映画『21グラム』の口コミ・レビュー(2ページ目)

21グラム

[ニジュウイチグラム]
21 Grams
2003年上映時間:124分
平均点:6.28 / 10(Review 200人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-06-05)
ドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(2004-02-15)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2022-07-26)【envy】さん
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監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
助監督スピロ・ラザトス(第二班監督〔ノンクレジット〕)
演出ダニー・アイエロ三世(スタント・コーディネーター)
スピロ・ラザトス(スタント・コーディネーター)
キャストショーン・ペン(男優)ポール・リバース
ナオミ・ワッツ(女優)クリスティナ・ペック
ベニチオ・デル・トロ(男優)ジャック・ジョーダン
シャルロット・ゲンズブール(女優)ポールの妻 メアリー・リバース
メリッサ・レオ(女優)ジャックの妻 マリアンヌ・ジョーダン
クレア・デュヴァル(女優)クラウディア・ウィリアムス
ダニー・ヒューストン(男優)マイケル・ペック
デニス・オヘア(男優)医師 ロスバーグ
エディ・マーサン(男優)ジョン師
アニー・コーレイ(女優)トリッシュ
キャサリン・デント(女優)アナ
ケヴィン・チャップマン(男優)アラン
脚本ギジェルモ・アリアガ
音楽グスターボ・サンタオラヤ
撮影ロドリゴ・プリエト
ハビエル・ペレス・グロベット(カメラ・オペレーター / 第2班撮影監督)
製作アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
ギジェルモ・アリアガ(製作補)
製作総指揮テッド・ホープ
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術ブリジット・ブロシュ(プロダクション・デザイン)
衣装マルレーネ・スチュワート
編集スティーヴン・ミリオン
ダグラス・クライズ(編集助手)
スタントアンディ・ギル〔スタント〕
ジャック・ギル[スタント](ノンクレジット)
その他スティーヴ・ゴリン(サンクス)
ロドリゴ・ガルシア〔監督〕(サンクス)
アルフォンソ・キュアロン(サンクス)
あらすじ
「命が消えるそのときに、人は21グラムだけ軽くなる」…心臓移植待機患者の大学教授とその妻、信仰で更正した前科者とその家族、依存症から立ち直ろうとしている女性とその家族。1つの事故が彼らの生活を破壊し、そしてその事故によって彼らは交差する。時間と空間が交差する映像の中で彼らがたどり着いたのは…メンフィスロケでは、端役に全て本職をあて、心臓専門医も看護師も全て本物とか。ドナー・レシピエント関係を考えさせられる。
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💬口コミ一覧(7点検索) [全部]

31.ネタバレ 3組の夫婦が出てきて、その3つの夫婦の形をごちゃごちゃにミックスさせ、時間までバラバラにして作ったような映画だった。 そんな奇抜なことをせずとも充分に面白い映画を作れたと思う。 私のこの映画の見方は「夫に苦しめられる妻たち」というもの。  どれもこれも妻の孤独と寂しさと苦しみが伝わってくる。 夫婦の形というのはいろいろあるだろうが、少なくともこの3組の妻たちは夫を運命共同体のパートナーと見ている。夫の不運を自分の不運として受け入れて苦しんでいる姿は、悲しみや苦しみを避けようとするのではなく愛する人と無意識のうちで共有しようとしているように思う。 最後にショーンペンが自分の胸を撃った理由は2人を助けるためだったはずだ。彼はどちらにしても、もう助からない体であった。重い病気にかかっていたので生きるだけでも精一杯だった彼だからこそ、命の尊さを痛切に理解している。 ベニトロをけっきょく殺さなかった理由もそこにありそうだ。 もしショーンペーンが自分の胸を撃ち抜いていなければ2人のうちの誰かが死んでいたはずだ。 多分ベニトロが逆襲して女性の方がやられていたかもしれない。どちらにしても、もう意味のない殺し合いをすでに失おうとしている自分の命と引き換えに止めようとしたのではないか。
花守湖さん 7点(2004-12-12 21:54:50)
👍 1
30.役者を知らない人がみたらこの過去と現在が入り混じった設定はわかりづらいだろうなと思う。けして一般向けではない。ただラストにむけて物語が収束していく様はとても
面白く感じた。
とまさん 7点(2004-12-13 00:02:19)
29.「わかりにくい」という感想を予備知識として見ました。
覚悟していたせいか、個人的にはこの編集はありだと思った。
もし時間軸通りに見せていたら、サスペンス的要素、スピード感
が失われたような気がします。乱雑にも感じる”過去”の挿入に
よって、取り返しのつかない時間が痛いほど強調されて感じた。
生きていくうえで、取り返しのつかない間違いはしたくない、
自分はそんな選択はしない・・はずだ・・普通に生きていれば・・
でも、登場人物も悪人がいたわけじゃない。普通に生きたかったはず。
毎日ニュースで流される事件、事故もあるいは、普通に生きていたかった人
の取り返しのつかない出来事なのかと思いを馳せた。
ウメキチさん 7点(2005-02-04 12:54:15)
28.「目だけで妊娠させる」と評判(?)のデル・トロ見たさに見ました。
あんまし好きではないショーン・ペンがいても価値があるかな?って。
でもねぇ~ なんだか古谷一行を見ているような・・・ベルトの上に乗ってる
腹の肉が気になって・・・。 私は妊娠しませんでした。
ストーリーはちょっと分かりづらいところがあるけれど初めから
「分かりづらい」と思ってみていたのでそんなに違和感は無かったです。
人が死んだら21g減る・・・・本当なんでしょうかね?
あずきさん 7点(2005-03-18 09:45:06)
27.誰かが誰かの21グラムを奪う。今のこの世の中、今この瞬間も世界のいたる所で数多くの21グラムが奪われ、そして人知れず数多くの血と涙が流れている。その反対に、今この瞬間にも数多くの笑顔と共に数多くの21グラムが誕生し、さらに誰かが誰かの21グラムを救い、そして涙を流している。失われる21グラムと生まれる21グラム。同じ21グラムの筈なのに、その本質にある根本的な重みはあまりにも違い過ぎる。悲しみに満ちた21グラムと喜びに満ちた21グラム。いつかは必ず失われるけれど、誰が何と言おうと奪ってはいけない重み、それがこの世で最も重い21グラム。
ボビーさん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-06 19:10:16)
26.これはなかなか力の入ったいい映画でした。ちょっと惜しいのはラストですよね。自殺行為?だったのか、暴発?だったのか?その辺がはっきりしないと評価がし辛いですね。私は暴発じゃないかと。。。久しぶりにシャルロットゲンズブール出てました。ちょっと普通っぽくなってたけど懐かしかったです。マジでブラピの20年後みたいな顔の俳優さんはすごい演技でした。
たかちゃんさん [DVD(吹替)] 7点(2005-06-16 12:51:22)
25.どうしようもなく暗い内容なんですが、命の重みを考えさせられます。
hinasakusuさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-27 15:03:39)
24.時間がころころ変わるから、なかなか入りこめなかった。二回目のほうが面白いかも。
Sleepingビリ-さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-31 17:06:46)
23.8点に近い7点です。編集はともかくとして、ストーリー自体は興味深かった。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-04 13:24:43)
22.人と人の数奇な関わり合い。運命。出逢い。それらを時系列をバラバラにしてみせる事によって、よりリアルに感じさせる事に成功してると思う。エピソード的には特に特筆すべき事は無いのだが、「21グラム」という主題に沿った、それを映画を見た後にも考えさせられる点では非常に”残る”映画だったと思う。
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 16:30:05)
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21.時系列がとにかくバラバラで、ボーっと見ているだけだと何が何だか分からない。観客はとにかく脳みそを回転させて、各シーンの断片から三人の人生や生き方、そしてこれがどう繋がってどうラストへと進むのかを補完しなければならない、なかなか頭の疲れる映画です。観た後で「あ~すっきりした~」となるか「何?全然分からなかった」となるかは、観客次第でしょうか。これはこれで面白い演出方法だとは思うのですが、私はこの断片の採集に集中しすぎて、登場人物たちの心理面までを深く洞察する余裕はほとんどありませんでした。できれば一度、時系列順に並べられたバージョンをじっくりと観てみたいものです。
ライヒマンさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-18 22:52:37)
👍 1
20.ネタバレ 結論からいうとこれは「人の生死は神の領域」もしくは「人の操るところにあらず」を描いた作品である。言葉でいうとそっけなくなってしまうが、このことを映画は重苦しい雰囲気と音楽の中、数人の「無神論者」である登場人物を通して描いてゆく。ジャック、神を信じてまだ2年しか経たないのに、クジで車が当たったことを「自分の信仰心に神が応えた」と思いこんでいる。神の業とは人間の都合に合わせたものではないはずなので、彼は傲慢になっているだけで、本当に「神を信じている人間」とはいえない。その妻は、「神様に関係なく人生は続く」と言い切る現実主義の無神論者。クリスティーナ、これは普通の主婦であるが、おそらく「不妊治療」によって娘を2人もうけたことを自慢たらしく思っている「無神論者」である。ポール、これは数学の教授で、彼にとっては数学こそが神であり、過去に女を口説く時にも数学が活躍したと思われる、もちろん無神論者。彼の教え子だったらしきその妻メアリーは、堕胎はするわ、もちろんのこと無神論者である。この無神論者たちのやらかすことが、臓器移植であり、不妊治療、人工授精、ひき逃げ、隠蔽工作。とくにジャックは神に対して自分の都合のいい解釈を勝手にしておきながら「裏切られた」と言っている。ここにいるのはすべて「傲慢な人間」である。製作者は、傲慢な人間(神様から見た場合の)を描き、「神の業は人間ごときの想定を超えたところにある」と言っている。ラストのポールの死が、何よりもそれをあらわしている。なぜかといえば、ポールは「自殺」したのではなく、「元の位置に戻る」ことを望んで頭部でなく胸を撃ったからだ。「元の位置」とは、「死の待合室」で順番を待っていたころの自分である。ジャックを殺すことができず、移植した心臓もダメになり、無神論者のポールは「人知を超えた」「人の生死」を悟った。しょせん人が人の生死を左右することはムリがあると。ポールを自ら「元の位置」に戻したことにより、製作者は「命にかかわる臓器移植」を否定し、クリスティーナの想定外の妊娠により、「不妊治療」と「人工授精」を否定する。「それらはすべて人間の担当するところではない」と言いきっている。これはカトリックであり、新種の宗教映画とも思う。ナオミワッツはがんばっているが、通俗的な演技で浮いている。ショーンペンは姿のいい俳優さんだと改めて感じた。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-05 16:16:37)
👍 1
19.構成力の妙。よく出来てる。
十人さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 12:07:16)
18.一度の鑑賞では充分把握出来ていない。でも迫真の演技は素晴らしく、引き込まれた。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-18 15:50:22)
17.ときおり登場する断片的なシーン。頭の中で整理しながら見るのは疲れたが、それも話が進むにつれ解明されていく。結局それほど複雑な話ではない。一体どうやってこういう作品を構成していくのだろうかと、感心してしまった。
i borgさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-08 02:03:00)
16.暗すぎて、重すぎる。
小星さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 23:30:18)
15.ネタバレ 21gという命の重さを題名とし、
人生というものを違う側面から考えるように感じた作品。

5セント硬貨やひな鳥の重さでもある、その21gは
色々と形を変えて続いていく。
死でもあり生でもあり、意味があるのかないのであるか。
人生って何?っと聞かれれば、回答には困惑してしまうが、
21gという重さには、いったい何があるのだろう?
と考え、久しぶりに良い映画をみたとも感じました。
風太郎さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 03:41:10)
14.ネタバレ 脇役も含めた俳優陣の演技は十分なA級レベルで、それだけで見る価値あり。時系列操作については、ところどころやり過ぎな部分もありますが、全体として、登場人物の心理的混乱を表現するために巧く機能していると思うし、これだけいじりながらストーリーのポイントとなるべき部分を織り交ぜて分かりやすく編集しているのは見事です。全体の流れを知ってもう一度見直すと、さらに楽しめます。ただ、尺はもっと短い方がよかったかな。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-07 02:17:10)
13.よく、叙述トリックのミステリを評して「小説でしか表現できない」「映像化不可能」なーんてコト言われますけれども、「いやいや、映画だってそのくらいのことできまっせ」ってな感じなのが、この映画。通常の意味でのミステリではないけれど、最初は読み取れない、物語の進行・シーンの因果関係が徐々に明らかになっていく過程は、まさに叙述ミステリを思わせます。断片的なシーンが、時間の順序を無視して重ねられていき、どのシーンとどのシーンがどういう順序で繋がるのか、そもそも一体何が起こっているのか、が徐々に解き明かされていきますが、その過程ではまた一種のミスディレクションも交えて意外さを加えつつ、最後には「なぜショーン・ペンが血まみれになっていたのか」が明かされることで、この映画の手法ならではの感動を味わうことができます。実際、なかなかにスリリングで面白かったです。でも、その一方で、映画ってもともとこういうもんなんだよな---もともと時間進行を無視した“断片”が撮影されて、それを「編集して」作り上げられるのが、映画、なんだよな---という点で、何だかダマされてるような、実は大した手法ではないんじゃないかといような、そんな気もしちゃうのです。映画に新しい表現方法を持ち込んだわけでも何でもなく、映画がもともと持つ要素を逆手にとっただけの「やったもん勝ち」のような。発展性のない一発アイデア、のような。まあしかし、このような映画がまた他の映画に影響を与え、いずれ大きな花を咲かせちゃったりすることもあるのでしょうし、ここはあまり目くじら立てずに・・・
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-10 15:22:20)
12.どのシーンを切り取っても絵になる
くまさんさん [地上波(字幕)] 7点(2008-01-16 02:12:16)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 200人
平均点数 6.28点
000.00%
110.50%
231.50%
363.00%
42412.00%
53015.00%
63819.00%
75125.50%
82814.00%
9147.00%
1052.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.26点 Review15人
2 ストーリー評価 6.59点 Review27人
3 鑑賞後の後味 6.30点 Review26人
4 音楽評価 6.05点 Review20人
5 感泣評価 5.05点 Review18人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
主演女優賞ナオミ・ワッツ候補(ノミネート) 
助演男優賞ベニチオ・デル・トロ候補(ノミネート) 

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