7.話はいいのに、不完全燃焼です。いろんな登場人物の物語をいろいろと入れすぎたせいか、肝心の主人公の話が薄くなってしまったように思います。ちょっと脇役まで豪華にしすぎたんじゃないでしょうか。 【いざ、ベガス】さん 4点(2004-07-31 06:55:23)
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6.惜しい!坊ちゃんぽいイメージがある寺尾聡のせっかくの新鮮な演技・・・妻にほだされて嘱託殺人を犯す元警官・・・やアルツハイマー症患者介護や骨髄移植といった重要な事柄に対する問題提起を非現実的な設定やシーンが台無しにしています。刑事同士が自己主張むきだしで同僚に手をかけたりなんて刑事の間どころか実際の社会人の間でもありえないし、副裁判官の幼稚っぽさも非現実的だし、ましてや自分の家庭に老人ボケを抱える裁判官がアルツハイマー症がからんだ事件を審理することはありえないと思います。これから始まる裁判員制度でも各裁判員が担当する事件と同様の問題を抱えたり過去に経験したりしていないかどうかは事前に厳しくチェックされるはずなのです。もっと細かいことを言えば、アルツハイマー症患者は自分の間違いを指摘されると激昂するのが普通で、どうころんでも「あら、私まちがってたわ・・・。だから殺して。」なんては絶対に言わないのです。どんな名優の名演技をもってしても細部の整合性や現実性に気を配られていなければ作品は台無しということです。 【かわまり】さん 4点(2004-06-30 01:37:46)
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5.ネタバレ 「半オチ」の脚本。三十路過ぎて色気が「半落ち」の鶴田真由。「半落ち」以前にいつまで経っても俳優として半人前な吉岡秀隆 等々、文字通り「半落ち」だらけの本作。しかし、「半落ち」と言いつつ、最後の最後で原作に登場しなかった森山直太郎を「半落ち」にできなかったのは、映画版の痛恨のミス。つまり、森山直太郎に対して「せめてキーを半音落として歌え!このっ、半人前のナルシスト野郎が!」と取調室で問い詰めた後に再録音させてはじめて、「映画版の方も半落ちですよ」と堂々と言い張ることができるのです。 【STYX21】さん 4点(2004-06-12 08:38:45)
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4.色々と考えさせられる作品ではありますが、正直穴が多すぎて頭の中に生じるツッコミを抑えるのに苦労した。役者は豪華ですが割と大事な役柄の鶴田真由が軽いというか表面的というか。何も響くものが無い演技。視点も中途半端にコロコロ変わって混乱した。ストーリー自体は悪くはないのでこの点数。 【ラーション】さん 4点(2004-05-24 05:45:31)
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3.ネタバレ 自分勝手な登場人物が多いなあと思いました。世の中は大変なものです。自分の家族かわいさだけを見せられても、中身が薄かったら隣の葬式みたいなもので、大変ですねとしか言えない。この映画の最大の欠点は寺尾聡が隠す2日間に共感できないところです。他の出演者の誰にも感情移入できません。樹木希林でさえも。あと、この映画の男優のところに井原剛志の名前がないけど、この映画で唯一存在感があるのは彼だけでした。 【omut】さん 4点(2004-02-19 20:55:01)
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2.話自体は決して悪くないし、登場人物すべてのストーリー(背負っているもの)を描き出して興味深い。逆にいえば欲張り過ぎて中途半端かな。俳優陣の演技は素晴らしいのだが、映画的な面白さに欠けている。カメラワーク、色使い、音楽どれをとっても印象に残らない。エンドロールの紅葉の汚さと音楽のミスマッチときたら… 【つむじ風】さん 4点(2004-01-11 03:48:22)
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1.原作は読んでいませんが、、映画は微妙でした。登場人物が多すぎて誰のストーリーも中途半端でした。そして一番イタイのが、空白の二日間にしていたことを何故あそこまで隠すのか、という理由が弱かったのです。しかし、役者の皆さん熱演していて良かったです。 【kaneko】さん 4点(2004-01-09 22:07:57)
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