69. 久しぶりに衛星で見ました。自分が生きた同じ時代にこんなことがあったのが信じられません。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-10-16 18:46:42)
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68.作品の構造としては起伏に乏しく平坦で、特に後半はプランが一方的に主役になっちゃったりしているのが気にはなる。しかし、映像の力は何とも圧倒的で、左右の動きや奥行きを駆使したカメラワーク、その枠内に巧妙に配置されたエキストラ、美術関係、そして山々や湿地などの大自然が、強烈なインパクトで迫ってきます。サム・ウォーターストンが今ひとつ表情に乏しいのが難点。主人公はいろんな忘れがたい体験をしているのだから、もう少し表現してほしかった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-11 01:36:55)
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67.ネタバレ 妻投稿■あたりまえだけど私は殺人被害にあったことはない。せいぜい何年も前のセクハラ程度。でも暴力のある世界って、悲鳴もドカバキボコボコズドーンという音も一切しないんですよ。本当に静かなんです。この映画の後半20分みたいに。一見すると世界は普通に回っているんです。でもちょっと何かに躓くと、気づいてしまうんです。世界がすごく残虐である事に。沼地の人骨のシーンは息が上がるくらい怖かった。■映画の時間配分は欧米人の戦場紀行が大半で、ポルポト派の大虐殺シーンは実は後半30分くらいしかない。さらに欧米人の人情ばっかに焦点を当てて、カンボジア人を尊重していないという意見も日本公開時は聞かれたみたいだが、私はこの映画が間違っているとは思わない。■いざとなったらアメリカ軍が助けてくれる状態で、戦地で泣き叫ぶ子供を撮影する欧米人。吹っ飛んだコカコーラトラックと泣き叫ぶ子供というコントラストはピューリッツアー賞を取る良いコントラストなんだろう。でも実際大人を奴隷のように働かせ、拷問し、撃ち殺しているのは子供たちなのだ。映画で描かれた彼らの無表情で刺し殺すような表情こそ、欧米の戦争認識に対する最大限の皮肉じゃないのだろうか。■私はチャップリンの独裁者を見て、「ヒトラーをバカにしてホロコーストを否定できるのか」と疑問に思っていた。じゃあ、自分をカンボジア虐殺の少女兵士、強制労働させられる人々に置いてみて、どうやったら殺戮を否定できるだろうか。たぶん生きたいというあたりまえの願望や、社会性、常識といった生きる上で不可欠なものすら一度否定しないと無理なんじゃないかと思う。自分が生きている世界が少し変化した「ズレ」の中に大量の人骨が埋まっている構図は、そういう事を語りかけている気がする。 【はち-ご=】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2011-07-02 06:56:52)
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66.無知な自分が恥ずかしい。少しでも多くの方にこの映画を見て頂きたいです。ただ音楽が映像とあまり合っていないような気がします。 【akila】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-02-21 17:55:31)
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65.他のどの戦争映画より恐ろしく、衝撃的な内容だった。 これが実話だとは・・・、しかも他国への侵略ではなく、本来守るべき自国民を虐待している。 人間がここまで残酷になれるとは・・ 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-01 17:09:05)
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64.重い。「キリング・フィールド」はまさに阿鼻叫喚。ハイン・S・ニョールの演技が光る。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-21 21:39:15)
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63.レビューしづらい内容ですね。確かに圧倒されましたが、政治的な思惑はよくわからないので、内容への理解が追い付かなかったのが正直なところですね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-07-05 20:50:52)
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62.最後は単純に感動したとは言えない。罪のない人々がどれだけ傷つき血を流したのかを考えると。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-20 23:20:43)
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61.ネタバレ 説明を極力排したドキュメンタリー調の作風。カンボジア語の字幕が付いていないのも(付きのバージョンもあるのかな)、何がなんだかわからないうちに現場に放り込まれたような臨場感を盛り上げるのに一役買っているように思う。後半の脱出劇は、ハリウッドアクション劇に慣れすぎている眼でみるとあっさりと感じるが、エンターテイメントを追求しすぎなかったことに好感がもてる。カンボジアの悲劇は、決して過去のものではない。現在も世界の各地で起きている現実でもある。 【ponsuke】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-09-14 22:48:42)
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60.ネタバレ カンボジア内戦、そしてポル・ポト政権樹立・・・・そこで何が行なわれていたのかを、ドキュメンタリーのように生々しく伝えている作品です。非常に衝撃的な映像が出てきます、これが作り話でなくほぼ事実であることがとても恐ろしくてなりません。いくら格差社会は嫌だといっても、知識量の格差まで否定される社会というのはどうなんでしょうね・・・・。 正直、狂っているとしか思えない部分も相当ありました。
とにかく、ハイン・S.ニョールがまさに自らの体験に基づいた演技を超えた演技を見せてくれていて、本当に鬼気迫る作品になっています。 【TM】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-07-13 17:18:43)
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59.映像の力に圧倒されますね。そして80年代にこの作品が作られたことがすごいとおもいます。でもどうなんでしょうね。ジャーナリストが主人公だと結局彼らは傍観者で、たまたまアメリカの覇権が続いているからこの論理が正当とおもわれている。でもあと20年もすると世界のパワーバランスも変わってるだろうからそのときにこの映画の価値がどの程度あるかはわからないですね。べトナム人自身による映画が作られることを期待したい。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-28 12:45:47)
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58.人間ドラマとしては、演出が荒っぽいので、あまり登場人物に思い入れはできないのですが、映画の後半、ほとんどセリフらしいセリフのない逃亡シーンの緊迫感は尋常じゃありませんでした。観ている自分も一緒に逃げてるような気分になってしまいます。そして、ラストの曲は余計でしたが、まさに「The号泣」というシーンで、それだけでも記憶に残ってしまった映画です。 【かねたたき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-02 19:19:37)
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57.この世にこそ天国と地獄が存在する。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-25 09:20:54)
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56.気持ち悪い。この映画ではなく、同じ人間をここまで残酷な目に遭わせる人間が気持ち悪い。 【さそりタイガー】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-02-11 22:56:32)
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55.ネタバレ 虐殺の背景などは殆ど説明されないので、多少の予備知識は必要に思える。気楽で適当な外人記者達の軽薄さなど、恐らく製作者が意図したものではないだろうものは感じることは出来るが、アメリカに対しての批判性は弱め。まるでアメリカ人の美談のような作り方には嫌悪感を感じます。しかしラストシーンの短い会話は、二人にしか判らない信頼関係が存在しているのだということが強く伝わってくる良いセリフでした。また、通訳が「元気か?」と寧ろ記者の方を気遣う辺りがこの人物の人間性をあらわしていて良いです。それらも全て、ディス・プラン役のハイン・S・ニョールの素晴らしさがあってこそではありますが。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-25 21:37:48)
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54.正確な日は忘れたけど観たのが5~7年前くらい。ビデオでボーッと。普通、ある程度年齢を重ねて、映画を1年で50本以上観てると、一回ビデオとかで観ただけじゃ、1年もたたずに内容の半分は忘れる作品が多い。でも、一回観ただけで、今でもこの映画の題名を聞いて、だいたいの内容といくつかの恐ろしいシーン、その時感じた心の動きまでも思い出すって事は、それなりのパワーのある映画だったんだと思う。でも二回は観たいとは思わないねん。それくらい重い映画でもあった。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-10-07 01:39:53)
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53.ネタバレ 戦争とはまた違う、内戦独特のじめっとした嫌な感じや、内戦終結後のクメールルージュのポルポトが行った、偏執的社会主義の恐怖などは十分に伝わってきたが、映画としての感動の部分はイマイチ。どうしてシドニー・シャーバークを含むジャーナリストたちが、ここまでコーディネーターのカンボジア人だけを必死になって救おうとするのかが最後までわからない。ジャーナリストたちとプランの絆の成り立ちが説明されていないため、感動の再会にもしっくり来ず、キリング・フィールドからの脱走も妙に安っぽく、社会派映画としても絞まりのないものになってしまった。最後にIMAGINEが流れてきたのには苦笑した。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-27 21:36:48)
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52.20代のころにいちど観たきりなのだけど、やはり忘れられない作品。アメリカという国はなんでこうも他国に干渉するんでしょねえ「ナニ様?!」て感じです。アメリカの恥部にしかならないじゃん。けれどクメール・ルージュによる虐殺は確かな事実だし、特にカンボジアの頭脳といっていい知識人たちを抹殺しまくったことがその後にどれほどの影響を与えたか。。。極端に偏ってしまうことの狂気と恐ろしさを見せつけられました。印象深いのはやはりハイン・S・ニョールだなあ。自宅前で射殺されたと新聞で知った時、なんともいえない気持ちになったっけ。ラストに「イマジン」が流れた時はおもわず泣いたけど、アレちょっと狙いすぎね。それより女兵士がラジオを耳にあてて聞いていたウイングスの「バンド・オン・ザ・ラン」あのシーンのほうがなにかドカンとくるものがあったなあ。記憶違いかもしれないけど、バックにコカコーラだかペプシが積み上げてなかったっけ?? 【envy】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-04-30 21:46:01)
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51.ネタバレ 虐殺された人間が大量に捨てられてあったシーンが忘れられません。怖いですね。。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-30 13:15:54)
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50.ネタバレ このエンディングはどうでしょうか?
後半にはアメリカへの批判的な演出がされていて、
このままゆけば問題作としてもしかしたら賞も取れなかったかもしれない。
けれども私は感動よりも突き放したままの社会派を選びます。
イマジンの曲と再会の抱擁・・
その手前で終わってもよかったのではと思うのです。
テロや戦争のたびにイマジンは流れますが、
そのような目的のためにイマジンは作られたのでしょうか?
ただの理想主義の正直な独り言のイマジン。
マルクスとレーニンが違うように、
夢の国は現実ではないことはできないからわかる。
そうとれば戦争のたびに国の利益を奪い合い、
それが何にもならない理想郷というイマジンが流れるのがわかるような・・
前半にポール・マッカートニーの曲も少し流れますが、
アレはもう少し長くした方がいい(爆)
「フルメタル・ジャケット」を思い出しました。
戦争映画は結局はアクション娯楽も入っているからみんなが観るのです。
そして時代が安定してくるとまた逆にメロウな展開もほしくなる。
S・ジャンバーグの授賞式も後半に演出されますが、
主役であろう彼を演じる俳優がイマイチ弱い。
「ミュンヘン」のエリック・バナより地味(苦笑)
役としてもマルコビッチのほうがよい。
だからラストの抱擁に違和感があったのがマイナスなんです。
もっと原作者役の彼への演出がうまくされていれば・・
アメリカの懺悔ともとれるこの作品はイギリス映画というのも面白い。
作品の感じは「地雷を踏んだらさようなら」「ミュンヘン」
といったところでしょうか。
周りが敵だらけで自国もしっかりしていない。
だから狙われる弱い国・・
日本はよいなぁ。
日本で言えば昔の戦国時代のような不安定な国が、
まだ近年に存在していたのですね。
そしてそれは戦争でもあるしテロでもあるしまだ続いています。
大きな国に負けたことで日本は平和という権利を手に入れたのです。
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-23 13:30:42)
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