映画『浪人街(1957)』の口コミ・レビュー
Menu
みんなのシネマレビュー
作品情報 ロ行
浪人街(1957)の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
浪人街(1957)
[ロウニンガイ]
1957年
【
日
】
上映時間:110分
平均点:8.00 /
10
点
(Review 5人)
(点数分布表示)
公開開始日(1957-04-03)
(
アクション
・
時代劇
・
モノクロ映画
・
リメイク
)
新規登録(2003-12-26)【
紅蓮天国
】さん
タイトル情報更新(2025-04-29)【
イニシャルK
】さん
・
Amazonにて検索
・
Googleにて検索
・
Yahooにて検索
・
Twitterにて検索
Tweet
・
ブログに映画情報を貼り付け
監督
マキノ雅弘
キャスト
近衛十四郎
(男優)
荒牧源内
河津清三郎
(男優)
赤牛弥五右衛門
藤田進
(男優)
母衣権兵衛
北上弥太郎
(男優)
土居孫八郎
高峰三枝子
(女優)
小芳
水原真知子
(女優)
お新
山鳩くるみ
(女優)
おぶん
清水元
(男優)
近江屋藤兵衛
石黒達也
(男優)
小幡伝太夫
竜崎一郎
(男優)
小幡七郎右衛門
丘寵児
(男優)
居酒屋亭主
森健二
(男優)
岡つ引金五郎
原作
山上伊太郎
脚本
マキノ雅弘
村上元三
音楽
鈴木静一
撮影
三村明
配給
松竹
美術
植田寛
(装置)
◆テーマカラー◆
◆検索ウィンドウ◆
作品名
人物名
新規要望 邦題
新規要望 原題
変更要望 邦題
変更要望 原題
レビュワー
◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード
人気コンテンツ
●TOPページ
●映画大辞典
●上映中レビュー一覧
●公開予定作品一覧
賞情報
●アカデミー賞
●ラジー賞
●ゴールデングローブ賞
ランキング
●平均点 ランキング
●平均点 邦画ランキング
●平均点 ワーストランキング
●投稿数 ランキング
●マニアックランキング
スポンサーリンク
要望ページ
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
サイト内検索
Web
www.jtnews.jp
スポンサーリンク
口コミ・感想
心に残る名台詞
0
エピソード・小ネタ情報
0
心に残る名シーン
0
関連作品
投稿順
いいね順
更新順
ネタバレあり
改行表示
💬口コミ一覧
5.
ネタバレ
久々に再見。初代「浪人街 美しき獲物」をベースにした作品。
監督は同じマキノだが、流石にサイレント版と比べると本作は見劣りするかも知れない。人々の仕草のインパクトやクライマックスのキチガイどもが猛烈なスピードで斬り合う迫力は初代が圧倒的。
1957版は藤田進、近衛十四郎、河津清三郎…いずれも中年のどっしりとした感じ。それに振り回される女性陣も何処か熟した様子。緊張の漲りや勢いもかなり欠ける。
だが、河津は初代「浪人街」で凄まじい死闘を演じた一人。彼の若き日と成熟した演技を見比べるだけでも見る価値はあるし、何より本当に火花を散らすような大喧嘩の楽しさといったらないぜ。
冒頭、人々が行き交う街中を上空から捉え、横たわる面、「強い奴 弱い奴…」うんぬんの字幕は初代からあったそうな(冒頭部分は未だ発見されず)、浪人の歌に人々が集まるシーンからすべてが始まる。
撮影はなんたって初代「浪人街」からマキノ、溝口健二の傑作群で実力を振るった三木滋人(三木稔)。この人にかかれば、旗本がいらぬ情けで投げつけた金に抜刀で“返事”をする場面も最高にカッコイイ。
旗本連中だろうが何だろうが喧嘩腰、そんな喧嘩馬鹿がひしめき合う浪人街。
情け駄賃はいらんかと思えば仲裁料は貰って一儲け、酒代を賭けて表で喧嘩、役人も酔いを醒ます勢いで表に飛び出てヘタレを晒す、口喧嘩から刃を交え火花を散らしまくる様子は後の「スターウォーズ」のライトセーバーである(違います)。
こんな馬鹿らしい(褒め言葉)タコ踊りでもやるような殺陣を撮ってしまうのもマキノの遊び心。本気の殺し合いならこんなことはやらない、なんたって彼等の喧嘩は親しい友人になる前の挨拶みたいなもんなのだ。なんせ愛しき喧嘩相手を見つけてくるっと再会するシーンの微笑ましさはどうよ。
藤田進と河津清三郎は黒澤明の「用心棒」でもユニークな存在だった。
何故か太鼓打ち、ダイナミック飲み逃げで「スマン」、役人仕事しろ、ドイツもコイツも酔いどれのろくでなしばかり。
女は畳に拡がる水を拭い、手を震わせ火を消し泣きつく。鞘で膝をグリグリされたってどうしようもなく好きだから、障子は誰かに見せつけるかのように開け放たれている。
娘をナンパする旗本どもをビビらせる高峰秀子の貫禄(1957版オリジナルの登場人物)、隣の部屋に男がいることを承知で着物の帯をとく仕草が色っポイ。
狭い一軒家の影の蠢き、薄暗さが兄妹の悲惨さを際立たせる。
投げ出された刀、部屋から出て行った後の「げんなーい!」の一喝、依頼を受ける代わりにふっかけまくるやり取りにまたもにんまり、“短刀”の行方、「あの娘欲しいから工面して」なんてそりゃぶっ叩かれるww
しかし旗本どもも巻き込む喧嘩売りから事態は徐々に変わっていく。
酒で和平と思わぬ決別、人質と死闘の予感・尚も振り回される女たち、突き飛ばし→突き飛ばしへの繋がり。
女たちは鞭を打たれたり、必死に脱走したりしているというのに馬鹿どもは叱られたり酔っぱらって柱に抱き着いたり。
そんな奴らが他人のためにたった一人で殴り込み、罠と解り「俺はいかねえぜ」と言ってたのに駆けつけたり、馬に乗って突撃したり、全軍引き受けて槍をブン奪ってまで戦い抜いたりするんだぜ?この映画の浪人どもは、そういう馬鹿野郎ばっかりなんだ。
燭台は鈍器に、木の陰の葛藤、“表返り”、御用提灯の光が夜道を駆け抜ける酒場、豪快に酒をブチまけ、押し寄せる人々の中に消えていく…。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(邦画)]
9点
(2014-03-18 18:22:08)
👍 1
🔄 処理中...
4.最後の最後で、タダごとならぬ迫真の演技に緊迫するも、どうも肌に合わず。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
4点
(2007-09-09 00:11:26)
🔄 処理中...
3.↓まあな。
てか、なんでこないに盛り上がんねん。
【
まぶぜたろう
】
さん
10点
(2004-06-29 00:26:52)
🔄 処理中...
2.やっぱ、マキノっしょ! 追記:大好きなマキノを論ずるだなんて野暮な愛し方は オイラ今の今まで 只の一度だってしたこたぁ ありゃしないんだぜ! ねえ、まぶぜさん
【
なるせたろう
】
さん
10点
(2003-12-27 20:08:26)
🔄 処理中...
★
1.
正に就職氷河期な太平の世、江戸。浪人サンも大変なのだ。 この映画の登場人物はみんな人間くさい。良い所もあれば悪いところもある。主人公の荒牧なんてひどい女ったらしで、自分の妻が牛に引き裂かれそうになっている大ピンチに、命が惜しくて助けにいくのを躊躇したりもする。娯楽時代劇のヒーローでは考えられない男が必死で戦うからこの映画は面白いのだ。
【
紅蓮天国
】
さん
7点
(2003-12-26 16:52:34)
🔄 処理中...
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
5人
平均点数
8.00点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
20.00%
5
0
0.00%
6
0
0.00%
7
1
20.00%
8
0
0.00%
9
1
20.00%
10
2
40.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
9.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
9.00点
Review1人
4
音楽評価
9.00点
Review1人
5
感泣評価
9.00点
Review1人
■ ヘルプ
ユーザ登録した、で、どうやってレビューできるの?その1
ネタバレって?
自分のレビューだけ≪良レビュー投票≫のリンクがない?なんで?
(詳細はブログにて)って何?
新規投稿したのに日付が古いまま!?
好みの近いレビュワー と お気に入りレビュワー とは
ログインしていない場合レビューページが更新されない
新作が登録されてない!どうしたら良い?
スタッフ・キャストを増やしたい(変えたい)場合は?
新作から旧作に変更する条件について