映画『ビッグ・フィッシュ』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ビッグ・フィッシュ

[ビッグフィッシュ]
Big Fish
2003年上映時間:125分
平均点:7.55 / 10(Review 375人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-05-15)
ドラマコメディアドベンチャーファンタジー小説の映画化
新規登録(2004-02-17)【c r a z yガール★】さん
タイトル情報更新(2024-11-12)【TERU】さん
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監督ティム・バートン
キャストユアン・マクレガー(男優)若き日のエドワード・ブルーム
アルバート・フィニー(男優)エドワード・ブルーム
ビリー・クラダップ(男優)ウィル・ブルーム
ジェシカ・ラング(女優)サンドラ・ブルーム
アリソン・ローマン(女優)若き日のサンドラ・ブルーム
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)ジェニファー・ヒル/魔女
ミッシー・パイル(女優)ミルドレッド
スティーヴ・ブシェミ(男優)ノザー・ウィンズロー
ダニー・デヴィート(男優)エーモス・キャロウェイ
ロバート・ギローム(男優)ドクター・ベネット
マリオン・コティヤール(女優)ジョセフィーン
ダニエル・ウォレス(男優)教授
マシュー・マグローリー(男優)カール
ディープ・ロイ(男優)エージェント
森川智之若き日のエドワード・ブルーム(日本語吹き替え版)
石田太郎エドワード・ブルーム(日本語吹き替え版)
平田広明ウィル・ブルーム(日本語吹き替え版)
唐沢潤サンドラ・ブルーム(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】ジェニファー・ヒル/魔女(日本語吹き替え版)
宝亀克寿カール(日本語吹き替え版)
檀臣幸ノザー・ウィンズロー(日本語吹き替え版)
大川透(日本語吹き替え版)
寺田はるひ(日本語吹き替え版)
伊井篤史(日本語吹き替え版)
原作ダニエル・ウォレス「ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり」(河出書房新社)
脚本ジョン・オーガスト
音楽ダニー・エルフマン
編曲ジェフ・アトマジアン
スティーヴ・バーテック
挿入曲パール・ジャム「時間<とき>のたびびと (“Man of the Hour”) 」
エルヴィス・プレスリー"All Shook Up"
撮影フィリップ・ルースロ
デヴィッド・ノリス〔撮影〕(カメラオペレーター:ウェスカムカメラ)
製作ブルース・コーエン
リチャード・D・ザナック
ダン・ジンクス
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮アーン・シュミット
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクスタン・ウィンストン・スタジオ
特撮ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
スタン・ウィンストン・スタジオ(アニマトロニクス)
スタン・ウィンストン(特殊効果監督)
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
ナンシー・ハイ(セット装飾)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装コリーン・アトウッド
編集クリス・レベンゾン
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
あらすじ
大きな魚の伝説、洞窟の巨人、桃源郷に住む桂冠詩人、ベトナム生まれの美人のシャム双子、妻となる女性との出会い・・・。子供の頃に聞かされた父エドワードの脈絡のない英雄譚の身の上話を、成人した息子ウィルは信じてはいなかった。しかし父の病状悪化の知らせを受け、ウィルは妊娠中の妻を伴って勤務地のパリからアメリカ南部の実家へと急ぐ。そこでウィルは母親と妻の協力を得て、ベトナム戦争時代に青春を送った父の人生の全容をジクソーパズルを解くようにつかんでいく。古き良き、そして危険な時代への懐古に満ちた美しい作品。
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💬口コミ一覧(9点検索) [全部]

49.映画っていうのは所詮がホラ話なんですね。そりゃもう巧妙なホラ話。それをリアルに見せれば見せるほど人は満足したりするんです。不思議なことに。そうすると、「この映画は真実に迫っている!」なんて杓子定規な評価が出たりしまして、これは映画っちゅうものの成り立ちからしてそういう傾向があるから、仕方のないことなのかもしれませんけど。映画のジャンルを問わず、ドキュメンタリーであろうが何であろうが凡そ人が撮るものには必ず演出ってものが付いてまわるもんだし、言ってみりゃあ、それは思い込みとヤラセの世界ですよ。映画ってものはそもそもそういう了解のもとに観るべきものなんじゃないのかって僕は思うんですけどね。ホラ話だって、そこに夢や希望が感じられれば十分に幸せを与えられるんです。ということで、ティムバートンの「ビッグフィッシュ」っちゅう映画なんですけど、これが実に大らかでいい作品ですね。クソ面白くもないエピソードを延々と見せられてつまらんという評価もあるみたいですけど、あのつまらん(?)ディテールがラストに大団円となるところが「蒲田行進曲」的な映画愛だとしたら、僕がほんとに評価したいのは、そっちのつまらんディテールの方でして、あれこそがティムバートンなりのささやかな日常への賛歌なのだと思いますよ。映画もホラ話も、大風呂敷な夢や希望があるのはいいけど、それが日常に繋がる「誠実さ」もなくっちゃね。その観せ方には十分なリアリティがあったような気がしますよ、この映画は。実は親父も自分と同じ弱さを抱えたひとりの人間なんだって、この「自分が存在することの原理」みたいなものを認めなければ、本当の意味で自分が親父を赦し、自分を自分として認めることはできないんです。映画の中の息子と同様に、観ている僕たちが知らず知らずのうちにそのことを了解してしまう、そういう父子にとっての現実的な物語でもあるんです。
onomichiさん 9点(2004-06-19 11:36:35)
👍 1
48.ネタバレ ティムバートンの作品の中で、一番好きな作品になりました。
父と息子という関係にとても弱いわたしは、最初のシーンからもう涙が・・・。
途中はずっと心に温かい何かがあふれていて、観ている間中幸せな気分になれました。
哀しい涙ではなく、心が揺さぶられるでてくる涙というのはいいものですね。
musamusaさん 9点(2004-06-19 12:33:09)
47.ティム・バートンは妖精のようなおっさんだ。凄い。
モチキチさん 9点(2004-06-21 06:04:18)
👍 2
46.「すごく質の高い、良い映画を見た」というのが感想です。お父さんとお母さんがバスタブに浸かっているシーンが、一番好きなシーンかもしれない。あそこで一番ぐっときました。ティム・バートンのファンタジックな魔術が、人情劇と綺麗に融合することができた秀作。ジャンル的に比較されそうな名作シーザーハンズと比べても、私個人としてはこちらに軍配を上げたくなる新たな名作の登場でした。
さん 9点(2004-07-03 01:32:32)
45.ネタバレ どこか懐かしい幻影の数々に、癒される。そして最後に押し寄せる感動の波(あれはズルイ…)幸せな気分になりたい時や癒されたい時に、どうぞ。
じゃじゃ丸さん 9点(2004-08-15 02:53:47)
44.ネタバレ すごくよかった!日常を忘れられる2時間でした。なんて素敵な御伽噺。かなりおすすめです。「いい人生だったね」のコピー作った人も素敵ネッ!見終わった後、いい人生だったねウンウン、と思わず言いたくなってしまうもん。サーカス小屋の時間が止まるシーン素敵!お花を敷き詰めてプロポーズ無敵!お父さんとお母さんがお風呂につかるシーンetc・・写真集を見てるのかと思うくらい美しい映像てんこ盛りでした。両親に2人一緒にみてほしいんで、ビデオ借りてきてあげようかな。・・そうそう!私が映画館でものすごく号泣しているときティッシュをくれた横のおじいさんありがとうございました!。。ああっすごくいい一日だった(^^)
マミゴスチンさん 9点(2004-08-28 08:35:22)
👍 1
43.かなりじーんとする作品でした。父親が言っていた、「びっくりするような最後」ってこういうことだったんだー。家族を大切にしなきゃなぁ。
neozeonさん 9点(2004-09-12 14:49:44)
42.ポップコーンが手に当たって落ちるシーンが大好きです。スゲーいい作品と思われます。でも好き嫌いがはっきりしそう!!
はりマンさん 9点(2004-10-29 22:52:03)
41.好きです。そんなに期待していなかったのですが、かなり私にはツボでした。
一面の水仙のシーンが素敵。最後のウィルの話もすごく好きでした。自分でもどこからどこまでがリアルなのか空想なのかわからないような不思議な気持ちで観終えました。
もう一度観たい作品です。
ckeruさん 9点(2004-11-06 21:54:29)
40.まず前半の30分を見て、これは絶対に名作になると思った。もちろんその思いは本当でした。なぜなら、エドワードの話すお伽話がとても丁寧に、綺麗に描かれていたからです。お伽話で、現実には有り得そうも無いけど、映像が美しくて、素敵で、まるで夢のような世界で、それでいてあざとくなくて。エドワードが、大声でサンドラにプロポーズするシーンと、スイセンの花畑のシーンは、この映画で最も好きなシーンです。今、俺は自分の人生を「平凡で、刺激が無くて、単調な人生」としか考えていない。しかし、誰の人生にも「至福の瞬間」があり、誰の人生も「お伽話」になり得るんだよということ。それは「人生なんて、まるでお伽話さ。」というキャッチコピーからも分かる、真実なのである。エドワードのように、夢と、愛と、希望に満ちた人生を送る事が出来たら、そして最高に幸せな最期を送る事が出来たら、どんなに幸せだろうと思います・・。ただ、それまでがすごく素晴らしかっただけに、最後の葬式のシーンはやはり蛇足だったように思う。もし、エドワードの最期での空想のシーンで終わったとしたら、最高に良い映画だったのかもしれませんが。惜しい!
ポール婆宝勉(わいけー)さん 9点(2004-11-08 23:00:33)
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39.ネタバレ 現実世界での親父の葬式のシーンで、ホラだと思っていた昔話に出てきた登場人物達が多少、イメージとは違うものの画面いっぱいに登場した時には胸がいっぱいになりました。皆、彼のことが好きだったんだよなぁ。そしてなかなか素直になれなかった彼の息子もまた。そんな愛すべきオヤジさんに一言贈りたい。「いい人生だったね。」と。
ライヒマンさん 9点(2004-11-14 00:40:50)
38.ほとんど家に帰らず、子供の面倒も見ず、いつも夢見がちで、何度も同じ話を繰り返す。こんな男と結婚するなんてまっぴらゴメンだ!・・・と思ったけれど、そんな想いはバスタブのシーンで吹っ飛んだ。
サンドラは今もなおエドワードに恋している。
ああ、なんて素敵なんだろう。
あたしはエドワードブルームの妻になりたい。
ぽめさん 9点(2004-11-24 14:36:58)
37.人生は平凡なんだけど、空想くらい楽しいほうがいいじゃないですか。子供のころには楽しめた架空の話も、大人になればサムイもの。あまり接点の持てなかった父親が子供を楽しませるために話し続ける架空の話。すっかり冷めた大人になってしまった私も十分楽しめるものでした。
バチケンさん 9点(2004-12-05 17:29:27)
36.医師が語った「息子が産まれた日の父の本当の行動」で、それまでティム・バートンが私たちに見せてくれていた夢物語は終わり、「現実」の窮屈さや虚無感が私たち観客を包む。このホラ話だらけの父親を見ながら、かつて小説家太宰治が「自分が明るい時ほど暗い小説を、暗い気分の時ほど前向きで明るい小説を書く。」と語っていた事を思い出した。きっと、父は営業周りで各地を飛び回り、苦労して疲れ果てる自分の姿など家族に見せたくなかったのだろう。息子にも、余り現実に捉われすぎず、自由な発想で生きてほしかったのだろう。その思いが、自分が死ぬ間際にやっと息子に届いて、、父は幸せな顔をして逝った。息子は父親の本当の姿を知った上で、その死に際を自分のホラ話で彩った・・・中盤でも何箇所か涙腺を突いてくるシーンはあったが、この辺りからはもう涙が止まらなかった。もうじき父親になる息子も、きっと辛い顔を見せずに子供と接していくのだろうと思うと、「父が話となってずっと生きていく」という息子のラストの一言に、希望を見出せた思いだった。ぜひたくさんの人に、このティム・バートンの描き出した優しさを感じて欲しいと願いつつ、2004年(に見た映画の)マイベストの作品に9点。
woodさん 9点(2004-12-12 21:06:26)
👍 1
35.う~ん。ほのぼのしててとても良い一作でした。まさに思い立ったが吉日生活!ってモットーがあるみたいで、後先考えずただ自分の意思で行動することは後々で結果の良し悪し関係無く「思い出深い一時」として残るんでしょうね。
J.ギリガンさん 9点(2004-12-13 23:05:50)
34.ネタバレ とにかく、楽しかった。法螺話があそこまでいくと気持ちよく笑える。
それでいてずっとストーリーに温かさが漂う。
ラストシーンは、もし死ぬ時に皆が見送ってくれたらというようないい場面でしたが、
感動してしまった。多くの人と係わった。法螺話で笑っていたのに、爽やかな涙が。
かなりオススメできる映画でした。
ボビーKさん 9点(2004-12-19 22:56:39)
33.観ていない人が居たら、是非お薦めしたい映画リストに追加しました。【20130315】後から気が付きましたが、家族愛ものが弱点である私に直撃だったんですね。
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 9点(2005-01-02 13:15:27)
32.ネタバレ 感動系の現実的なストーリー展開かと思っていたら、意外に回想シーンとかファンタジーのような不思議な世界観を持った作りでおもしろかったです。最期を迎えようとしている父に対し息子が話し掛ける場面、けっこう泣かせてくれます。息子も空想話をすることで自分の父親の今までを認めそれに倣ったわけです。人に幸せを与えるような作り話は大いに歓迎って感じで。私は変わった死に方をするという父の言った事も息子の話した内容と照らし合わせればうなずけます。しかも父の話はただの空想や作り話ではなかったと教えてくれるラストもいいですね。巨人や団長、そして詩人や双子。ちょっと話を大きく膨らませる部分はあったようですが。でも単純に妻に一途で人の為に頑張るいい人ですよ。それがおいおい分かってくという作り方がニクい部分もありますが、心温まる素晴らしい作品でした。
カーマインTypeⅡさん 9点(2005-01-16 18:01:39)
31.ネタバレ 有る程度の理解力が必要な作品ですね。父親の突飛な夢話は、実際に彼が体験した話しに空想的(ファンタジー)な尾鰭を付け加えているものである。母親の「全てが作り話ではないのよ」という言葉や、息子が浮気相手と勘違いした女性の話は以外と重要な意味を持っています。父親の語る突飛な部分(ファンタジー)を除けば、形は違えど息子に語った夢物語と同じ意味合いを持つ人生を歩んでいたのです。だから、沢山の人が彼を慕って葬儀に参列したのです。
しかし、これを単なる“作り話”や“夢物語”として片づけてしまう人には感動も何も無いだろう。正に物語り序盤の息子状態ですね。まぁ、そんな鈍感な人は少ないのですが・・・。
おはようジングルさん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-19 14:01:57)
👍 1
30.観客が期待する以上の物を見せようとあっちへこっちへとブレる事無く、バートンは”俺流”映画を見せてくれるので本当に素晴らしいお気に入りの監督です。今後もどんどん夢に溢れた映画を見せて欲しい。映像的に全編クライマックスなのと、お話自体も起伏に富んだ物ではないので間延びした感があるかな。点数とは関係ないけど、何が残念かって一番やって欲しくない人が字幕担当な事...。バートン作品には関わって欲しくないな。
リンさん 9点(2005-02-16 03:50:03)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 375人
平均点数 7.55点
010.27%
110.27%
230.80%
392.40%
4112.93%
5308.00%
64311.47%
76417.07%
88221.87%
96918.40%
106216.53%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.70点 Review47人
2 ストーリー評価 8.41点 Review85人
3 鑑賞後の後味 8.86点 Review91人
4 音楽評価 7.67点 Review62人
5 感泣評価 8.43点 Review85人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作曲賞(ドラマ)ダニー・エルフマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞アルバート・フィニー候補(ノミネート) 
作曲賞ダニー・エルフマン候補(ノミネート) 
主題歌賞エディ・ヴェダー候補(ノミネート)"Man Of The Hour"

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