63. 少女漫画らしいコミカルさと切なさが凝縮された演出が非常に印象的でした。蒼井優はやっぱりいい味出してますね。ダンスはもちろん、父親とのエピソードもまた実にいいんですよ。父親もまたあまり語らないところが特に。そして音楽。あれ、岩井俊二作曲となってますが、個人的には絶対誰かゴーストが書いてるんじゃないかと思ってます。だって、あの出来はあまりに良すぎるもん。手塚高校とか藤子高校とか、鉄腕アトムの巨大風船が出てくるまで気づかなかったですが、いい演出でした。DVDと映画館両方で見たんですが、音楽の使い方が微妙に違う場所なんかもあったような・・・。しかし蒼井優に目の前で「ジョウダンデ・ス・ヨ」とかやられてみたいですね。即頭パチーンしばいてみたい。岩井俊二の映像はやっぱり綺麗でした。 【Fukky】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-05-17 14:13:29)
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62.2時間以上あったので、途中ダルダルになるだろうなと思ってたけど、意外とちゃんと見れました。アリスとパパのエピソード、グっときますね。それがセンパイとのエピソードに繋がるのも◎。 【ぷりしら19号】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-30 01:24:42)
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61.こんなふうに映画で遊べる岩井監督には、ちょっとジェラシー。正直、前評判からはもっと気に入るかなあと思っていましたが、そこまでではなかったですけどね。でも、二人とも好きな女優です。ぜひこのお二人には国際的にももっと進出してほしいと思います。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-11 14:55:19)
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60.正直、カメラワークが気に入らないのと岩井監督の少女チックな演出に困惑した。花も花だが先輩も先輩。なんか観ていてだんだんと気分が悪くなっていくようだった。アリスだけの物語のほうが面白かったような・・・(つーか、花いらねぇだろ)。
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59.少女漫画が原作のようですが、これは素直に楽しめました。蒼井優がバレエを踊るところがとても素敵でした。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-24 23:46:36)
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58.あれこれと書いたところで、全部言い訳になりそうな気がして仕方ありません。元々は岩井俊二という人があんまり好きじゃないとか、デジタル撮りの映像が部分的にとっても汚いのでもう少しナンとかして欲しいとか(べったりした黒から毒々しく浮き上がる赤の不自然なこと!)、ゲストキャラ的な存在があれこれ煩わしいとか、カメラワークがどうとか物語やテーマがどうとか、なんかそういうコトをごちゃごちゃ言ってもね、結局、自分の正直なキモチ、蒼井優と鈴木杏がすっごく良かったぁ!ってホンネの前では意味がないですなぁ。ひたすらかわいい、キレイ、ってワケじゃなくって、すっごいカオしたりするんですけど、そのヘンなカオまで含めてイイ! 蒼井優の「じょ・お・だん・です・よ」、アレだけでもう全肯定!みたいな。二人がとっても魅力的なのでいい映画。これでいいのだ。 【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-09-30 01:08:59)
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57.そこそこ良かったと思った。ハナのやってる事はほとんどストーカーだと思った。付きまとわれつつ自分が記憶喪失だと思い込んで付き合っている少年がなんともいえないキャラで印象的だった。普通は多分嘘だとすぐわかってくるとは思うけど。この映画はちょっとコメディぽさも感じた部分があって笑えた部分があった。それにしてもアリス(蒼井優)が良かった。アリスを好きになってしまうのは良くわかると思った。父親とのシーンも何か良かった。それに、蒼井優自身も良かった。可愛かったし、役柄も良かったし、バレーも良かったし好印象が持てた。映画全体としては、少し長く感じた部分があったので、あと少しカットしてまとめてもよかったと思った。映像の撮り方や映像の雰囲気、音楽が良かった。あと思った事は、それにしてもいろんな俳優がちょい役で出てるなあと思った。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-06 13:11:39)
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56.3回も見るとまるで昔のアルバムを開くように個々のシーンが淡い情景として浮かんでくる。不思議な映画だ。 【michell】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-05-20 21:42:14)
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55.ありえねえ、と思いつつ、いいな、と思ってしまいます。アリス役の子のための映画ですね。「冗・談・で・す・よっ」のとことかが個人的には好きです。 【ゆうろう】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-18 09:29:44)
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54.観始めた時に、「うわ、失敗したかも・・・」と思ったけど、終わってみると、ほんのり感動すら覚えたなぁw メルヘンチックな有り得ない話です。ポイントは、主役の2人でしょう。2人の見せ場もあり、いい作品だと思う。ただ、メリハリにやや欠けるが。それで、話は微妙なんだが、主役の2人が引っ張ってくれてます。音楽も、象徴的で、優しい感じがいいです。万人にオススメ出来る作品ではないが、ハマればハマれる作品です。で、どうでもいいことだが、個人的に、アリスは可愛いと思う。でも、それ以上に、花のことが気になるんだよなぁ。お母さんも含めてさw つか、花のお母さんが忘れられませんw 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-06 21:50:31)
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53.岩井作品ファンですがこれには正直裏切られた感じしてしまいます。アリスがバレエを踊るシーンはとっても素敵でしたが・・・。 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-31 03:14:04)
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52.あまり期待しないで見たらとてもよかった。高校生くらいの女の子の恋と友情と青春を描いて秀逸だった。無茶な設定もあるが、いいこと悪いこといろいろありつつ人生は流れるということを、重くなく爽やかにテンポよく描いていて岩井監督の手腕を感じました。思わず花とアリスのこれからの人生を応援したくなる。最近観た邦画で一番よかったです。 【kainy】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-30 15:27:14)
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51.蒼井優さんにはズキュンさせられました。中国語で愛してると伝えたシーンや面接の時のバレエとかホント美しくまた面白く非常に蒼井さんが印象に残りました。杏さんもまた彼女ならではの演技だったと思います。バレエの写真撮影の風景とかもとっても綺麗で花やアリスの素のような表情はとても温かく印象に残りました。ほのぼのとしていてまた優しく面白く、様々な表情をみせてくれるとてもいい作品でした。 【アンリ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-21 20:13:08)
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50.暗くて狭い映画館で観ているのにも関わらず、広い公園の芝生の上で暖かい日差しを浴びながら絵本を読んでいるような、そんな感覚でした。後で気がついたのですが、それは監督が「光」を大事に扱っているからなんでしょうね。光の巨匠と言われた画家クロード・モネの絵を見ているような、こんな不思議な感覚を味わった映画はないです。ストーリーはほんとに本当に日常なんですが、だからこそ愛らしく懐かしく、いつまでも大事にしたくなるようなことばかりに溢れていました。 【ちーた】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-05 10:22:15)
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49.鈴木杏さんには悪いけど、最初は花というキャラクターに嫌悪感を覚えた。しょうもない嘘をついて強引に迫っていくのが個人的には気持ち悪くて、郭智博が花を好きになったことを「生理的に理解できない」と言ったときは思わず笑った。ナメクジ扱いも無理ないと思う(失礼)。 でも彼女が舞台裏で泣いた顔が、可愛かった。ぐちゃぐちゃの泣き顔なのに、すっごく可愛かった。 アリスもそうだが、実は目を見張るような美少女というわけではないのに、そのひたむきさ、不器用で傷つきやすく、そのくせ真っ直ぐに生きている姿に惹きつけられる。バレエを踊るアリスは線が細く、か弱く見えるのに、それでいて確かに強さと気高さを感じさせる。その真っ直ぐに伸びた姿勢に、息を呑むような美しさがある。 ほんとうの意味で「美しい」少女を見ることができたと思う。 【no one】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-09 23:21:55)
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48.岩井作品に抵抗感を持っていたが、これは面白かった。花とアリスの関係は理想的ではないかと、少しうらやましかった。全体に流れるユーモアも気に入ったし、キャラの立て方も気に入った。それにしても杏ちゃんのコミカルな演技にはぞっこん。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-19 03:00:58)
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47.三角関係の様相を呈してきた頃から映画の深みがぐっと増し、それに負けず劣らずハナとアリスも輝き始める。それぞれハナはドアップ泣き、アリスはバレエ披露といった山場が与えられていてこの映画がハナとアリスであったことを再びソシャクできる。話的には都合がよすぎるせいか薄い印象を受けるが、それはシンプルという言い方にすれば、いくらでも応用が利くといううこと。こういう点でとてもイマジネーションが感化される。岩井ブランドのぼやけた映像やピアノやカットや光がそれをさらに滑らかにし、極上の後味をのこす。岩井の次回作を待ってならない。
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46.少女漫画というのは、「こんなのがいい」と夢見がちな少女達が夢想する人物、その境遇、物語のシチュエーション、果ては街並みに至るまで、その夢想をくり抜いて、紙の上で具現化している。そんな無味無臭の二次元の上での理想を、現実の生々しさを感じさせず、三次元で再現する腕前において、岩井俊二の右に出る者はいない。この映画はもう本当に、どっからどう見ても少女漫画である。そこでは『相手の必要に関わらず、自分の愛を全力で投げつける』という迷惑な少女は、それこそ山のように登場するし、『ちょっと軽くて頭の足りない親友』もありがちだし、『無口で変わり者の男の子』なんて、それこそスタンダードと呼んでもいい程の物だろう。これは少女漫画、理想を語ったお伽話であるから、多少の矛盾は許される。この映画は内容をどうこう言うより、『少女漫画の世界が、実写でここまで再現されている』という点に視点を絞るべき映画に思える。二次元を見事に三次元の美しさに具現しきった岩井俊二に、敬意の九点。 【C-14219】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-04 21:45:54)
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45.ゆったりとした時間の流れと音楽が心地良いです。好きな人を振り向かせるためのウソや友達の彼への恋心などに女の子の繊細な心理描写がよく表されてますね。これは蒼井優のための映画だと思いました。今後、彼女がどのように開花していくか楽しみです。 【およこ】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-07-07 01:00:29)
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44.ふわふわした季節感、緩急のつけ方、女の子チックなメルヘンを撮らせたら、やはり岩井監督の右に出るものはいないと思う。 これは、学年は違えども、「リリィシュシュの全て」と表裏一体の作品だな。 痛さ・つらさとは違う、もの凄く“リアル”な作品だなと思う。 【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-05 01:48:14)
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