《改行表示》 234.private pyle! 前半は目が離せません。うまいこというなぁ、と妙に感心する瞬間もあり。 ハートマン軍曹にだんだん愛着がわいてくるのと、育てる側の愛情みたいなのがちらりと見えるのがいいです。超怖いですけど。 後半は、皮肉とどうしようもない絶望?、あきらめ、そういうものであふれていますが、 なんというか、前半があるからこそ生きてくる、そして前半も後半があってこそ、ハートマン軍曹がなくなったことを悲しく感じました。 【しゃっくり】さん [インターネット(字幕)] 8点(2010-08-21 13:47:38) |
《改行表示》 233.この映画の主役はハートマン軍曹でしょ?ww シュールなキューブリック臭が比較的薄いので、彼の監督作品の中では一番観やすいのではないでしょうか。 前半は満点です。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-13 18:49:27) |
232.今年度はゆとり世代が初めて社会に出ることとなりました。中間管理職にはハートマンを目指してもらおう。 【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2010-08-11 23:20:46) |
231.戦友がバタバタと死に、その度に物語が生まれる戦争というおいしい題材を手にした時、映画監督はドラマや哲学を語ろうとします。プラトーン然り、ディアハンター然り、地獄の黙示録然り。しかしキューブリックは本作においていかなる主張もせず、戦争とは何か、ベトナム戦争とは一体何だったのかという断片を切り取ることのみを行っています。かつて「突撃」でベタベタの人間ドラマをやった以上、同じ題材で同じことはやらんという巨匠ならではのこだわりなのか、それとも天才たる先見性の為せる技なのか、ともかく前述の作品達よりも二歩も三歩も先を行った作品となっています。公開当時、あまりのショックから「これは軍隊の非人間性を描いたものだ」と勘違いされた前半の訓練についても、あれは海兵隊の訓練を忠実に再現しただけのものであって、あらためて見ると非常に客観的です。ハートマン軍曹は新兵達の前に立ち塞がる脅威ではあるものの、ヒールを演じているだけということを匂わせる描写がいくつも存在しています。人種差別はせず、クズとして全員平等に扱うと発言したり、「神を信じない」と言ってハートマンに楯ついたジョーカーを「根性がある」と言って認めたりと、決して個人的な感情から新兵達を罵倒しているのではなく、無茶苦茶に見えて実は訓練に必要な言動をとっていることがわかります。海兵隊に集まるのは徴兵された者ではなく、志願して軍隊に入ってきた者達です。そんな英雄気取りの若者を、わずか8週間の訓練で生きて祖国に帰還できるフルメタルジャケットに育て上げねばならない。いったん彼らの人格やプライドを粉々に壊し、真っ白になったところで生きて帰るための行動パターンや思考様式を流し込んでいるのです。ちなみに私が一番驚いたのはトイレの様子で、個室や仕切りはなく、便器がズラっと並んでいるのみというシンプルにも程がある作り。海兵隊はう○こも人と顔を合わせながらするのかと、そこまで徹底したプライドの破壊には心底恐れ入りました。後半は前半と比較すると平凡になりますが、それでも視覚的な見せ場は充実しています。カメラワークが秀逸で、戦場を走る兵士の背中をローアングルから捉える、戦争映画でお馴染みのショットなどは、本作が初めてではないでしょうか?かねてから素晴らしかった音楽の使い方にはさらに磨きがかかっており、こちらはタランティーノに多大な影響を与えたことが伺えます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-28 22:12:56) (良:3票) |
230.時は流れた今となっても吹き替えで楽しむ事ができない作品なんだと知り、諦めた上で、翻訳について少し調べてみました。当初、翻訳は戸田奈津子さんが担当されたらしいですが、その翻訳というのがキューブリックの期待に全然副えるものではなかったらしくキューブリック氏激怒の末に担当を外されてしまったようですね。それで急遽、原田眞人さんの翻訳となってしまったようですが、でもそれで正解だったのでしょうね。だって戸田奈津子さんが正式にやっていたのであれば、ハートマン軍曹の 『パ●の精子がマ●の割れ目に残●たカスが おま●だ!! 』 なんて翻訳名言は絶対に生まれてきてなかったでしょうし、その他翻訳についても きっとやんわりにて誤魔化してあったのでしょうし、今となっては伝説の一時翻訳士となってしまった原田眞人さん ほんとにファインプレーだったんだなあ と認めざるを得ませんもんね。 しかし、この原田眞人さんて方もほんと不思議です。1985年に菊池桃子主演の【テラ戦士ΨBOY】というアイドルファンタジー映画の脚本書いてらっしゃって 1986年には おニャン子映画の脚本及び監督をやってらっしゃった方なんですよね。そんな方が1987年、唐突にもキューブリック作品の翻訳をもやってしまったという、ある意味畑違いじゃないかしらって思われるお仕事をよくぞ とっさにこなしましたって挙句にホームランなわけでしょ。びっくり致しますよね。菊池桃子や おニャン子映画の時には絶対に使えなかっただろー暴言の数々をフルメタルに限って惜しげもなく一気に吐き出しちゃいましたねって感じで なんかその辺でも面白さを感じてしまいましたさ。以上です。 【3737】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-13 23:31:35) (良:2票) |
《改行表示》 229.何と言ってもハートマンでしょう、完全に彼の独壇場です。そもそも他キャラを覚えようにも名前をほとんど呼ばないし、英会話で使えそうな単語ばかりです。さすが鬼才、すごく散漫でダラダラした部分が多いのにこれといって否定すベき点も見当たらない、それがまた戦争の無益さを醸し出しているのでしょうか。 【HLB傭兵】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-12 01:20:27) |
《改行表示》 228.印象的、鮮烈さという点では良かったと思います。 しかし、特筆すべき面白さは無い。 【タックスマン4】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-28 02:23:10) |
227.所見は小学生の時でしたが、当時の私にとってはほとんどホラー映画でした。ずっと淡々と話らしい話もなく進行していくのですが、要所でえらく不気味なBGMを入れたり、もの凄い表情をした人をスローモーションで映したりするのでもうコワいのなんの。インパクトという点では数あるベトナム戦争映画の中でも随一でしょう。 【54dayo】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-21 22:18:55) |
《改行表示》 226.キューブリック作品としては凡庸? 「戦争」、特にベトナム戦争を描いた作品は数多い。これもその一つだが映画鑑賞という行為だけでその狂気に慣れてしまい、更なる刺激を求めている自分が怖い。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2009-06-21 01:31:27) |
《改行表示》 225.AAで噂の「ハートマン軍曹」(http://dokoaa.com/gunso.html)と、「戦場は地獄だぜ」(http://dokoaa.com/sjj.html)の元ネタを確認するぐらいの気持ちで見たが、戦争の狂気というのか戦争によって変わるものを鋭く描いていると思った。 ただし、前半のハートマン軍曹が強烈すぎて後半の印象が薄く、テーマが見えづらくなっているところはマイナス点だと思う。 しかし、あんな人が教官だったら真っ先に逃げ出すだろうな・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [インターネット(字幕)] 6点(2009-02-09 18:38:44) |
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224.一体何を意図してこの映画を監督したのだろう。前半の仰々しすぎて、後半が殆ど印象に残らない。この鑑賞後の喪失感こそが、戦争体験に共通していると言いたいのだろうか… 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 01:44:20) |
《改行表示》 223.キューブリックの戦争映画としては初期の『突撃』の方が遥かに上。 “デブ”が主演を張る前半部分は楽しいが、彼の豚死によって物語は違った方向へ。 テンションが落ちたところへ、普通の戦争映画に突入するもんだから、観ているこちらとしては、どうも間延びの感がしてくる。 そこがマイナスか。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-24 18:57:44) |
222.前半はそれなりに面白いけど、後半は普通の戦争映画…。 【デフォルトモード】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-23 19:33:21) |
221.多くの方がおっしゃているように前半のインパクトが強すぎて後半がものたりなくなっています。ハートマン軍曹の口から次から次へとでる汚い言葉には腹抱えて笑った。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-31 22:31:36) |
220.やめてやる 軍曹殴って やめてやる 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-30 13:22:59) |
219.前半のハートマン軍曹と微笑みデヴ君のインパクトが強すぎて、悲惨なはずのベトナム戦争編が霞んでしまいました。いやはやいくら愛国心があっても兵隊になりたいとは思いませんな。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-14 15:24:04) |
《改行表示》 218.戦争映画の割には、時間の大半はそれ以前の訓練を描くことに費やされます。ということはここが重要だということであり、そこにキューブリックの真のメッセージが有ります。 これほど戦争の狂気と空しさを視聴者に痛感させる映画は有りません。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-11-16 10:21:16) |
《改行表示》 217.戦争を批判するのはわかる、でもなぜベトナムを選んだのか、つまりアメリカを痛烈に批判しているんですね、戦争に加担する者は単なる殺人者なんです、狂気なんです、戦争に暴力に正義はないのです。そして人の思考、欲、業は暴力になり得る。 この映画は敵味方を明確に描いてないんですね、ここがこの映画の優れているところなんです。「ミッキーマウス」これもかなり強烈な皮肉です。キューブリックという人は暴力を吐き気をもよおすほどの描き方をして批判している人なのだと信じている。 無茶苦茶まっとうな人なのです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-10-30 10:11:22) |
216.前半と後半の内容がまるで違うが一貫して感じるものは戦争の狂気と虚しさ。それがこの映画のまとまりを与えてる気がする。なかなか重苦しい内容だが冒頭はハートマン軍曹のキャラもあいまってか話に入りやすいのが◎。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-01 18:32:18) |
215.軽快で下品で残酷という、監督の癖が出まくりな戦争映画。やっぱ独特のエネルギーあります。前半と後半がほとんど繋がりなく、ガラッと変わってしまうのが残念。ただ、あの怒涛の罵倒の嵐は必見。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-14 19:55:38) |