4.この映画を観た時、蜷川実花の撮る写真の世界観に似ているな、と思った。彼女とソフィア・コッポラ、この2人が表現するものには共通した何かがあるような気がする。女の子というのは、可愛くて、不可思議で、ずるく、残酷な生き物なんだよ、そう言われているような感じ。自殺することで、永遠にその美しさと処女性を男の子達の記憶の中に残す。それはやっぱり、残酷なことだと思う。 だって、男の子達は成長し、老いていくのだから。 【ひのと】さん 9点(2004-05-16 13:42:06)
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3.これは「少女の為の映画」ではない。むしろR25にすべき映画。十代頃、危うさを持っていたけれど、今はすっかり図太くなった女性たちの心にこそ滲みる映画だと思う。これを論じて自殺の是非とか、命の重さとかいうのはナンセンスだ。「少女たちがどこまでも美しい」ということだけに意味があるのだから。現役十代の女の子たちに見せるのは、とてつもなく危険だろう。ソフィア・コッポラは凄い。ゴットファーザーの娘という気負いがあったろうに、これだけ繊細で独自の世界観を築けるのは凄い。フィールドで、一人目覚めたラックスが、ぎこちなく靴を履くシーンとか、秀逸。応援したい女性監督の筆頭。キルスティンは他のどの映画よりも可愛いし、ジョシュも滑稽だけど、とてもハマっていた。好きだなぁ、この映画。 【ともとも】さん 9点(2004-01-20 10:03:12)
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2.みなさん評価低いんですね。自殺の理由をはっきり描かないで、雰囲気を残したかったんだと私は思うんですけど・・ 【ジャンジャン】さん 9点(2002-02-19 13:06:34)
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1.『インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア』からのファンの彼女の成長がとても嬉しかったし、独特の美しい映像が、私は気に入りました。好きなシーンがいくつかあり、即DVDを購入しました。細かい疑問点なんて気になりませんでした。何故、自殺したのか…は間違っていたとしても私なりに解釈しました。 【キルスティン】さん 9点(2001-05-09 18:31:58)
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