29.合戦シーンは史上最大。 しかし人数こそ多くて壮観だったが戦いは平凡。 やってることは凄いんだけど、引いて観てしまった。 細かいカット割りで、必要以上に揺れるカメラでごまかしながら見せる合戦はもういいって感じ。 ドラマも引き込まれて熱くなるほどの重厚さは無かった。 ブラピも微妙、この程度ででいいんでしょうか、彼は。 これもやっぱり未公開シーン45分くらい入ったスペシャルエクステンデッドエディションが出るのかな。 出れば観てもいいけど、そのままならもういいかな。 【Beretta】さん 6点(2004-06-07 02:21:43) |
28.戦闘シーンは迫力に欠ける。スピード感がなく、みていて退屈。日本のチャンバラモノや香港カンフーの方が上だ。ストーリーも平凡・単純、かつ登場人物各々を取り上げているためブラピへの焦点が弱く、平坦。よってブラピの存在感が薄くなってしまっている。もっとブラピ中心で製作してもよかったのでは?私がイチバン関心もったのはブラピ軍団のチームワーク&結束力。一見自由奔放でワガママに見えるアキレスだが、部下達には忠誠心があり、かなりのリーダシップを発揮していると思われる。アキレスのリーダシップや人間的魅力、アキレスについていく部下達の心情等、アキレスとその部下達の人物像を掘り下げた作品にすれば、内容の濃いものになったと思う。 |
27.ホメロスはすべて読破したクチなので、それなりに厳しい目をもって鑑賞しましたが、想像以上に良い出来でした。原作では悪女だったヘレンや、軽佻浮薄極まりないパリスがずいぶん美化されているきらいはありますが、それらの改変すべてがうまい具合にマッチし、非常に入り込みやすく、純粋なエンターテイメントとして生まれ変わっています。とにかくテンポが良いことも好印象です。原作の無駄なシーンや登場人物を排し、必要最小限の素材だけを抽出しています。私的には大満足の一本でした。 【K】さん 9点(2004-06-05 21:47:55) |
《改行表示》 26.すみません。あまり肌に合いませんでした。ファンの方には申し訳ないのですが、アキレス。苦手です(笑)や!かっこいいですが!国のためじゃなく名を残すために戦争をするという姿勢、理解はできても今イチ好きではないですねー…。伝説のトロイ戦争という題材ゆえか、私個人としてはこう素直に英雄が見たかった、というのもありまして…。そうなるとヘクトルの男ぐあいも手伝って、ずっと「どうにかトロイが勝ってくれねぇかなあ」と思ったりしてました(無理だから)。不評なパリス(笑)も、私はそんなに嫌いじゃないですね。愚かですが愛は本物で。 戦闘のシーン、アキレスVSヘクトルのシーンなどはさすがです!圧巻。でも惜しいなあと思うのはやはり人間が描き足らないことですね。パリスとヘレンの愛がうすっぺら!もっと、一国を危うくする価値があるんですぜこの愛は!を前面に出して描いてほしかったです。アキレスも描写不足な気がします。心情の変化がわかりにくい…;; 総評としては、あまり「英雄」とか「伝説」とか求めて見ない方がいいかもしれないですね。めっっちゃ胸クソ悪い思いをします。ええ。 【40円】さん 6点(2004-06-05 21:36:24) |
25.ストーリー的には6点くらい.あとは,ブラピの肉体と全体のスケール感で+1点.ヘクトルとの一騎打ちも良かったです.パリスのアーチャーはご愛敬ということで・・・ 【マー君】さん 7点(2004-06-05 21:12:05) |
《改行表示》 24.ペーターゼン監督にしては路線が変わったような印象で、その点は期待外れでしたが、あえて抑え目の仕上がりはマル。 しかし愛を語りすぎ、貫きすぎた感もあり、もうちょっと冒険活劇を強調して欲しかったかなとも。 更なるマッチョに進化したブラピは見事。 殺陣に使用した武具は実際に相当な重さであったとTVでも紹介されていました。 ピーター・オトゥールを活かし切れていないが、彼の存在感が辛うじて作品を救っているかも知れない。女優陣にオーラが少ないのも残念。 【白狼】さん 6点(2004-06-05 15:29:19) |
23.周囲の評価がイマイチだったので、ある程度のがっかり感は覚悟していたんですが、その予想をはるかに裏切ってくれました。最強の戦士と言われながらも、どこか孤独で不器用なアキレス。ブラピは結構役にハマっていたと思います。弟を絶体絶命的ピンチから守り、妻子を深く愛し、最後まで勇敢に闘った「男」のヘクトル。この二人の1on1に息を呑む緊張感を覚えました。その他様々な人物がいて、皆、自分にとって何が大切なものかを知っている。「名誉」や「家族」「恋人」など・・・。だからこの映画には完全は「悪者」はいない気さえします。アキレスとブリセウスの恋も切ない、切ない、切ない。観ても損はしない映画です。 【めい】さん 8点(2004-06-05 11:58:38) |
22.3000年前はこんなに美男美女が多かったのだろうか?美しく作られ過ぎている感は否めないが、戦闘シーンは圧巻。遺体を引き取りにくるプリモアスには感動。エンドクレジットの挿入歌は場違い。歴史のお勉強にも最適。以上。 【つむじ風】さん 7点(2004-06-04 01:51:33) |
21.いい話だったなあ、感動した。というよりは、ブラピかっこ良かったなあ、エリック・バナ凄い筋肉。という印象の方が強い作品。 【イナセ】さん 7点(2004-06-03 21:35:28) |
20.トロイ製作決定の知らせを聞いてからどれだけ待ったことか。久々に自分の興味のある時代の歴史スペクタクルで、監督はペーターゼン、主演はブラピと全てが私が望む通りのものです。プレミアも試写会もチケットが手に入らなかったので先行レイトの一発目をド真ん中で観てやりました。期待通りの出来に満足です。ブラピの肉体美も凄かった、この映画に賭ける意気込みが伝わってきました。最近某映画雑誌で“4年間はまだ何とかやれるが、そのあとは新しい俳優にこういう役を譲る”って言ってたのが気になります。もうあの肉体美は観れないのか!? 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-03 01:32:53) |
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19.ストーリー的には不満だが、カッコ良かったので良し。 【kasumi】さん 6点(2004-06-03 01:14:41) |
18.アキレスとヘクトルの闘いかっちょええ。筋肉と筋肉のぶつかり合い、男のタイマン勝負って迫力があって良いね。またそれぞれの衣装がかっこいい。雰囲気バッチリです。オーランドブルームは、すっかり弓のイメージが固着しちゃいましたね。次はロビンフッドか? 【tantan】さん 8点(2004-06-02 22:52:21) |
17.映像の迫力は最高。戦闘シーンは圧巻の一言につきる。ブラピは同性から見てもカッコいい。しかし、ストーリーが・・・。戦闘シーンを始めとする映像の迫力とストーリーが調和していない。もう少しストーリーがしっかりとしていれば、かなり良い作品となったと思うのだが・・・。最後のシーン、オーランド・ブルームがパリスからレゴラスに変わったのは笑ってしまった。 【ポンクー】さん 6点(2004-06-02 21:19:29) |
16.今まで再現不可能だったトロイ戦争というものを巨大なスケールかつ、CGに頼り過ぎない手法で上手く描いた秀作映画。前半は題名が示すようにトロくて(笑)退屈でしたが、後半の怒涛のアクションシーンが本当に凄まじい。圧巻的な迫力のトロイの木馬、アキレスvsへクトルの超絶なバトルシーン、燃やされるトロイの街並みシーンなど観る者を必ず圧倒させることだろう。また男性陣の俳優がとても魅力的なところも素晴らしい。『フルモンティ』ばりのムキムキムキ肉体美大爆発のブラッド・ピット、ブラピ様を食ちゃいそうな存在感あふれる兄貴:エリック・バナ、「あれ?意外に弱いのね・・・ガックシ!LOTRやパイレーツの男気はいずこ??」な弟のオーランド・ブルーム。この3人はカッコいいだけでなく、演技も出来ることを改めて証明しましたね!あと、脇役ながら光るショーン・ビーンなどの演技も良かったですね。ただ女性陣はイマイチで物足りなさを感じました。残念です!とはいえ全体的に見るとまあ合格です。監督、キャスト、関係者の皆様の努力に心から拍手を送ります。♪パチパチパチ・・・ 【ピルグリム】さん 8点(2004-06-01 23:30:29) |
15.トロイの木馬ウイルスはここからきたんですね。 【たま】さん 7点(2004-06-01 16:14:24) (笑:1票) |
14.途中で30分ほど寝ても話の流れは追える親切設計な映画。 【海野やよい】さん 5点(2004-05-31 21:49:38) (笑:1票) |
13.話の展開に無理がありすぎる。かといってそれを補うだけの戦闘の見せ場もあまりない。そんでもって、トロイの木馬ははっきり言って力不足。正直がっかりな作品でした。2回目観たいとは思わない映画。 【珈琲時間】さん 5点(2004-05-31 20:34:30) |
《改行表示》 12.満を持して登場した、男たちの超大型スペクタクル英雄叙事詩。 乾いたギリシアの大地、地平線まで覆い尽くす黒い軍勢。大地を揺るがす足音、槍と盾のぶつかり合う金属音、馬の嘶き、男たちの叫び声。二つの津波がぶつかり合う時、そこに生じる史上最大の戦い。兵士と兵士が、剣と剣が、怒りと怒りが、魂と魂が衝突を繰り返す。そして残るのは死体と血と涙と嘆き。その全てが、全てが俺の”男ゴコロ”を揺さぶり狂わすんだ。 原作に登場するワガママな神の要素をほぼ消した事で、神話が史劇に生まれ変わった。圧倒的な映像のパワー、そしてパワー。女たちは華麗に咲き誇り、男たちはその美しい花を守るため、無惨にも愚かにただ散ってゆく。俺たちは格好良く生きるために闘うんじゃない。格好良く死ぬために闘うんだ。トロイア戦争で燃え尽きた英雄たちの魂が、燻ること無く三千年後のスクリーンで再び炎を上げる。その赤い残像が、俺の黒い瞳孔に宿り続けていく。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-05-29 15:17:04) (良:2票) |
《改行表示》 11.伝説的な戦士アキレスを主人公とした映画を撮ることになった時、ペ-タ-ゼン監督には、かつてフリッツ・ラング監督が映画化した『ニーベルンゲン』二部作のことが脳裏に浮かばなかったんだろうか…。あの第一部『ジーグフリード』において、竜の血を浴び不死となった主人公は、確か一枚の葉が背中に付いていた部分だけが不死身ではなかった。ちょうど、アキレスにおける“アキレス腱”のように…。 ラングはその後、ナチス・ドイツ政権下のドイツからアメリカへと亡命する。そしてハリウッドの「御用監督」として、娯楽映画を撮りまくったのだった。同様にペーターゼンも、(亡命じゃないけれど)ドイツからアメリカに招かれ、エンターテインメント大作の監督として重宝がられている。しかし、彼の前作『パーフェクトストーム』には、間違いなく〈運命〉というものへのゲルマン民族的(!)な感受性というか、眼差しがあったとぼくは信じているのだ。それが、あの映画を現代における《叙事詩》的なるものを、奇蹟のように実現してみせたのだと。…人は、どんなに抗おうとも自然(=神)の前に破れ去る。しかし、その抗う姿にこそ人間の「偉大さ」があることを描き、称えるのが《叙事詩》なのだから。 だからペーターゼンが、ホメロスの神話的叙事詩を映画化すると聞いて「やっぱり!」と期待していたのだったけれど… たぶん、「エンターテインメント」としては申し分のない映画ではあるんだろう。ブラッド・ピットは文句なしにカッコいいし、エリック・バナは儲け役だし、ローランド・ブルームだって損な役回りを懸命に演じているし。戦闘シーンも、どこまでがCGなのかぼくなんかには判断がつかないほど精巧で、スケール感において大したものだ。しかし、それだけのことだ。一瞬でもラングの名前を思い浮かべ、『ニーベルンゲン』を重ねようとした自分が、ひたすらバカだった… 見終わってその期待が、「やっぱり…」という嘆息に変わったことを、ここにご報告しておきます。映画が悪いというんじゃなく、ぼくが悪いんだろうけど。…嗚呼ペーターゼン 、本当にアンタは“この程度”のカントクなのか? 【やましんの巻】さん 5点(2004-05-28 13:50:10) (良:2票) |
10.正直、それほど賭けてたワケではない期待と、作品の出来とが上手く噛み合って、ほどほどにお値ごろ感のある作品でした。要は大した作品じゃぁないな、ってことなんですけど。古き良き時代のハリウッドお家芸的歴史物超大作の流れとして見れば、今の技術でもう1度これをやってくれるというのは楽しいことではある。原作が書かれたのが3000年近く前ということで、ストーリーがあまりにも陳腐なのは仕方がないし、それを敢えてベタベタのまんまやっちゃったペーターゼン監督の無欲さに感涙。やっぱりこの人、壮大なスケール感だけで食べているだけのことはあって、それなりに壮大なスケール感だけはある。つまるところ、当代きっての色男であるブラピが、ハンサムなだけじゃなくてカラダも素晴らしく運動神経も抜群であるぞ、というだけの映画なんだけど、しっかりアキレス腱を射ぬかれるシーンなんかもうギャグとしか思えずすっかり爆笑してしまった。冴えていたのはヘクトル役を演じたエリック・バナ。「ブラックホーク・ダウン」でも一人輝いていたが、彼のいかにも知的な風貌に違和感すら感じられるマッチョな肉体のアンビバレンスは今後、かなりの需要が見込まれる。残念ながらトロイのヘレンにもう一つ華が足りないとか、中盤までの大戦争スペクタクルに比べて肝心のクライマックスがイマイチ地味だったりとか、言い出したらキリがないけどまあまあ楽しめる普通のアクション史劇だったのではないかと思う。心配していたブラピの(カン高い)声も、本編ではちゃんとイコライザー+リバーヴ処理されており、さほどの違和感はなかったです。あと、エリック・バナとサフロン・バローズの夫婦役って、あまりにも似合いすぎてて洒落んなってないと思いました。戦争映画好きにはまあまあ楽しめる作品だったと思います。 【anemone】さん 7点(2004-05-28 00:29:49) |