4.ネタバレ ダンスシーンはあまりないのかと思いきや、禁欲のヴェールを脱いで彼女が伸びやかに踊る、踊る! この映画の後三十年も経ってボウイの『レッツ・ダンス』の歌声がベルリンの壁を越えて「東」を挑発したのだった。 【ひと3】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2025-05-06 23:18:51) |
3.ネタバレ フレッド・アステアのミュージカル最後の作品であり、ルビッチ監督の「ニノチカ」をミュージカル仕立てに変えての内容はほとんど一緒なわけですが、今作の一番の見所はフレッド・アステアよりもヒロイン、ニノチカを演じているシド・チャリシーであり、あの美しい足、それをカーテン越しに足だけ見せての着替えのシーン、足フェチである私にはたまらない場面でした。あの着替えの場面はそこだけ何度も見たくなってしまう。作品の出来としては少々長く感じるものの、シド・チャリシーの見事なダンス、そして、やはり足、足、足です。フレッド・アステアにキスされて、なんでキスするの?というその質問に対するフレッド・アステアの答えが笑える。我慢出来なかった。おいおい!まあ、フレッド・アステアだから許される行為であるだろうし、映画の中でだから許されるのであって、実際、そんなことしたら間違いなく引っ叩かれるだろう!そうそう、あの三人のロシア人役もそれぞれ面白かった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 21:42:51) (良:1票) |
2.ネタバレ エルンスト・ルビッチ監督の「ニノチカ」をミュージカル化した作品で、基本的にストーリーは同じなのですが、3人組の使命がロシア王室の宝石売買から、ロシア人ピアニストを帰国させることに変わるなど設定が若干違います。(個人的には、旧ロシア王室とボルシェビキとの駆け引きも描いている「ニノチカ」の方が好きです。) しかしながら、やはりミュージカルシーンの華やかさは魅かれますね。(ステレオフォニックサウンドは最高でしたねw) 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-05 19:58:16) (良:1票) |
1.ロシアをバカにした様子は、ワイルダーの『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』とはるものが(笑)。さすがに、あちらほど皮肉たっぷりではありませんが、それでもなかなか、アステアによる特使の懐柔作戦は見事。アステアスタイル(要するに口車にのせるわけ)で、カタブツ(であろう)ロシアの男性3人組の特使を取り込む。継いで送られてきた美人特使は、口車と得意のダンス、歌でやっぱり陥落。ついでにハートまで射止めてしまうという隙のなさには、いつもながら恐れ入ってしまいます。この映画の一番の見どころは、シド・チャリシーの脚線美。↓の方も書かれていますが、とにかく綺麗な足に、均整のとれた体。そしてバネのように動く彼女のダンス。のりにのって美しいシド・チャリシーを観ることができます。アステアはもうおまけとばかりの堂々とした彼女に圧倒されること間違いなしです。 【元みかん】さん 7点(2004-07-03 03:43:13) (良:1票) |