映画『息子のまなざし』の口コミ・レビュー
Menu
みんなのシネマレビュー
作品情報 ム行
息子のまなざしの口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
息子のまなざし
[ムスコノマナザシ]
The Son
(Le Fils)
2002年
【
ベルギー
・
仏
】
上映時間:103分
平均点:7.07 /
10
点
(Review 30人)
(点数分布表示)
公開開始日(2003-12-13)
(
ドラマ
)
新規登録(2004-01-18)【
かんたーた
】さん
タイトル情報更新(2009-03-09)【
+
】さん
・
Amazonにて検索
・
Googleにて検索
・
Yahooにて検索
・
Twitterにて検索
Tweet
・
ブログに映画情報を貼り付け
監督
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
キャスト
オリヴィエ・グルメ
(男優)
オリヴィエ
モルガン・マリンヌ
(男優)
フランシス
脚本
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
撮影
アラン・マルクーン
製作
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
配給
ビターズ・エンド
字幕翻訳
寺尾次郎
あらすじ
職業訓練所で大工仕事を教える男のもとに1人の少年が刑務所から出所してやってきた。調べてみると彼は自分の最愛の息子を殺した少年であった。男は複雑な思いを抱えながら何も知らない少年に仕事を教える。あるとき男は我慢できずに「お前が殺した子供は自分の息子だった」と告白する。驚いた少年は逃げ出す!動揺した男は「誤解だ」と叫びながら追いかけて少年を捕まえてしまう。そして少年の白くて細い首に手をかける─。
【
花守湖
】さん(2006-05-27)
全てのをあらすじ参照する
◆テーマカラー◆
◆検索ウィンドウ◆
作品名
人物名
新規要望 邦題
新規要望 原題
変更要望 邦題
変更要望 原題
レビュワー
◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード
人気コンテンツ
●TOPページ
●映画大辞典
●上映中レビュー一覧
●公開予定作品一覧
賞情報
●アカデミー賞
●ラジー賞
●ゴールデングローブ賞
ランキング
●平均点 ランキング
●平均点 邦画ランキング
●平均点 ワーストランキング
●投稿数 ランキング
●マニアックランキング
スポンサーリンク
要望ページ
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
サイト内検索
Web
www.jtnews.jp
スポンサーリンク
口コミ・感想
心に残る名台詞
0
エピソード・小ネタ情報
1
心に残る名シーン
0
関連作品
投稿順
いいね順
更新順
ネタバレあり
改行表示
💬口コミ一覧(9点検索)
[全部]
3.映画的な“大局”からの視点ではなく、生身の人間の視点を思わせる生々しい映像が、ハンディカメラによってどこまでも綴られる。このため、極端なまでに断片的な印象を受けるが、次第に映画の背景が浮かび上がってくる。それでも、映画はあくまで彼ら登場人物たちの人生の、ある「一断片」を描いているに過ぎないのだが、考えてみれば我々の人生もまた、一見連続的であるようでいて、実は非連続な断片の集合体に過ぎない。この映画でも、「ある事」をたまたま「してしまった」人と、たまたま「してしまわなかった」人がいて、そこに何か明確な差があったわけではない。「ある事件」から5年たったその日、あるきっかけがあり、ある顛末となった・・・では「1年後」だったら?「4年後」だったら?あるいはそれこそ、例えば雨が降ってなかったら?それは誰にもわからない。我々もまた、たまたま何かをしちゃったり、(より多くは)何かをせずに終わったりして、無難に終わったり、後悔を残したりする(後者の方が記憶に残るために、我々は過去を思い出すたびに頭をかかえてしゃがみこんでしまうのだけど)。そこに何とか因果を見出そうとするはかない試み。人生がときに複雑怪奇に思えるのは、実は人生の断片が脈絡無く連続しているそのシンプルさが、それが実に残酷だからではないのか(ある日突然、事件・転機は訪れる。主人公の男と少年の間にも、大きな変化が発生した、にもかかわらずなお、ラストシーンは「外面的には」日常と連続している「かのような」この人生の不可解さ。これが時には救いにもなり得るのだが・・・)。この映画の演出方法は、もしかしたら映画的ではないのかもしれない、けども、人生の真実をしかるべき方法で描いた、ひとつの映画の可能性と言えるだろう。
【
鱗歌
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2006-05-02 22:17:16)
🔄 処理中...
2.あたしはすきです。そしてきっとあたしは、許すことができないなっておもった。最後のおわりかた、すごくいいです。なんでかわかんないんだけど涙がでました。この映画でフランス映画もみるようになりました。独特のかなしい世界がある映画。
【
ギニュー隊長★
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2005-12-22 00:45:58)
🔄 処理中...
1.本作は、年々増えつづける少年犯罪と更生といった極めて今日的な問題を扱うことで、人間とは果たしてどこまで寛容になれるのかといったテーマを我々に問いかけてくる。ここでは法律の問題には殆んど触れられておらず、職業訓練所の指導者と更生しようとする少年といった、あくまでも被害者側と加害者側との直接的な関わり合いを描いてゆく。本作の一人称のスタイルを強烈に印象づけているのが、主人公の肩越しから片時も離れようとしないカメラ。背後霊のように全編に貫かれているその視線は、まさしく亡くなった(殺された)息子のまなざしであり、何も事情を知らない少年をひたすら凝視していく。お互いに実に残酷な設定ではあるが、あくまでも更生の指導者という立場をわきまえ、苦悶しながらも理性で感情を抑え、自らを宥めて少年と接していくうちに、ひた向きな少年の姿に心が揺れ動くという難しい役どころを、O・グルメは淡々としかし的確に演じきる。そして、効果音を含めた音楽などを一切使わずに、これほどまでの緊張感・切迫感を生み出すという、その演出力の凄さ!映画はシートで巻かれた材木にロープを架けた瞬間、唐突に終わる。(その時画面は既に二人を撮らえている。主人公の肩越しから離れて・・・。)その少し前、車のトランクにロープが無造作に積まれる場面がある。さり気ないだけに余計想像力を掻き立てられる描写だが、我々自らの人間性を試されているような、実に意味深いシーンだと言える。このように、まったくと言っていいほど作為的な部分がなく日常を淡々と描いてゆき、リアルであるという以上に極めて現実的である本作には、演出の原点を見る思いがする。本作が傑出した作品であることに何ら異論は無い。
【
ドラえもん
】
さん
9点
(2004-05-03 16:09:19)
👍 3
🔄 処理中...
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
30人
平均点数
7.07点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
3.33%
5
2
6.67%
6
6
20.00%
7
13
43.33%
8
3
10.00%
9
3
10.00%
10
2
6.67%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.00点
Review3人
2
ストーリー評価
7.50点
Review4人
3
鑑賞後の後味
7.75点
Review4人
4
音楽評価
0.00点
Review1人
5
感泣評価
4.00点
Review3人
■ ヘルプ
ユーザ登録した、で、どうやってレビューできるの?その1
ネタバレって?
自分のレビューだけ≪良レビュー投票≫のリンクがない?なんで?
(詳細はブログにて)って何?
新規投稿したのに日付が古いまま!?
好みの近いレビュワー と お気に入りレビュワー とは
ログインしていない場合レビューページが更新されない
新作が登録されてない!どうしたら良い?
スタッフ・キャストを増やしたい(変えたい)場合は?
新作から旧作に変更する条件について