映画『リング(1998)』の口コミ・レビュー(3ページ目)

リング(1998)

[リング]
1998年上映時間:95分
平均点:5.76 / 10(Review 335人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-01-31)
ホラーサスペンスシリーズものミステリー小説の映画化オカルト映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-02-11)【イニシャルK】さん
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監督中田秀夫
助監督安達正軌
キャスト松嶋菜々子(女優)浅川玲子
真田広之(男優)高山竜司
中谷美紀(女優)高野舞
竹内結子(女優)大石智子
佐藤仁美(女優)倉橋雅美
柳ユーレイ(男優)岡崎(友情出演)
松重豊(男優)吉野
伴大介(男優)伊熊平八郎
沼田曜一(男優)山村敬
梶三和子(女優)山村和枝
しみず霧子(女優)大石良美
大島蓉子(女優)玲子の叔母
谷津勲(男優)タクシー運転手
村松克己(男優)浅川浩一
小市慢太郎(男優)公会堂の進行
原作鈴木光司「リング」(角川ホラー文庫刊)
脚本高橋洋〔脚本〕
音楽川井憲次
主題歌HIIH「feels like 'HEAVEN'」
撮影林淳一郎
水口智之(撮影助手)
製作東宝(「リング」「らせん」製作委員会)
角川書店(「リング」「らせん」製作委員会)
IMAGICA(「リング」「らせん」製作委員会)
ポニーキャニオン(「リング」「らせん」製作委員会)
アスミック・エース(「リング」「らせん」製作委員会)
プロデューサー一瀬隆重
仙頭武則
河井真也
原正人(エクゼクティブ・プロデューサー)
熊澤尚人(アシスタント・プロデューサー)
配給東宝
特殊メイク松井祐一(スペシャル・メイクアップ)
山口深雪(スペシャル・メイクアップ・クルー)
特撮松本肇(視覚効果監修)
美術金田克美(美術協力)
大庭信正(装飾)
編集高橋信之〔編集〕
録音柴崎憲治(音響効果)
その他掛須秀一(ポストプロ・スーパーバイザー)
WOWOW(特別協力)
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

6.現代の日本ホラーの礎を築いた作品。
キリンさん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-27 02:51:30)
5.友人が彼女と2人で我が家に「リング」のビデオ持って遊びに来ました。


友人カップルと、かみさんの4人で鑑賞。(部屋は真っ暗)
いや~~怖かった~。


しばらく雑談し友人達はお帰り。
友人がコッソリ部屋に置いていったビデオを見つけ、
かみさん絶叫!!! 「ギャーーーー!!!」って。


いや~爆笑しちまった♪
しんしんさん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-05-23 16:25:02)
4.ネタバレ あれから18年。すっかりこちらのテレビも薄くなっているわけで、どうにも埋めがたい気持ちの隔たりと、ちょっとした申し訳なさを感じないわけにはいかない。映画の印象もずいぶん変わった。貞子の服やパーマ、こんなにきれいだったかなあ?子供時代に感じた、お化け屋敷な印象はきれいさっぱりなくなった。ホラーらしくない落ち着いた映像と趣味の良い美術、素朴な演技などは今だからこそ共感できる部分も多い。

思えば、テレビは一家だんらんの明るい象徴だった。それが核家族化により一家に一台からひとりに一台へ、お茶の間から個室へと移り変わる。ちょうど当時としてはテレビの存在が、暗闇を映す鏡のような異世界へのチャンネルとしての魔術性を帯び始めた頃合いだったのかもしれない。

「呪いのビデオを見ると一週間後に死ぬ」ホラーの題材としては一見子供っぽく感じる。しかし観客の気持ちをしっかりとつかんで離さない重厚な雰囲気づくりは見事だ。

私たちは、これ以上深入りしてはいけないような禁忌と、それでいて行かなければならないような使命感の狭間に揺れる。聞こえるのは深い井戸に眠る貞子の呼び声だろうか。貞子の登場は最後だけなのに、ずっと画面に気配が感じられるのはそのせいなのかもしれない。

ビデオの呪いを解くために手がかりを探る主人公たち。彼らはその過程で博士と志津子の悲しい関係を知る。まったく無関係な二組の夫婦だが、共鳴し、引き寄せ合うように、彼らの記憶は少しずつ重なりあっていく。

過去と現在。ふたつを結ぶトンネルの最も奥深くに彼女はいた。髪は抜け肉はドロドロに腐り落ちている。しかし不思議とそこには「恐怖」がない。玲子をここまで突き動かしてきたのは「呪いを解きたい」「まだ死にたくない」という、いわば自分勝手な動機だった。だがもはや玲子の表情に恐怖や焦りの色はない。大切な何かを思い出したかのような安堵が広がっているだけである。

まったく見ず知らずの間柄だった玲子と貞子。「他人なのに他人じゃない」今はそれがはっきりわかる。ずっと探し求めてきた貞子の亡骸を愛おしそうに抱きよせるシーンは、まるで赤ちゃんの出産場面を見ているかのようで感動した。
月のさん [地上波(邦画)] 8点(2016-08-27 21:04:41)
👍 1
3.ネタバレ 恐怖演出は抜群に上手いです。ゾッとさせるような小ネタ満載で、そこにドンピシャの音楽や効果音が当ててあり、ホラー好きとしてはニヤニヤしっぱなしでした。ただ、残念ながら脚本がいまひとつ。原作にあったキンタマやらレイプやら、とっつきにくい要素を削ったのはOKだと思うのですが、肝心の呪いのビデオが生まれた経緯に、全く触れてないのはいかがなものでしょう。それに電話が鳴った鳴らないだけで、井戸の場所を特定するのは不可能だと思います。初めてこの映画を見た時、面白いんだけど、なんか釈然としなかったのは、そういう点だと思います。そのあたり、原作では丁寧に描かれていますし、なぜダビングがキーになるのかも説明されています。
54dayoさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-09-18 12:33:19)
2.ネタバレ 20年ぶりくらいに再び鑑賞。やはり良作のホラー。
ただ悪霊が出てきて祟り殺すようなチープな内容でなく、呪いのビデオを謎を解きあかしていくサスペンス仕立てになっている。
圧巻はラストシーン。子供を救うべく父親にビデオを見せるべく車を走らせる松島。
父親を犠牲にしてまで子供を助けようとするその狂気に戦慄する。
確かに、父親も誰かにビデオを見せれば助かるわけで、決して父親が死ぬと分かった訳では無い。
しかし、最後の松嶋菜々子が浮かべる不気味な笑みには、父親を助けようという意図は感じ取れない。
ナレーションで入る女子高生の、少しためを作ってからの「やるでしょ」が「殺るでしょ」に聞こえるわけである。
また、同時に女子高生の話から、なぜこの作品のタイトルが「リング」であるかが分かる。そして今後貞子の呪いが際限なく広がっていくことを暗示して物語が終わる。
このナレーションのかぶせかた、まっすぐな一本道を車が走るのを俯瞰でとらえるカット、絶妙のタイミングで入る音楽など、すべてドンピシャで最後に強烈な恐怖を植え付けてくれる。
椎名みかんさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-08-12 05:58:36)
1.ネタバレ 80年代以降のホラー映画は、血みどろのスプラッターか、特殊メイクやVFXで気持ち悪いクリーチャーを観せる“観客を驚かせる”ジャンルと、ある種の固定観念が出来上がっていたところに、日本から強烈な一石を投じたのが、このリングだったと思います。
開発が進んで便利になった生活に、徐々に入り込む余地が無くなってきた“呪い”というジャンル。それを“ビデオ”という、家電の中でも割と後発の機器と結びつけ、都会の中で恐怖を引き起こしたアイデアが素晴らしい。

もうね、最初の智子と雅美(うわ、竹内結子と佐藤仁美だ、若っ!)のシーン。当時の家の中の蛍光灯の冷たい明かり。電気スタンドの白熱球の温かい光。光が届いてないところの薄暗い感じが、懐かしくもあり、何かが潜んでいそうで怖い。LED照明だとあの感じ出ないんですよ。ブラウン管テレビのザラザラ具合も懐かしい。液晶の今と比べると低画質のザラついた映像と、放送終了後の砂嵐の無機質さ、寂しさを巧く恐怖に結びつけてます。
呪いのビデオというアイデアだけ聞くと、殺害シーンとか死体映像なんかを連想してしまうけど、ビデオの内容が何とも意味が解らず、不気味で怖い。あのヒリヒリした音。ジャワジャワ動く文字。私は頭に布をかぶった指差し男にゾワッとしました。暴力とか直接的な表現のホラー映画が多かった当時、心理的に恐怖を感じさせる表現に圧倒されました。ビデオを観た人物の、写真の顔が崩れてるのも怖い。ビデオという新しい恐怖を創る下地として、心霊写真という当時のポピュラーな怪奇現象を入れるのも巧いです。

モニターから出てくる貞子の映像については、観客に恐怖を与えられるか、興ざめされるか、制作陣も入れようかどうしようか判断に迷ったでしょうけど、あの見開いた目が怖いので、正解だったんだと思います。
ここまでで充分満足出来るホラー作品ですが、そこからもう一歩進めて、ビデオデッキを積んで父親のもとに向かう玲子という、悲しい怖さを入れるのも素晴らしかった。特に中盤で孫と祖父の仲の良さを入れてるものだから、残酷さが際立っている。凄い。
余談だけど、みんな運転荒いね。特に松嶋菜々子。徐行運転しない感じ。あと後部座席の人がシートベルトしてないのも、時代だねぇ。
K&Kさん [地上波(邦画)] 8点(2024-11-11 00:25:47)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 335人
平均点数 5.76点
030.90%
1144.18%
2154.48%
3278.06%
4278.06%
54814.33%
66118.21%
76720.00%
84613.73%
9154.48%
10123.58%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 7.50点 Review14人
3 鑑賞後の後味 6.64点 Review14人
4 音楽評価 6.00点 Review10人
5 感泣評価 1.14点 Review7人

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