がくっきりしすぎた物や、相関図が無駄に複雑な物に飽きてしまった人は必見です。

原作漫画よりおもしろいです。
黒猫クックさん [DVD(邦画)] 8点(2008-08-06 22:46:51)
6.ネタバレ 2回みてやっと分かりました。設定が難解かつ音のバランスが悪くてセリフがよく聞こえないので苦労しました(うちのテレビの方に問題があるのかな)。セリフに頼らない分かりやすい背景説明をつけるともっと理解されるはずです。意図しているのか分かりませんが、そのため敷居を高くしてしまっています。背景さえわかればストーリーは比較的シンプルだし、
テーマであると思われる自己や魂の概念についても興味を惹かれました。表現力も繊細でアニメーションに関する認識は変わりました。イノセンスももう一度見直してみたい。
飴おじさんさん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-10 13:06:20)
5.非常に哲学的な要素が多いです。なのでハッキリと好き嫌いが分かれる作品でしょうね。しかも舞台は電脳化が進んだ近未来なので、世界観が受け付けられない人には絶対無理かと。
人間はどこまで機械化しても人間足り得るのか、脳が電脳となってもそこに魂というモノは存在するのか、そんな電脳世界で死ぬと云う事は本当の死であるのか、哲学好きにはたまりません。
民朗さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-21 21:44:00)
4.海外で評価の高い映画。特に映像表現に関する評価が高いようですが私的には“会話の間”が素晴らしかったと思います。実写とは違い顔の表情を表現する事の難しいアニメーションにとって、言葉の間はその人物の感情・性格を現す一つの手段だと思う。電脳化が進み会話をあまり必要としない世界の中で会話の間に人間くささを感じてしまいました。
鼻くまさん [DVD(邦画)] 8点(2008-10-11 15:37:37)
3.男子でなくたって、草薙素子の義体製造過程は見惚れてしまいます。「吾が舞えば~麗し女~酔いにけり♪」士郎正宗の原作コミックも「同人誌かっ!」っつーくらい独りよがりで難解なので、このアニメのわかりにくさも仕方ないかも。タイムトラベルと同じくらい不可能なインヴィジビリティへの憧憬はここにも。
レインさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-05-26 04:12:16)
2.ネタバレ 初鑑賞は、夏休み深夜のBS放送だった。

簡潔ながら練り込まれた物語と難解な台詞回しに頭の中がこんがらがりながらも必死で展開を追いかけ、
結局鑑賞後に胸に残ったのは、作品が貫徹する独特の緊迫感と冷ややかさだけだったのがいい思い出だ。
初見では物語の主題や展開を理解するには至らなかった。
だがそれはともかくとして、「何かえらいクールな映画を観たなあ」という思いにはなった。

その後何回か鑑賞する機会があり、それでようやく本作の主題等が理解できるようになった。
それでも未だに少佐の葛藤や悩み、それらを超越する為の人形遣いとの融合については、理解しがたいところもある。
おそらくこれからの人生でまた何度か鑑賞し、そのたびに色々とまた違った感想や理解を得るのだろう。

公開から二十数年、何回も鑑賞したくなる映画という点で、やはりこの映画は傑作なのだろう。
nakashiさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-21 12:06:58)
1.アマゾンプライムでたまたま目に入ったので、再鑑賞。(2021年34歳)
びっくりした。ここまで、初見時と違った見方になっていることに。(特に誰からや、ネットから入れ知恵や情報が入ったわけではない)
人間を人間たらしめているものは何か・・・
自分を自分と認識しているものは何か。。。
何が自分で何が人間なのか・・・
そんな哲学的な問いがすごく興味深くて、それを具体的な時代を書いておらず近未来として
アニメーションで表現しているのがすごいセンスを感じた。
近未来であるが、アナログなアジアな感じの都市感。
その世界観に視聴者をどっぷり浸からせてくれる音楽。戦車との戦闘シーン。光学迷彩・・・。
全てがセンスが良くて、酔いしれた。

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↓2018年4月初見レビュー(31歳) 初見時2点レビュー。
30分頑張ったが、理解するのを諦めた・・・。
押井守ってそんなにすごいの??って感じ
今の若い人が見ておもしろいと思うのか。。。
へまちさん [DVD(邦画)] 8点(2018-04-29 18:28:32)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 194人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
231.55%
3136.70%
4157.73%
52010.31%
63115.98%
74422.68%
82914.95%
92010.31%
10199.79%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.61点 Review13人
2 ストーリー評価 6.10点 Review19人
3 鑑賞後の後味 6.58点 Review17人
4 音楽評価 7.55点 Review20人
5 感泣評価 5.00点 Review10人

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